プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

いま鬱闘病中の者です。
鬱によって何もかも奪われていくような虚しさに
さいなまれています。マイナスばかりじゃ悔しいので、
鬱にかかったことのプラス面を探しています。
経験者、克服された方で、鬱にかかってよかったと思うこと、
鬱にかかったことで得られたメリットがあったら
教えてください。

A 回答 (9件)

自分も鬱病だけでなく、体も壊し、記憶障害にもなりました。


兆候が出はじめたのが20歳ごろ、発病24歳、現在31歳です。

今は、薬もなく、ほぼ寛解状態です。

離婚や退職やいくつかの人間関係など、
見えるものはいろいろ失いました。

が、代わりに、見えないものをいろいろ得て、
最終的には、以前よりましな人間になれた気がします。

なくしたものを嘆くより、いまあるものに感謝する気持ちを得ました。

頑張りすぎずに、人にお願いして、感謝することが習慣になりました。

欲望や執着を捨て、満足する心を養いました。

長い確執の末、親との関係も、改善しつつあります。

人の痛みもよく分かるようになりました。

自分の心身との付き合い方を学ぶうちに、
それが人にも役立つようになり、
先が見えず、闇の中の時期も長かったですが、
それを抜けたら、もうパターンもつかめて、怖くないです。

以前は、競争志向の人間でした。
競争すると、たいていのことがソツなくできたからだと思います。

競争社会に、うまくのせられていたんだと思います。

競争をすて、勝ち負けをすて、優越感にすがることもやめなければいけないところにまで追い込まれたおかげで、
わたしはやっと、人と比べて、ではなく、どんな状況に合っても、自分の心が満足することが、大切なのだと分かりました。

最終的には、鬱病を得て、わたしは悟りの道を踏み出し始めました。

といってもそんな大仰なことではありませんが、本当に大切なことが何なのか、見えてきた気がします。

悟り・精神世界のブログなどをしておられる方々も、元は鬱病など、心の悩みを持っておられた方も多いです。

彼らは、(全員ではありませんが)病を得て、病と悪戦苦闘の末、人間的にグッと成長して、本質的な幸せを見出す道に進んだ人たちです。

競争社会で勝つことによる達成感や優越感ではなく、
本質的な心の平和というか、そういう世界です。つたわるといいんですが。

いまは、ほぼ常に心に平安があります。
道は長かったですし、これからも続くのですが、
今幸せなのは、逃げずに自分とまっすぐに向き合ったあの道を通ってきたからです。
だから、あれでよかったのだと今は思えます。(当時はお先真っ暗でした^^;)

心の闇の深い人、感受性の高い人ほど、自分の心の探求の道は長いはずです。
しかし、その分得るものも多いです。
そこを抜けた後は、普通の人に戻るのではなく、幸福な人なのです。

だれかを押しのけて歩く人生でもなく、
世界の片隅にひっそり生きるような人生でもなく、
愛を持って光の中を堂々と歩く人生です。

すべての経験は、無駄にはならないです。自分のためにも、人のためにも、やがて生かすときが来ます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なんだか・・涙がでてきてしまいました。
私もそんな心境にはやくなりたいです。
人とくらべない自分になりたいです。
素晴らしい回答ありがとうございました。
とっても参考になりました。

お礼日時:2009/11/02 23:25

今晩は、私も今はうつ病続行中(?)なのですが、自分の少ない経験でも参考にして頂ければ…ということで。

(通院歴3年)

☆メリット
・交友関係が広がった。(新たに人と出会える機会が作れた) 
特にリアルでのうつの友人が出来たことが大きかったですね。
・うつの人の気持ちが分かるようになった。
多少は自分でも経験しているので、こういう場等人の相談に乗れることが増えました。
・日記をつけることや自分について考えることが増えた。
自己分析とでもいうのでしょうか…。そういうものはよくやっています。効果はまだ出ていませんが…(泣)
・考え方がが少しづつ変わっていった。
これは病気に関係ないかもしれないですが、ものの見方が多少変わりました。一言でいえば経験…なのでしょうが。うつの経験は好きで出来る経験ではないので、この経験をした良かったと、臨終の時に思えれば幸いですね。

★デメリット
・無職になった
金銭面と所属のない状況になり焦りと不安に満ちました。
・恋愛が怖い
別に恋愛面で病気なった訳ではないですが、やはり若干面倒くさく、人に負担を掛けさせてしまうもの病気なので、私は彼氏を作るのが恐怖で堪りません。自分のパートナーに否定されたくもないですし、自分の好きな人なら負荷を与えたくないので。
・行動等が制限された
仕事面でも、プライベートでも中々以前のように行動出来なくなりました。(体力・気力含めて)。後は周囲の評価や見る目も変わるので、萎縮しますね。
・未来に不安
そもそも未来なんてものが全く描けないので、不安も何もないですが、生きている事が苦痛というのが日常になりました。


なんかこれだけ見ると…職なし、恋人なし…という、もう文字通りの負け組。まあ、負け組になっても人は生きていかないといけないと思えることもメリットですかね。(笑)


メリットかデメリット含めて、病気になって最も得られたものは経験と新たな出会いですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たくさんメリットを書いてくださって感謝します。
とても参考になります。
交友関係が広がる、というのはなんだか魅力的に感じます。
本当に痛みのわかる者同士の仲間ができやすいかもしれないと
思いました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/02 23:31

こんばんは。


メリットとしていえることは、仕事でそれほど無理をしなくていいと納得できたことですね。

夜中まで頑張って、自分で納得のいくものを作り上げて、回りから評価されて、実績を上げても、健康を害しては意味はありません。
「おれがやらなくては」なんて思っていましたが、休職しても職場はきちんと機能していました。
仮に休職したことによってつぶれたとしても、それはそれで自分が頑張っても同じだったかもしれないし、仕方ないことです。

