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家庭菜園をしています。ミニトマトが終わったのでひいたところ、根に瘤がありました。支柱や鳥よけのきゅうりネットがそのままなので、その後に、きぬさややモロッコのような豆科の植物を育てようとおもっています。

根こぶ病かなと思ったのですが、普通によく収穫できましたし、トマトには根こぶ病はないらしいので、原因がよくわかりません。トマトは去年も同じ場所でした。こぼれた種から発芽したので、今年はそのまま育ててみました。なので連作障害かなとも思いますが、多少皮が固いくらいで、弊害はなかったです。

豆科の根粒菌というのは窒素分の固定に役立つとありますが、どういう意味でしょうか。このまま播種しても大丈夫ですか。

A 回答 (2件)

ネコブセンチュウの被害を受けています。



ネコブ病はアブラナ科に寄生するネコブカビと言う
バクテリアによる病気でトマトのコブとは別の物です。

ネコブセンチュウは連作すると多発しやすいので連作障害とされますが、
感染する植物は幅広く連作しなくても発生します。
ネコブセンチュウにも種類があり、それぞれ好んで寄生するものと
寄生しないものがありますが、どのセンチュウにやられているかは顕微鏡で見ないと分かりません。
また、2種類以上に寄生されることもあるので、サツマイモネコブだろうから
イチゴなら大丈夫だろうと思ってもダメだったりします。

連作でなくても何らかの対策をとらなければなりませんね。

無農薬なら熱湯が有効です。
マリーゴールド(フレンチが効果が高くなる)も抑制効果があります。
(強力な効果は期待できません。どちらかと言えば予防効果です。)

農薬ならボルテージ粒剤6が使いやすいと思います。
http://www.greenjapan.co.jp/boruteji_r.htm
パストリア水和剤と言う天敵農薬もあります。
これは無農薬と同じです。(ただしサツマイモネコブにしか効きません。)
http://www.sankei-chem.com/pasutoria3/top.htm

土作りを石灰窒素で行っても効果があります。

それと症状ですが、根が吸った水や養分を途中で奪われるので
成長点の成長が悪くなり、わい化してきます。
いずれ昼間に葉が萎れるようになればもうお終いです。

予防法は、肥えた土と呼ばれる土を作って、
微生物の生態系をバランス良くしてください。
しっかり堆肥を入れ、腐植を増やし、団粒構造の土を作ってもらいます。
肥料のやりすぎもバランスを崩す原因ですので気を付けます。
センチュウの天敵もしっかり増えてくれると、
簡単に繁殖しすぎる事が出来ない、中国の三国志の様な状態になります。


マメ科の根粒菌の窒素固定は、簡単に言うと空気中の窒素を根粒菌との共生によって
窒素肥料に変えて使えると言うものです。
なのでマメ科作物では窒素肥料を減らすことが出来ます。

栽培期間が長いほど根粒菌の活躍が期待できますので、
大豆なら窒素肥料なしでも良いくらいです。
エンドウの場合は残念ながら大豆ほど活躍してくれません。
本にも他の作物より少ない量で記載されています。

根粒菌はネコブセンチュウと同じようにコブが出来ますので勘違いしやすいですが、
あなたはもうネコブ被害を経験なさっているので、見れば違いは分かると思います。
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この回答へのお礼

大変詳しいご説明ありがとうございます。

ネコブセンチュウですか。驚きですが、農薬はあまり使用したくないので、
もっと被害がひどくなるようでしたら、使用したいとおもいます。

ちょっと前まで、マリーゴルドも植えていました。
来年は、石灰窒素とマリーゴールドでとりあえずの対策をしてみようと思います。
それと、連作しないことですね。

豆科の植物にも頑張ってもらいます。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/15 13:11

1番さんが回答していますがネコブセンチュウの寄生に間違い有りません。

線虫は寄生選択性があり線虫の種類により寄生する作物が違いますネコブセンチュウはトマトなどのナス科やキュウリなどのウリ科や白菜などのアブラナ科には良く寄生しますが大豆やえだまめ、エンドウなどのマメ科作物には寄生しませんのでトマトの後にきぬさやなどのマメ科作物を栽培してもネコブセンチュウの寄生は有りません。むしろネコブセンチュウの寄生を減らすこともできます。マメ科の植物でクロレタリヤという植物を栽培するとネコブセンチュウの数を減らすことができます。こぶとり草やネマキングなどの名前で種苗会社から販売されています。イネ科のギニアグラスなども同様の効果がありますが真夏が栽培期間ですので参考にしてください。マメ科作物では連作するとダイズシストセンチュウというセンチュウが大発生しますので注意してください。
根粒菌はアゾトバクターという細菌が窒素固定を行いますがきぬさやが栽培される期間は低温期になるため窒素分の補給は期待できません。高温期のダイズや枝豆で10アール当たりで約2キロから4キロ程度の窒素分の供給が期待できます。枝豆の栽培では定植時に苗の根に市販されている根粒菌を付けることがあります。
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この回答へのお礼

とっても詳しいご説明ありがとうございました。

豆科は大丈夫。むしろ減らせるというお言葉に勇気づけられました。
雨不足で成育が悪いですが、がんばってキヌサヤ育てますね。
今度は連作しないように気をつけます。

根粒菌についてはまだまだわからないところも多いです。これから勉強していきますね。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/30 12:27

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