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 弥生時代、卑弥呼は中国に使いを送って金印をもらったと、日本史の授業で習いました。

 そこで疑問なのですが、卑弥呼の使いはどうやって、中国の人とコミュニケーションをとったのでしょうか?

 弥生時代に中国語が分かる日本人がいたのでしょうか?
 それとも、当時の中国に日本語が分かる人がいたのでしょうか?
 いたとしたら、それはどんな人種なのでしょうか?

 弥生時代に詳しい方、教えてください。お願いします。

A 回答 (10件)

卑弥呼の時代は3世紀頃ですが、それ以前に「漢倭奴国王」に見られるように1~2世紀にも中国大陸の王朝と交流があった訳ですから当然、通訳が派遣された・若しくは中国大陸からの使者の言葉を理解する者がは邪馬台国にいたと考える方が順当でしょう。


(中国語→日本語ではなく中国語→朝鮮語→日本語という風に間に他の国語が入った可能性もありますが)

「漢倭奴国王」が示すように中国大陸「漢」の時代では日本以外にも周辺の諸国へ使いを出し、また朝貢も得ておりました。
中国大陸であっても現在の中国よりも狭い地域が中国本土で周辺には通訳がいないと会話にならなかった地域もありましたでしょう。
モンゴル・インド方面への交易もありましたから
漢朝政府は多くの言語を理解できる体制も整えていたかと思います。
その中に日本語(邪馬台国の言葉)、若しくは日本と深い交流のある朝鮮半島諸国の言葉の通訳技術を持った役人がいたのではないでしょうか。

また、多くの中国文化・技術が少しづつではありますが日本列島にも流れ込んできます。
文化・技術と共にそれを伝える人達も日本へやってきたのでしょうね。
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この回答へのお礼

返事遅くなりました。回答ありがとうございます。

当時の中国には、他の民族の言語を受け入れる体制が整っていたのですね。

でかい国は、懐も深いですね。

お礼日時:2003/04/16 00:01

参考にどうぞ。


日本書紀には、雄略天皇の頃(古墳時代になるのかな)に日本語を話す中国人・朝鮮人の通訳がいたことが書かれているそうです。

卑弥呼の頃はどうなんだろう。
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この回答へのお礼

返事遅くなりました。回答ありがとございます。


>日本書紀には、雄略天皇の頃(古墳時代になるのかな)に日本語を話す中国人・朝鮮人の通訳がいたことが書かれているそうです。

古墳時代には通訳は存在していたのですね。弥生時代はどうなんでしょうね。

みなさんの回答を読むと、通訳がいたと考えるのが自然な気がします。

お礼日時:2003/04/15 23:55

 北九州には朝鮮半島から移住して来て、朝鮮の言葉を理解する人が多くいましたし、朝鮮には中国の宮廷に出入りしたり、交易するために中国の言葉や漢文を知っている人が多くいました。

卑弥呼の使いは朝鮮の言葉を理解できる日本の人と朝鮮に行き、そこで、中国の言葉や礼儀作法を知っている現地政府関係者と一緒に行ったものと理解しています。
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この回答へのお礼

返事遅くなりました。回答ありがとうございます。

朝鮮の人間が、仲介役になっていたのですね。なるほど、確かに地理的にも日本と中国の間ですからね。

お礼日時:2003/04/15 23:49

 通訳は言葉の誕生とともに生まれたと思います。

言葉が違う以上、みぶりてぶりなどでコミュニケーションをとらなければなりませんし、その結果、両方の言葉の違いを理解すればそれが通訳ですよね。赤ちゃんが周囲の人間の言葉遣いや態度から言葉を覚えていくのも、通訳の誕生と同じことです。

 世界最古の翻訳文や辞書は紀元前数千年前までさかのぼりますが、現存している、そして発見された文書がその程度であるというだけで、通訳自体はそれより遙かに古くからいるでしょう。それに比べれば、卑弥呼の時代など、つい最近の出来事といえると思います。
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この回答へのお礼

返事遅くなりました。回答ありがとうございます。


>それに比べれば、卑弥呼の時代など、つい最近の出来事といえると思います。

翻訳や通訳は、かなりの昔からあるのですね。参考になります。

お礼日時:2003/04/15 23:44

本で読んだ話ですが、遣唐使の船には、中国語はもちろん、琉球語、奄美語などの通訳者も乗せて行ったそうです。

当時の航海技術が未熟で、とんでもない所に流れ着いてしまうこともあったため、いろんな言葉の通訳者が必要だったようです。
弥生時代となると、遣唐使の時代よりもはるか前ですが、やはり通訳者は(専業ではないにしても)いたのではないでしょうか。全くの想像ですが、身振り手振りだけでコミュニケーションできたとは考えられませんので。
それから、その時代には、日本国内でも通訳が必要だったのではないでしょうか。今でさえ、本物の津軽弁や薩摩弁を通訳なしでわかる人は(地元の人を別にすれば)少ないのですから、当時はなおさら、ちょっと遠いところの言葉でも通じなかったと思います。
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この回答へのお礼

