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 今年7月から住宅のシックハウス対策として法改正されるそうですが、7月以降の着工の家には必ず換気設備を設置しなければいけないとのことですが、もし設置しなければどうなるんですか?? 
 といいますのは、去年の年末に住宅メーカーと契約して、その時は換気設備の設置なしに契約したのですが(予算の関係で・・・)着工は7月以降にする予定なんです。この場合どうなるのでしょうか・・・?

A 回答 (2件)

現在全国で改正建築基準法の講習会が開かれていますが、そこで配布されている公式な


シックハウス対策のマニュアルの中に、
「本条に基づくシックハウス対策の規準に違反する建築物に対しては,特定行政庁は,
改修命令と改修までの間の使用禁止命令等,是正のために必要な命令をすることが
できるほか,罰則の適用がある。」
との記述があります。ちなみに罰則としては、30万円以下の罰金となりますが、
罰則を受けるのは住宅メーカーではなくお施主さんとなります。

つまり、もし違反をしていると、最悪は罰金を取られた挙句に「換気設備を付けろ。
壁を剥がせ。床を張り替えろ。」ということにもなりかねず(その費用はお施主さん
持ちになる恐れがあります)、しかも改修工事が完了するまで、せっかく建てたのに
住めなくなる可能性があります

換気設備は、一般的な大きさの住宅でしたら、例えば温暖地における三菱さんの
推奨するシステムでは定価が234700円(ダクト部材・工事費は別途)です。
その他のメーカーも含め、おそらく実勢価格としては材工含めて30万円程度に
なるのではないでしょうか。
また仕上げ材については、これから標準になっていくであろう最もホルムアルデヒドの
放散の少ないグレード(いわゆるF☆☆☆☆と呼ばれるもの)は、松下電工さんや
ダイケンさんのものだと定価が5%上がると聞きました。

何とか7月までの着工(公的に着工とみなされる条件が何かあったはずですが、
ちょっと今思い出せません。ごめんなさい。)するか、それが無理であるならば
違法建築にならないように、しっかりと住宅メーカーと打合せをされることを
お勧めします。
ただしハウスメーカーとしては「法律が変わったんだから仕方がないでしょう。」
ということで、追加の設備、工事、仕上げ材のグレードアップなどに対しての、
建築費用のプラスαを要求してくる可能性があります。
コストアップに関するハウスメーカーとの駆け引きがかなり大変かと思いますが、
頑張って交渉して、素敵なマイホームを実現してください。
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7月1日以降の着工でしたら、法改正後の仕様としなければなりません(原則的に)。



>もし設置しなければどうなるんですか?? 

建築確認が未申請でしたら、換気設備の見直しをしないと確認されないかもしれませんし、確認済みでしたら、中間検査、竣工検査時に役所から指摘がでると思います。

ただ、換気設備は、法改正の内容を見ていただければ、求めている換気性能は、数字的には、それほど大きいものではありません。必ずしも、ダクトを家全体に張り巡らすようなセントラル換気的なものにする必要もありません。ドアのアンダーカットによる他の部屋との一体化も認められる予定ですし。

住宅メーカーさんなら、そのあたりは、とうに研究済みで、良い対策をしてくれるでしょう(お金もほとんどかけずに)。

それから、余談ですが、今回の法改正で内装仕上げ材、天井・床下下地材のホルムアルデヒド対策も変わります。今までと7月からでは、かなり勝手が違います。その辺の配慮を怠るとややこしくなります。が、メーカーさんなら大丈夫でしょう。
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