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イーサーネットコンバーターのマルチクライアント機能について、
技術的な興味からお聞きします。
バッファローの「WLI2-TX1-AG54」という機種を持っています。現在はファームウェア-アップデートしてマルチクライアント機能が利用出来ます。以前はスイッチングハブをつなぎ数台PCをつないで利用しておりました。普通に問題なく利用出来ましたが、直接ル-ターとつながっているPCとのファイル共有がたまにうまくいかないことがあり、また、lanケーブルを引いて直接つなぐことが出来るようになったので、現在はノートPCをシングルクライアントで、たまにつなぐくらいです。
ただ最近になって、離れたところに数台PCをおきたいと考え、マルチクライアント仕様のイーサーネットコンバーターについて調べているところです。
そこで、このマルチクライアント機能についてお聞きしたいのですが、
バッファローの最近の機種を見ても、

マルチクライアント時に使用するMACアドレスが
 1.イーサーネットコンバーターのアドレス
 2.最初に通信した有線機器のアドレス
の、2つから選べるようになっていますが、
「接続機器の固有のMACアドレス」という項目はありません。

イーサーネットコンバーターをマルチクライアントで利用した場合、ネットワークでは、イーサーネットコンバーターに接続した機器のMACアドレスの認識については、イーサーネットコンバーターに接続した全ての機器の「接続機器の固有のMACアドレス」とすることは、不可能なのでしょうか? また、それを設定できる機種はないのでしょうか?

現在、DHCPサーバーの設定で MACアドレスに対して手動でIPアドレスを割り当てていますので、ちょっと不都合かなと感じています。

詳しい方、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

> イーサーネットコンバーターに接続した全ての機器の「接続機器の固有のMACアドレス」とすることは、不可能なのでしょうか?



それは不可能です。
「イーサネットコンバータ」と呼ばれる種類の機器は、ネットワーク的には1台の無線LAN子機として動作しますので、
コンバータに複数の機器を繋いだ場合でも、
無線LAN親機および親機側のLANから見えるネットワーク機器はあくまで「イーサネットコンバータ」1台だけであって、その先に繋がった各機器はまったく見えません。

その上で、マルチクライアント機能では、コンバータ側の複数の有線LAN機器に対し、無線側との通信を適宜振り分けるような機能を実現しています。

無線LAN子機は、1台につき1つのMACアドレスしか持てませんから、そのため、マルチクライアント機能を使っても、無線親機側から見ると全ての子機側機器が一つのMACアドレスで通信していることになります。

いわゆる「ブロードバンドルーター」では、WAN側から見ると1つのIPアドレスを、その下のLAN機器で共有している、といったことになっていますが、
「マルチクライアント対応イーサネットコンバータ」では、それと同じことをMACアドレスレベルで実現しているわけです。

> また、それを設定できる機種はないのでしょうか?

イーサネットコンバータのような「無線LAN子機」を使うのではなく、
アクセスポイント間通信によって「無線LANの親機同士をつなぐ」ようにすれば可能です。
ただし、その場合、親機が双方とも、そういった相互接続機能である「WDS」に対応した製品である必要があります。
http://buffalo.jp/qa/wireless/make/wireless-46_1 …
http://www.iodata.jp/support/product/wnapgr/wnap …
http://www.corega.co.jp/product/navi/wds/lan01.htm
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この回答へのお礼

ものすごく、明快なお答えで、感激です。
「WDS対応のアクセスポイント間通信」にしないといけないんですね。
よくわかりました。本当にありがとうございます。感謝いたします。

お礼日時:2009/08/02 11:33

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