プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日、子どもが金魚すくいで和金を一匹もらってきました。せっかくなので大切に飼いたいと思い、飼い方を調べてから水槽セットを買いに行きました。自宅には大きめの容器やバケツなどもなかった為、急いで広い入れ物にうつしてあげないと酸素不足になってしまうだろうと考え、水槽に立ち上げに時間がかかるという事も知らずにいました。
水槽と同時にもう一匹流金をペットショップで購入し、水槽と金魚を同時に購入するのは間違いだという事をその時知りました。
でも既に買ってしまった後だったので、仕方ないのでできるだけ金魚にショックが少ない方法で飼おうと思い、試行錯誤して様子を見ていたのですが、今朝和金の方の尾びれに白い点々が見つかりました。(水槽に入れて4日目です)
元気はあるのですが、白点病ではないかと思い、最前の治療法を探しています。

今の条件は、
30センチの水槽に2匹。水はカルキ抜き剤で処理済み。水温は27度ほど。
砂利、水草、投げ込み式フィルターを設置。
水槽を立ち上げてすぐに金魚を入れざるを得なかったので、バクテリア液を購入して入れていました。
2匹とも、飼い始めてからエサは一回もあげていません。(4-5日目になります)
金魚すくいの方の金魚は、2日間塩浴をさせてから元気そうなのを見て水槽に入れました。
買ってきた流金と同様、水槽にうつす際は水ならしをしました。
2日に1回水を20%ほど取り替えてます。
エサはあげないでいたのですが、水草が入っているのでそれをたまに食べているようです。

和金の方はとても元気ですが、流金の方はじっとしている事も多く、元気に泳いでいるのは1日に2,3時間くらいです。
それもエサを食べていない為なのかと思っていました。

今回白点が出たのは元気な和金(金魚すくい)の方です。

この場合、和金のみを隔離して薬浴させるべきか、、水槽の中に薬を入れるべきか迷っています。
水槽は立ち上げたばかりなので、ろ剤にもまだバクテリアは繁殖していない状態だと思います。薬を水槽に入れた場合、水槽内を全部洗う必要がありますか?その場合、またバクテリアのいない状態の水槽に金魚を戻す事になりますが大丈夫ですか?

また、水槽から2匹を出して薬浴させた場合もやはり水槽の水は汚染されていると考えて全部取り替えるべきでしょうか。

薬浴中はエサをあげないとききましたが、すでに絶食させて5日ほどたちます。金魚すくいの金魚の方は、うちにくる前からエサを食べていないのかもしれないと思うと、今から治療している間さらに絶食させて平気かどうか心配です。

いろいろとあってすみませんが、詳しいかたのアドバイスをお願い致します。

A 回答 (2件)

> この場合、和金のみを隔離して薬浴させるべきか、、水槽の中に薬を入れるべきか迷っています。


・白点病は、寄生虫(ウオノカイセンチュウ)病です。
水槽内は、白点虫の卵、幼生、成虫がウヨウヨしています。
そして、寄生先の金魚を求めて幼生が漂っています。

> 水槽は立ち上げたばかりなので、ろ剤にもまだバクテリアは繁殖していない状態だと思います。薬を水槽に入れた場合、水槽内を全部洗う必要がありますか?その場合、またバクテリアのいない状態の水槽に金魚を戻す事になりますが大丈夫ですか?
・白点病の特効薬は「マラカイトグリーン製剤」です。
マラカイトグリーン製剤は、濾過バクテリア、水草に被害を及ぼすことはありません。
従いまして、水槽を洗う必要はありません。

> 薬浴中はエサをあげないとききましたが、すでに絶食させて5日ほどたちます。金魚すくいの金魚の方は、うちにくる前からエサを食べていないのかもしれないと思うと、今から治療している間さらに絶食させて平気かどうか心配です。
・マラカイトグリーンによる治療期間は14日間です。
当然、餌を与えて構いません。

治療の前に、、、
現在使用中の「投げ込みフィルター」に、活性炭は使用されていますか?
一般的な「投げ込みフィルター」には使用されていないと思いますが、、、
活性炭は、薬効成分を吸着するため、薬剤の効果が消失します。
活性炭を使用している投げ込みフィルターは薬浴には使用できません。

・白点病治療にはマラカイトグリーン製剤が特効薬です。
http://www.rakuten.co.jp/biotop-jp/102179/186856 …
http://www.rakuten.co.jp/biotop-jp/102179/186856 …

白点虫(ウオノカイセンチュウ)の生涯寿命は10日ほど。
白点虫が魚体を離れシスト化するために水中を漂う時期と、再寄生するためにシストを離れ水中を漂う時期にマラカイトグリーンの効果があります。
このサイクルが5日ほどで繰り返されます。
マラカイトグリーンは水中を漂う白点虫だけに効果があります。
マラカイトグリーンによる治療は、10~15日間、集中的に薬浴し白点虫の繁殖、世代交代を断ち切り、親虫の寿命が尽きることにより完了します。
*親虫を殺す薬はありません。

・治療方法
【1】半水量の換水。
【2】マラカイトグリーン製剤は、直接、本水槽へ投入します。
【3】マラカイトグリーン製剤の薬効期間は3日間ほど。
3日で、ほぼ全量が分解され効果は失われます。
従いまして、治療期間中は、3日間隔で半水量の換水を行います。
【4】換水のたびに追薬します。
追薬量は、1/2換水量に対し少し濃い目の125%から150%程のマラカイトグリーン製剤を溶かし込みます。
【5】治療期間は10~14日間です。
魚体がキレイなったからと、すぐに治療を中止すると再発の可能性があります。
マラカイトグリーン剤は魚毒性があるため、規定濃度で30日以上の長期治療は出来ません。
濾過器の中に、白点虫のシストが作られやすいため、濾過器も回したままにします。

