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日本語には言い回しが沢山ありますよね。例えば「悲しい」だと「悲哀」や「悲嘆」、「悲痛」…などなど。悲しい状態はそのままでも微妙に意味が違います。様々な表現があるから日本語は豊かなのでしょうが、英語だとこれらは“sad”で済まされてしまいますよね…。なのに日本では何故こんなに沢山の語が生まれたのでしょうか。回答お願いします!

A 回答 (5件)

英語でも、色々な種類の悲しみをあらわす単語があります。



sadという単語は、それらの単語の中の最も基本的なもので、
子供も、悲しみを表す単語としてこれを一番最初に覚えます。
基本単語だけでも会話は成り立ちますが、やはり微妙な表現の差異があるので、他の言葉も知っておくと深い会話が出来ると思います。
他には、grief, sorrow, woe, lament, mourning など。
ただ、日本語の単語とは、カバーする範囲が完全一致しないとは思います。

言語学的には、その言語を使用する民族にとって馴染み深いものであるほど、それに関連する語彙が豊かであると言われています。

たとえば、日本には魚の種類を表す言葉が多いです。
出世魚といって、一種類の魚の成長の度合いによって別の名前をもっていたりもします。

私はカナダ在住ですが、イヌイット(氷雪地帯に主に在住)の言語では、雪や氷を表す言葉が非常に多いそうです。
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すでによい解答がつきましたが別の観点から見てみましょう。



日本語はやまと言葉に外国語(漢語、漢語経由の他の言語など)が加わって豊かになっています。やまと言葉では「かなしい」「ものがなしい」「うらがなしい」がありますが、要するに悲しいだけです。
悲哀、悲嘆、悲痛、悲運、悲願、悲恋、悲劇、悲憤などは漢語か漢語を真似てわが国で作られた言葉です。

同様に英語を始めとする欧米語でも自国語+ラテン語、ギリシャ語、フランス語なので豊かな表現(教養も表す)が出来上がっています。

No1の方がご指摘の通り、表現の豊かさは民族の生活文化、精神世界などによって変わってきます。 日本語が豊かな表現に富むのではなく、ある分野で日本語は豊かな表現を持つに過ぎません。各言語が豊かな部分と貧弱な部分を持つので単純比較しても意味がありません。 我々は「波が荒い、静か」或いは「牛、馬、羊」などと簡単にいいますが民族によっては波の状態をより細かに表現する必要があり、牧畜に生きる人々にとって家畜には雌雄、年令、毛色があるので「牛」だけでは不十分となります。

各言語を比較する場合、その言語に精通(生活体験も含め)し、民族固有の言葉と外来語を知る必要もあります。
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日本人だから日本語の表現を多めに知っているだけですね。


既にあるように他の言語でもたくさんの言い回しがあります。
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言葉の目的が違います。

外国語は、用件を伝える目的だけです。だから自分の意見を、正確に伝えるために、合理的、論理的になります。日本語は、用件を伝える目的と、情緒を発生させる目的があります。用件と情緒は、両立しないので、用件があいまいになります。情緒がなぜ必要かというと、情緒が人を癒し、人を育て、社会を調和に導くからです。だから日本の伝統文化は、情緒を追求しています。また世界中で、日本人だけ、思考行動パターンの基準が、情緒です。外国はアメリカでも、中国でも、論理思考で、自己表現です。だから日本語や和風文化は、人の心を、癒す力があります。

この回答への補足

なるほど。日本人は情緒的ですか…。そういう意味では特殊(?)な文化を持った国なんですかね。では、何故日本人は情緒的になったんでしょうか?

補足日時:2009/09/14 00:28
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日本人が、情緒思考になったのは、日本語が、特殊な言語だからです。

外国語は、アメリカでも、中国語でも、子音、リズム、アクセントを強調するので、脳が刺激されて、自己表現は強くなるが、脳が思考するので、逆に情緒は無いです。おまけに母音が弱いです。日本語は、子音、アクセント、リズムが弱いので、自己表現が弱く、脳の思考も弱いです。そして母音を強調するので、母音の時、脳の思考が休み、脳波がアルファ波なり、情緒が交流します。この様に、脳の思考と情緒は、対立していて、正反対の関係です。音楽でもリズム、アクセント、言葉が強いと、自己表現は強調出来るが、脳を刺激するので、逆に情緒は減少します。だから日本の邦楽の声楽は、情緒を多くするために、母音を過剰に伸ばす、コブシが多いです。雅楽、平家物語の語り、能の謡、浄瑠璃節、義太夫節、浪速節、長唄、民謡、演歌、詩吟、など、逆にリズムは弱いので、脳が休みます。だから音楽の表現は、リズムの自己表現を選ぶか、母音の情緒を選ぶかです。脳の論理思考は、ストレスですが、情緒は、人の心を癒し、人を育て、社会を調和に導きます。幸い日本の伝統文化、和風文化は、脳を休めて、自然の情緒、心の癒しを、目的にしています。日本画、浮世絵、能、歌舞伎、日舞、茶道、華道、文楽、落語、俳句、和歌、源氏物語、などです。日本人は、情緒に目覚めて、日本語と、和風文化で、心を癒しましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2009/09/23 01:01

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