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現在クルーグマンミクロ(P350)を読んでおり、本書の問題で
(問題)
「他の条件一定として以下の問題の労働需要曲線のシフトについて、市場賃金率、労働投入量がどう変化するか説明しなさい。
 B) 乱獲のため商業漁業者の漁獲量が減少する。この減少は、漁師の労働需要に影響を及ぼす。」

(解答)「一日の漁獲量が減少するということは、この産業の労働の限界性産物が低下するということだしたがって限界性産物の価値曲線が下にシフトし均衡賃金率と均衡労働投入量はともに低下する」

質問が2つあります。
まず第一に、生産関数F(L、K、?)を用いてこの場合限界性産物が低下していることを漁獲量の減少前と減少後で、限界性産物逓減の条件を用いて限界性産物が低下していることを式で示すにはどのようにしたらいいんでしょうか?減少前と減少後で生産関数の何の変数が変化したのか、よくわからなくて困ってます。

第二に、問題文中に「他の条件は一定とありますがこの問題と同じ条件の問題Aでは財市場における価格の変化を考慮に入れて考えてますので本問題でも考慮するものとすれば、(もしかしたら考慮していないのかも)魚の供給量が減れば財市場において均衡価格は上昇し、均衡数量は減少するので
 VMPL=P×MPL でPは上昇して、数量減少効果で限界性産物逓減によりMPLは上昇するため、VMPLは上方にシフトするのではないかと思うんですが、答えは真逆で???ってかんじです。
 
 どなたかお詳しい方是非ともご教示ください。宜しくお願いします

A 回答 (1件)

> 生産関数F(L、K、?)を用いてこの場合限界性産物が低下していることを漁獲量の減少前と減少後で、限界性産物逓減の条件を用いて限界性産物が低下していることを式で示すにはどのようにしたらいいんでしょうか?



生産関数自体が変化しています。
たとえばコブダグラス型として
減少前 y = A1 L^α K^(1-α)
減少後 y = A2 L^α K^(1-α)
のようにして、A1 > A2 とするのが素直です。

たとえば減少後、同じ量 y を確保するためには、K が固定とすれば、限界生産物逓減の法則から簡単に労働の限界生産性が下がっていることがわかると思います。


> 第二に、問題文中に「他の条件は一定とありますがこの問題と同じ条件の問題Aでは財市場における価格の変化を考慮に入れて考えてますので本問題でも考慮するものとすれば、(もしかしたら考慮していないのかも)魚の供給量が減れば財市場において均衡価格は上昇し、均衡数量は減少するのでVMPL=P×MPL でPは上昇して、数量減少効果で限界性産物逓減によりMPLは上昇するため、VMPLは上方にシフトするのではないかと思うんですが、答えは真逆で???ってかんじです。

魚に関しての価格支配力がほとんどない、または需要の価格弾力性が小さい、ということだと思います。簡単化のために、量が減少したことによる価格の上昇はない、としているものと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。
何度も回答していただきまことに感謝しております。
内容を理解するのにいろいろと調べたりしてたもので…
しかし、おかげで内容は理解できました。
ありがとうございました

お礼日時:2009/08/01 21:56

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