注意点
1・マラカイトグリーン製剤は光分解します。
→治療中の照明は普段より減らすか、消します。
2・一度に1/2の換水を行うと、急激に水質が変化してしまいます。
→新薬水の投入は、数回に分けて、2時間くらい掛け、魚にショックを与えないように行います。

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございます。
非常に丁寧に教えて頂きとても参考になりました。

>現在使用中の「投げ込みフィルター」に、活性炭は使用されていますか?
使用されていません。

ちょうど返答を読む前に、ペットショップへ行きマラカイトグリーンを購入してきました。お店の方にもいろいろ教わりましたが、x530さんと全く同じような事をおっしゃっていました。

追加でお尋ねしたい点があるのですが、
>→新薬水の投入は、数回に分けて、2時間くらい掛け、魚にショックを与えないように行います。
この換水の方法についてなのですが、
・まず水を1/2抜く
・新しい水を少しづつ、2時間くらいかけて加えていく。
という事で良いでしょうか。
その間、水槽の水の量が少ない状態になると思いますが、水の量がある程度ないと作動しない外掛けフィルターも使用しています。
これは切っておけば良いという事になりますか。
その間は、投げ込み式のフィルターのみ作動しておけば良いでしょうか。

また、
>濾過器の中に、白点虫のシストが作られやすいため、濾過器も回したままにします。
シストというのは何の事でしょうか。
投げ込み式の濾過器はエアポンプの音がうるさいので、夜間は消したりしています。そして外掛けフィルターのみにしています。
濾過器が水中にあるのに作動させていないのはこの場合問題ありますか。

補足日時:2009/07/30 21:11
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No.1です。


> >→新薬水の投入は、数回に分けて、2時間くらい掛け、魚にショックを与えないように行います。
> この換水の方法についてなのですが、

・初回の投薬。
マズ、最初に、薬を投入する前に、1/2量の換水を行います。
その後、規定量のマラカイトグリーン剤を本水槽へ投入します。

薬剤の投入方法は、規定量の1/4を投入。
30分程度、魚を休める。
薬剤の投入方法は、規定量の1/4を投入。
30分程度、魚を休める。
薬剤の投入方法は、規定量の1/4を投入。
30分程度、魚を休める。
薬剤の投入方法は、規定量の1/4を投入。

2時間程度かけて、ゆっくり薬剤の濃度を規定量まで濃くします。

・2回目以降の投薬。
薬の効果は3日間です。
3日目に、換水を行います。
1/2量の水槽水を抜き取ります。
カルキ抜きした水道水に、先にマラカイトグリーン剤を溶かして薬水を作っておきます。
この薬水を水槽へゆっくり、時間をかけて投入します。

> その間、水槽の水の量が少ない状態になると思いますが、水の量がある程度ないと作動しない外掛けフィルターも使用しています。
> これは切っておけば良いという事になりますか。
> その間は、投げ込み式のフィルターのみ作動しておけば良いでしょうか。

フィルターは「投げ込みフィルター」と「外掛けフィルター」の2台ですね。
外掛けフィルターは電源OFFで構いません。
投げ込みフィルターだけで大丈夫です。

外掛けフィルターは「濾過ボード」の内部に必ず活性炭とゼオライトが入っています。
治療中は、外掛けフィルターの「濾過ボード」は取り外します。

> シストというのは何の事でしょうか。
・白点虫の幼生の集団(塊)です。
幼生同士が集まり、巣を作っているイメージです。
この、塊が底砂や濾過器など水槽内の至る所に、繁殖しています。

> 投げ込み式の濾過器はエアポンプの音がうるさいので、夜間は消したりしています。そして外掛けフィルターのみにしています。
> 濾過器が水中にあるのに作動させていないのはこの場合問題ありますか。

・外掛けフィルターは、エアリング能力があるので、エアポンプを停止しても構いません。
ですが、高水温では飼育水中の残有酸素量が減少します。
夏場だけは、積極的にエアリングを行うことをオススメします。

エアポンプは、エアクランプを使用することにより静音運転が可能です。
エアクランプをチューブの間に挟み、エアポンプの吐出し量を30%程度絞ることで、驚くほど静かになります。
http://avel.gt.shopserve.jp/SHOP/1300005653.html

最後に、、、
白点虫などの寄生虫や病原菌は、様々な理由で水槽内に持ち込まれます。
ただ、寄生虫や病原菌が爆繁殖する条件を作らなければ、、、
そして、魚が健やかに暮らし、免疫力が高い状態を維持できれば、、、
魚が病気になることはありません。
そして、菌類を繁殖させない基本は、定期的な換水が一番です。
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この回答へのお礼

新薬水の投入方法、詳しく解説して頂きありがとうございます。
エアクランプの存在も教えて頂いて助かりました。そういうものがあるのですね。
外掛けフィルター、確かによく説明書を見たら「トリプル濾過」と書いてあって、薬剤も濾過してしまうような事が書いてありました‥。
気づかずに数時間稼働させていましたが、様子を見て薬を追加投入して治療していこうと思います。

おっしゃる通り、今後は魚が病気にならないように環境を整えていってあげたいです。初心者ですが今回はとても良い勉強になりました。
金魚は今のところとても元気です。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/07/30 23:44

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