普通に仕事をして、普通の実績を上げられれば、それで充分です。
それが建前ではなく、本音で思えるようになったことです。

そうは言っても、最近また頑張りすぎてきているので、仕事の効率などを見直しつつ、ほどほど主義を再確認しようと思いました。

>いま鬱闘病中の者です。

もしかして、休職などしていないんですか?
それなら休んだ方がいいですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も、無理をしなくても大丈夫なんだ、とこの頃感じつつあります。
がんばらなくても、大丈夫なんだと。
参考になりました。

お礼日時:2009/11/02 23:29

おはようございます。


メリットなんかないですよ。
ある訳ないでしょう。
そんな事考えてないで、治療に専念されて下さい。
余程の事が無いと周りからも認めてもらえませんよ。
私は、あれだけ苦労したら病気にもなるよと言う事で、認めてもらってますが、あなたはどうですか?まだまだ、「甘え」と取る人は多いですよ。
とにかくわたしの場合はメリットなんかないと言うことです。
あっ、一つだけありました、入院をすぐさせてもらえます。
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いいですねえ、マイナスばかりじゃ悔しいって。


じゃあ、いきます。

○あまりに強烈な苦痛だったため、注射くらいじゃ痛いと感じない。
○病中は芸術的感性が向上する(ゴッホが心に沁みたりする)。
○もてるようになった。
○今、メンタルな人の役に立てる。
○「今は不調だけど、優秀。ただ真面目だから・・・」と評される。
○強烈な精神修行をしたため、心の贅肉が落ちた。
○寝たきりだったので、足が細くなった。
○家族と仲良くなった。

人に優しくすることは、自分に優しくすることです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たくさんメリットがあったのですね。
参考になりました。

お礼日時:2009/11/02 23:27

うつ状態で休職中6ヶ月の者です。


良かった点は、一つですね。

ちょうど下の子が生まれ、その2ヵ月後に休職しました。
本日まで上の子の場合は仕事で見れない部分が見れて
幸せです。
自分にとって子供が日々成長するのを見ると
ほっとします。
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ひどい鬱になった身内がよく言っています。



自分はうつになってよかった
自分のことがとてもよくわかるようになり自分理解が進んだ
自分の存在など、こんなにも自分のことを考えたのは初めてだ

・・・だそう。

今、真っ只中にいたらマイナスのことばかり考えてしまうかもしれないですね。上の言葉からもわかるように、一歩立ち止まって、自分を自分で認識できるということはとても大切なことかもしれませんよ。

ちなみにその身内は、今では元気に働いています。
これからは自分が無理をしすぎないよう、自分で自分がわかるようになった今、管理できるようになってきたそうです。

どうかcake-shortさんもお身体を大切にされてくださいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私にも、「鬱になってよかったといえる日が
来てほしいです。

お礼日時:2009/11/02 23:23

鬱病で闘病中との事、私も治療継続中の経験者として、何らかの


お役に立てるのではと思い回答致します。
鬱病は質問者様が感じておられる様に、特に精神的に辛い状況に
なってしまいます。自殺願望・思考能力の極端な低下・自分自身への
責任追及等普段では考えられない位になってしまいますね。
私は鬱病から躁鬱病になって約6年間が経過していますが、質問者様
が言うメリットという表現ではなく一番辛い時期を乗り越えた者と
しての感想を列挙します。
 1.同じ病気で苦しむ方達を本当に理解し、アドバイスを出来る
   様になった事。
   治療そのものは専門医でなければ出来ませんが、経験の無い・
   まして知識の無い人には出来ない事でしょう。
 2.私の場合、躁病の発症原因は会社での人事異動(命令)が原因
   でしたが、発病後会社を辞めざるを得ない状況にされ職を辞し
   ましたが、すべての会社がそうであるとは言いませんが、この
   様な病気にかかった従業員に対して会社とはこの様な所なのか
   と経験出来た事でしょうか。(会社の実態を肌で感じる)
 3.私の場合途中で病気の内容が変わってしまった事もあり、性格
   や物事への考え方が多分良い方に変わった様に感じます。
止まない雨は決して無い様に鬱病も時間はかかりますが治る病気です
ので、質問者様も諦めないで下さい。回復を心より祈っております。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
同じ経験をした人の痛みをわかってあげられるというのは
すばらしいことですよね。参考になりました。

お礼日時:2009/11/02 23:21

鬱病でなく神経症でしたが、抑うつ症状がありました。



メリットは

・鬱のことを勉強して少しは詳しくなったこと。
 「うつ症状」にも色々あって、「うつ病」一種類だけではない。

・薬の飲み方、医者の掛かり方の参考になった。
 お薬辞典を読んだり。

・状態を実感しているので、症状や辛い事情の想像が付くこと。
 やってみないと解りませんからね。

・ちょっとやそっとの落ち込みでは慌てなくなった。
 本当に病的な落ち込みを知っているので。
 病的な落ち込みの予防法が分かればコントロールしやすいし、
 病的になっても回復方法を把握しているので、重症にならずに済むようになります。

・良いことも悪いことも、色々なことを経験できたこと。
 まあ、そもそも人生ってそういうものでしょうけれど。


その後、「表面上の症状が似ていても内容は人それぞれ違いがある」
ということが、他の不調な人々を見ていてさらに解りました。
「薬、休養」は万人に共通ですが、それ以外の治し方は人それぞれのようです。
性格や考え方にもよります。
カウンセリングを嫌がる人もいます。
経験上、良かれと思って勧めた方法が、他の人には合わない場合もある。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>表面上の症状が似ていても内容は人それぞれ違いがある
これは私も感じます。参考になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/02 23:20

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