返事遅くなりました。回答ありがとうございます。

>それから、その時代には、日本国内でも通訳が必要だったのではないでしょうか。

そうですね、明治に共通語が制定されるまで、地方のが違いで、たくさん苦労があったみたいですね。

お礼日時:2003/04/15 23:37

三国志東夷伝で卑弥呼について報告されたのが3世紀後半で、


実際卑弥呼が存在した可能性があるのはおそらく3世紀前~中期頃だと思います
当時、アジアで、先進国といえば中国ですから、現代の英語のような感覚で(当時の)中国語は使われていたと思われます
さらに、当時、日本語といっても、書き言葉は全て中国語(漢語)でした
(400年以上あとに書かれた古事記・日本書紀なども漢語です)
したがって、当時の為政者達は必須条件として、ある程度漢語を操れる必要がありました

当時、朝鮮半島を経由して戦争を逃れた中国・朝鮮の難民が日本列島にやって来て”てひと”と呼ばれるテクノクラートとして存在していたらしい証拠がありますので、その人達から学んだものと思います
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この回答へのお礼

 返事遅くなりました。回答ありがとうございます。
 具体的で、詳しい回答に感謝します。大変に参考になります。

 

お礼日時:2003/04/15 23:23

私の想像ですが、中国からの漂流者やその逆の人が、両方の言葉を話していたのでは。

それか弥生人は、もともと大陸から来たという説もありますので、共通の言語を話していたのかもしれないし。縄文人には、無かった技術を弥生人が、使っていたので、両方の可能性があるのでは、ないでしょうか?
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この回答へのお礼

  返事遅くなりました。回答ありがとうございます。

 >それか弥生人は、もともと大陸から来たという説もありますので、共通の言語を話していたのかもしれないし。

 弥生時代は、私たちが使っている日本語も古代に比べれば、変化しているので、弥生時代の日本語は、中国語と共通の部分があったのかもしれませんね。

 

お礼日時:2003/04/15 07:47

どちらかというと、日本語のわかる中国人がいた


という方が正しいような気がします。

そのころから、中国から日本に渡ってきている人たちも
沢山いたでしょうし、未開の種族に対してはそちらの言語に
あわせられる人がいたと考えたほうが、正しいと思います
逆も、少数ですが、いたはずですけどね...
卑弥呼の使いも渡来人だったかもしれません。
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この回答へのお礼

  返事遅くなりました。回答ありがとうございます。

お礼日時:2003/04/15 07:39

 別に弥生時代に詳しいわけではないんですが(^^ゞ。



 九州地方と中国ってのは、比較的近いですよね。

 当時も、舟に乗って魚をとる漁業(といっては言いすぎかな)に近いことをしていた人がいたと思うんですよ。

 で、この人たちが何らかの原因(例えば嵐などで難破→漂流とか)によって、九州に流れ着くこともあったのではないかと思うんです。

 こういう人や彼らの子孫などが、流れ着いた先の土地で暮らしていく上で、その土地の言葉を覚え、結果として通訳的な役割を果たすようになった。

 --ってのはどうですかねぇ。例えばジョン万次郎みたいな感じで。
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この回答へのお礼

  返事遅くなりました。回答ありがとうございます。

 >こういう人や彼らの子孫などが、流れ着いた先の土地で暮らしていく上で、その土地の言葉を覚え、結果として通訳的な役割を果たすようになった。

ありそうな話しですね。資料などの、裏づけがないので、想像の域を超えませんけど。
 可能性は、高いような気がします。

お礼日時:2003/04/15 07:36

素人です。

私も疑問に思っていました(^^
が、当時は今のように文字に頼っていませんでしたよね。
弥生人の耳の能力は現代人とは比べ物にならないほど
高かったのではないでしょうか。
それで耳から入った中国語も容易に聞いてわかるようになったのでは?
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この回答へのお礼

返事遅くなりました。回答ありがとうございます。
 昔の人は、耳が良かったのかもしれませんね。
 ただ、聞き取り能力が高いのと、コミュニケーショオン能力全般が高いとは言い切れないかもしれませんが・・・

お礼日時:2003/04/15 07:22

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