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- 回答日時:
十二の巻は初心者でも栽培が比較的に楽な多肉植物ですが、何処が悪い
かと言われれば全てが悪いとしか言えません。
まず置き場所ですが、年間を通して日当たりの良く風通しの良い場所に
置く事が大切です。今の置き場所は明るい場所で午前中に少しだけ光線
が当たるようですから、これでは十二の巻が必要とする光線量が不足し
てしまいます。暑さや乾燥には強いのですが、蒸し暑さと暑い事は違い
ますから、屋外の風通しの良い場所に移動させて下さい。
水遣りですが、1週間に1度と言う方法は栽培をする上で行ってはいけ
ない方法になります。これを機械的水遣りと言い、植物の事を一切考え
ないで自分が決めた日に決めた量の水を与える事を言います。
多肉植物が自生する地域では、乾季が続く日が長くて水分が欲しくても
雨期が来るまで我慢しなければいけません。そのため葉や茎や根などに
水分が蓄えられる機能を持っていて、雨期が来るまでの間は蓄えた水分
を少しつづ使い生き延びようとします。日本は自生地より雨が多いので
水分の補給は心配しなくて大丈夫なのですが、あなたのように1週間に
1度の水遣りをされては、その内に根腐れを起こして枯れてしまう事も
あります。あなたは喉が乾いていないのに、人に勧められて無理やりに
飲むと吐き出してしまいますよね。それと同じと考えて下さい。
基本的な水遣りは、鉢土(鉢に入っている全ての土の事)が乾いたら、
更に4日から1週間経ってから水遣りを行います。その時に鉢底穴から
水が十分に流れ出るまで与え、鉢皿に溜まった水は直ぐに捨てます。
蒸し暑いからと扇風機で風を送るのは止めて下さい。植物には自然の風
が最も好ましいです。人工的な風を当てると、風邪をひきますよ。
生長期(活動を活発にしている時期)は4~9月で、それ以外の時期は
休眠期(微妙ですが活動をしていますが、生長期に比べると活動が鈍く
て、養分は全く必要とせず水分も多くは必要としない時期)です。
肥料は生長期の間だけ与え、2ヶ月に1回ほど緩効性化成肥料を少量だ
け与えて下さい。
植替えは生長期の間に行い、サボテンと多肉植物の土を使います。
鉢から十二の巻を抜いて、鉢底穴に防虫ネットを敷き用土を少し入れ、
株を入れてから周囲に用土を入れます。鉢土の量は現在の量で構いませ
ん。植えかえたら直に水遣りをせず、明るい日陰に置き風通しが良い所
に1週間から10日ほど置きます。1週間から10日経ったら鉢底から
水が十分に流れ出るまで与えます。これを生長期の間に行います。
休眠期は1ヶ月に1~2回で水遣りをし、乾燥気味に管理をします。
この回答へのお礼
お礼日時:2009/08/28 07:14
お返事が遅れまして申し訳ありません
詳しい説明ありがとうございます。
参考にさせていただきます
別件の質問にもご回答いただきありがとうございました。
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