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知人から、教員の給料は1種と2種と専修免許で違うと聞いたんですが本当でしょうか?

免許のみで給料が本当に異なるのでしょうか?

A 回答 (2件)

原則として、



・大卒なら、1種2種ともに給料は同じ。
・院卒なら、1種2種専修ともに給料は同じ。

という風に学歴で判断されます。

しかし、No.1の方が書き込まれているように、
その人の状況で多少変化する場合があります。
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この回答へのお礼

教えていただきありがとうございます。

お礼日時:2009/12/24 19:30

正確には免許の種類で違うのではありません。

その免許を取得し、就職した時点での年齢が違うはずなので、給料が違うのです。二種の場合、最短20歳で教員になれますね。一方専修の場合、最短で24歳です。この年齢の違いが、給料の違いになります。

つまり、同じ年度に就職したとしても、二種の人は20歳、一種の人は大卒ですから22歳、専修の人は24歳のはずです。その年齢が給料表に反映し、結果として給料に差が出ます。ですから、二種の人でも4年間勤務し、24歳になれば専修の人の1年目と同額の給料になります。

ここまでが原則。

ところが現実には、20歳短大卒で二種免許を持っている人がストレートに採用試験に合格するとは限りません。仮に、4年間採用試験を受け続き、24歳でやっと合格したとしましょう。その間はアルバイト生活だった場合、4年間の実績は何もないわけですからスタートは20歳の短大卒とほぼ同じ水準の給料からスタートということになります。そうすると、同じ24歳でも専修の人とは差が出ることになりますね。

この制度は「前歴加算」制度といって、採用されるまでの間、「何をやっていたか」で変わります。例えば、他県の教員や私学の教員をやっていた場合は、前歴として100%加算されます。つまり短大卒20歳で4年間他県の教員をやっていた場合は、24歳で新採用でも専修免許と同額の給料になります。

これが民間企業ですと(都道府県の規定にもよりますが)5割です。つまり4年間の実績が2年分加算され、22歳の教員と同額の給料となります。例えば、会社員を10年やって、二種免で合格した場合、10年の50%=5年分が実績として加算され25歳の人と同額の給料となると考えればよいのです。
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この回答へのお礼

年齢がポイントだったわけですか。
ということは、若くして教員になった人のほうが生涯賃金が多くなるということですね。
前歴加算という制度もあるんですね。
大変詳しく教えていただきありがとうございます。

お礼日時:2009/12/24 19:29

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