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文庫版「四日間の奇跡」(浅倉卓弥)の解説に次のように書かれています。
「物語の核になる仕掛けが、ある人気作家の先行作品とほとんど同一のものだったのだ」
この人気作家の先行作品というのが知りたいのですが、どなたかご存知ないでしょうか?

ひょっとして「体の交換」っていうのが仕掛けだと言っているとすると『転校生』が思い浮かびますが・・・、それでは弱点とまで言う書評には視野の狭ささえ疑います。何せ「夢オチ」や「実は主人公が犯人」などよく使われる手は幾らでもありますが、それは「道具」に過ぎず、いくらでも読ませる作品があるでしょう。道具が似ている=弱点と捉えるのは度量が狭い気がするので、私の想像にはなりますがおそらく道具とその『使われ方』まで似ている作品ではないかと思っています。

考えすぎかな?道具+使われ方として読み比べてみたいという気持の表れかも知れません。

A 回答 (1件)

私は東野圭吾さんの『秘密』に仕掛けが似ているかな、と思いました。


交通事故にあい亡くなった妻の魂が、生き残った娘に宿ってしまった、というもので、父親が妻と娘という間で揺れ動く、というようなものです。

ただ、それがあるからと言って、欠点であるとは私も感じませんでした。味わいなども違いましたし。
『四日間の奇蹟』の場合、『このミステリーがすごい!』大賞というミステリーの新人賞の受賞作だけに、仕掛け、トリックというもののオリジナリティが一つの評価の基準になります。そのため、弱点というような言葉が出てしまうところもあるのかな、という風に理解しています。
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この回答へのお礼

東野圭吾さんの『秘密』ですか。興味湧いてきました。
東野圭吾さんは後輩に『さまよう刃』を紹介してもらったのですが(最近、映画化されたのかな)正直内容が重そうで手を出せずにいたところです。

>交通事故にあい亡くなった妻の魂が、生き残った娘に宿ってしまった、というもので、父親が妻と娘という間で揺れ動く、というようなものです。

『死』と『魂が宿る』という所で確かに似てますね。
味わいなども違うとおっしゃっている所からも読んでみたくなりました。

>『四日間の奇蹟』の場合、『このミステリーがすごい!』大賞というミステリーの新人賞の受賞作だけに、仕掛け、トリックというもののオリジナリティが一つの評価の基準になります。そのため、弱点というような言葉が出てしまうところもあるのかな、という風に理解しています。

なるほど良く分かりました。有益な情報をありがとうございました。
もう少し質問を受け付けたままにしますが、ポイントを付けさせて頂きます。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 00:17

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