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海藻の色には緑・褐色・紅色と三色ありますが光の三原色と関係があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

太陽光の波長の短いものは、より海水に反射ないし吸収され易い為、これが海の色(波長の短い青など)になって強く表れている訳です。


この事から、海の比較的深い所には波長の長い光しか届かないので、深い所に育つ海藻は、光合成の為に、これらの貴重な波長の長い光をより効率的に受ける構造になっているそうです。つまりそれが赤や褐色という波長の長い色として出てきている(反射されている)訳ですね。
これが、比較的海の浅い所に緑系の海藻が多い点との違いですね。

ちらっと聞いた話なので誠に大まかな話しか出来ませんが、ご参考までに。
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この回答へのお礼

よくわかりました。回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/25 17:48

空も海も青いですが、その青さの理由が違います。


空が青いのは、気体分子が波長の短い光を散乱させるからで、海の青いのは液体分子が長い波長を吸収するからです。

光は波としての性質があります。
たとえば湖にボートが浮いているとして、そこに手でパチャパチャとたてた小波は、ボートのへりに当たると反射しますが、大きな船が通った時のような大きな波が当たると、ボート自体が波にゆられて、へりで反射せずに通過してしまいます。
基本的に大きな分子ほど、長い波長と相互作用し、また気体より、液体状態になって分子同士拘束された方が大きな分子に準じて、より長い波長に共振します。

それと同じような関係で、大気の気体分子に対して、長い波長の(赤い)光は透過しやすく、短い波長(青い)光は散乱されやすいので、散乱された光である空の色は青く見え、日が傾いて大気中を長く通り抜ける光は、それだけ長い間青を抜かれるので、赤っぽいのです。

海の場合は、気体分子ではなく液体なので、今度は長い波長を吸収しやすいので、その中を通過する光は、散乱or透過を問わず青くなります。
空と違い、深く潜ったからといって太陽の実像が赤くなることはありません。
深海の海草が褐藻や紅藻=青い光を利用する(それ以外を反射するので赤っぽくなる)のは、そこに到達するまでに長い波長の光が吸収されるからなのです。
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そもそも「光の三原色」っていうのは、光の物理的な性質とかではなくて、単に「人間にとっては」(人間の眼の構造上)光は三原色だってだけで、他の生物では三原色とは限らないです。


もちろん、緑・褐色・紅色の順で波長が長くなるというのは確かですが。
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