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おはようございます。お世話になります。

私は現在、うつ状態と不安神経症で休職をしています。

原因は、同僚(男性)の“嫉妬”による“モラルハラスメント”でした。
彼は、他にも自分のプライドを傷付けた(彼が自分で勝手に傷付いたのですが)後輩に、毎日恫喝まがいのことをして結局その後輩は退職しました。

「モラハラ」について調べているうちに、彼はアダルトチルドレンらしく、自己愛性人格障害気味だという事が分かりました。
いい事は全て自分の手柄、トラブルがあればお前達がちゃんとやらないからだ!と言う態度でした。

ところが、最近私自身もACではないかという事に気付きました。
(現在は、主治医(心療内科)の勧めでカウンセリングにも通っています)
私は彼とは正反対で、なにか不都合があれば「私がちゃんと見ていなかったからだ」と、自分を責める傾向にありました。

ACは「親の愛情不足」が原因だと聞いていますが、同じACでもこのような正反対の人間ができてしまうのは何故でしょうか?

もし出来れば、専門家の方の詳しいご意見がお聞きしたいです。

A 回答 (2件)

>同じACでもこのような正反対の人間ができてしまうのは何故でしょうか?


例えば、ここに、「親の愛情不足な子供」がいたとします。すると、「俺は愛されていない」と感じた子がとる態度は、極論すると、大きくふたつに別れます。「愛情を抑圧する子」と、「愛情を前面に押し出す子」が誕生します。(勿論、その中間の考えを持った子もいますので、誤解のないように。)

前者は、愛情というものに対して否定的な心(愛情の抑圧)が作用しますから、愛情に関すること全般に反応が鈍くなり、やがて、いっさい感情を無視するようになります。感情を無視しだすと、結果、つまり、何が出来たかという業績しか残りません。途中経過は、関係ありません。極端な結果主義ですね。「俺は、いつも結果を出すためだけに(感情を抜きにして)頑張っている」けど、「お前たちは、くだらないことに(相手に対して)気を使いすぎるんだ。」みたいな感覚だと思われます。そして、物事の結果を「人のせい」にする傾向が強くなるようです。

後者は、愛情不足というものを肌で感じていますので、「私は愛情に飢えている」という感情を言葉や態度で表すようになり、好きになる人は、愛に対する意識の強い人に引かれる傾向が見られます。「自分は親以上の愛情を築き上げるのだ」という感覚でしょうか。そして、出来なければ、「自分のせいなんだ」という傾向が強くなるようです。

概略、お分かり頂けるかと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません。
大変分かりやすいご説明、ありがとうございました。

私と元同僚は、前者と後者をモザイクにして組み立て直したような「相性ばっちりの被害者と加害者」だったようです。

「根拠のない自尊心で、自分のすごさを回りにアピールしたい彼」、一方「自尊心が欠乏していて、周りの人がいくら賞賛してくれても自分に自信を持てない私」
彼にとって私は格好の獲物ですよね。(笑)

現在は、職場も離れ、客観的に彼のことを見られるので「かわいそうな人」としか思いません。
でも「自己愛性タイプ」の人達は、往々にして周りの人間に迷惑をかけるので、私自身が落ち着いて来た今、「なんで?」という生来の好奇心がわいて来たので質問してみました。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/02 07:05

AC自体きちんとした定義があるわけじゃなし、性格的に正反対になっても不思議はない。


ACと一口に言っても、いろいろなタイプがありますから。
また、親の愛情不足といっても、それ以外の要素は、個々人によってまるで違うはず。
友人関係や、兄弟や祖父母等との関係など。
愛情をいっぱいに受けていても、外でいじめにあっていれば、その人はACに見えることもありますしね。

なおAC=自己愛性人格障害じゃありません。
そもそもACは精神医学的な考えじゃないですから。
その人個々人の症状や、心理テスト等によってはじめて、人格障害などの診断名がつくのであって、専門医でもない限り、そう簡単に病気かどうかの判断はつきません。

この回答への補足

お返事が遅くなって申し訳ありません。

ACが医学的にははっきり認められていないことは、勿論知っています。
私の主治医(心療内科)は私が「私はACのようです」と言ったら、「それは心の問題だからカウンセリング受けて下さい」と言われましたから。

AC=自己愛性人格障害とは思っていません。むしろ、逆だと思っています。
自己愛性...の人はACである可能性が高いと思うのです。
子供の頃、「もっと親に構って欲しかった、寂しかった。」という思いが、大人になって噴出したのだと思います。
で、持ってもいない自分の能力を上司にアピールすることで、自己満足を得ていた。
けれど、そこに能力がある上に(本当はこう言うことを言うのはとても嫌いです)自虐的で、目標達成の為なら何者をも厭わない私が現れて、その上司にとって自分が一番ではなくなってしまった。
それで「モラハラ」が始まった。
そう考えるのが一番自然だと思います。

上司のいないところでは、他の同僚、後輩にも理不尽な理屈をこねて迷惑をかけていましたから。

だって「AC=自己愛性...」だったら、私は当てはまらないですよね?
私は「自己愛」などと言うものにはほとんど縁がなく、覚えている限りでは、親に褒められた記憶がほとんどありません。
どちらかと言うと、何か度に嗜められるのが普通でした。
自己肯定感がなく、何かある度に自分を責めていました。
どちらかと言えば、「境界例」に近いと思いますが。
でも、それでも私もACの一種です。
タイプ別分析でも当てはまるパターンがありました。

私は、彼の「周りの人間が認めてくれないのは、周りが低能だからだ」と言う考えに行き着いてしまう心理が知りたいのです。
私にはとても理解できません。

でも、以前に何かの本で、そう言う類いの人はそう思い込まなければ精神が破綻してしまうと言ったことが書いてありました。
そういった「偽の自尊心」がなくなってしまうと、人間の精神は崩壊するのでしょうか????

補足日時:2009/08/01 05:16
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