プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在高校2年生男子の家庭教師をしています。
不真面目ではないのですが、勉強はできません。
将来の目標は家業をつぐことになっているのですが、
自分で決めたことではないので今ひとつ乗り気では
ないようです。
両親からは今のままでは付属の大学学部への推薦
入学は難しいので何とかして欲しいと言われています。
毎回の指導ではそれなりの理解力もあるのですが、
次回までの宿題は指定したところの半分もやってなく、
前回の内容もすっかり忘れているという繰り返しです。
なんとか、自学自習する習慣をつけさようと
日々の計画を立てさせてもうまくいきません。
なんで勉強できないのか、無気力なのかを本人に
きいても、ただ単に「ボーとしてしまって」という
だけで何が原因かはつかめません。
彼だけでなく、こうした生徒は結構いるような
気がするのですが、なんとかやる気を出すきっかけ
や方法をご存じの方がおりましたら教えて下さい。
御願いいたします。

A 回答 (7件)

 僕自身の経験から言うだけなのですが、高校二年生のときっていうのは、彼女つくりたい、まわりの人気物になりたい、自分のポリシーをもちたい、など精神的に自立してないせいか、くだらない気持ちの悩みが多く、とても勉強する気にはなれませんでした。

あと大学にも行かなかったし。そして23才くらいからやっと自立してきたのかわからないけど、初めて本気で勉強しだしました。僕のまわりの友達も高校のときに勉強してなかったせいか、今から何か始めようとしても遅すぎるなどと言って人生あきらめモードに入っています。
 参考になるかわかりませんが、その生徒になんで今、勉強しなければならないかという意味を教えてあげることが大切なのではないでしょうか。自分自身の今やらなければいけない壁をこえていってこそ自立する近道であり、まわりからの評価も得られるということを知らせてあげることが大切なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

貴重な経験談大変ありがとうございます。
cocoricoさんが勉強しだしたのは経験を通してやりたいことが明確になってきて勉強の必然性に気付いたからだと思います。私自身も「薬剤師になりたい」という目標はありましたが、「なぜこんな薬と関係のない勉強をしなければならないのか」については必然性が見いだせず「人生には意味のないこともしなけりゃいけない時もあるのだ」と言い聞かせてやった記憶があります。本当の意味で勉強の必然性に気付くには社会経験がやはり必要ではないかと思います。それを高校生に体験させることはなかなか難しいですから、やはり指導方法としては古典的ですが、宿題をやらなかったらなぜできなかったかをとことん聞く、次はどうすればできるのかを考えさせるの繰り返ししかないと思っています。(会社でも部下に対してはそのように接しています)現にそれで効果が上がってきた生徒さんが多かったのですが、最近の生徒さんはそれでもやらない、できない、やらなきゃならないと思っていてもやる気になるのが遅く、指導時間30分前からやり始めるので全部できないの繰り返しになっています。確かに30分でもやればいい方だと思うのですが、理解することと、自力で問題を解けることとは違うので、もっと自分で勉強する時間を設けて訓練しないテストでこれまでの失点を挽回する為の高得点を取ることはできません。
今の高校生は、精神的に未熟なのだと思います。いっそスパルタ的に「これをやっとかないとぶん殴るぞ」とか、「これができたらご褒美をやるぞ」とか目先のものでつってなんとかやらせて、良い点をとらせ、それによって周りの評価ががらりと変わることを実感させれば、あとは自分でやるようになる・・と思う今日この頃です。

お礼日時:2001/03/25 06:58

「家庭教師」のバイト経験もあり、自分の子供にもつけたことのある者です。



そこのお子さんはやはり、将来に「夢」とそれを実現するための「努力目標」がないため、勉強に取り組む姿勢が今ひとつーと言えるのではないでしょうか?
家業が何かはわかりませんが、それがたとえちいさな零細企業(失礼!)であっても、「君の力で大きく、別のものに変えてみないか?」という風に言ってみてはいかがでしょうか?
日本の世界に誇る技術も、すべて機械が行っているわけでなく、最後は優秀な「町の職人さんたち」の他の真似できない「手の技術」に根本を支えられているのだと、読んだことがあります。そうした世界に飛び込んでみるのもいいし、それが出来なくてもそういう人を育成する楽しみを見出すとかーそういう方向にもってはいけないでしょうか?

おうちが何がしかの「商店」であっても、それを自分の創意工夫で違った分野に進出させるーとか、楽しみが見出せると思うのですが?
「一般のサラリーマン」は小さな会社ひとつ起こすのも難しいのですから、最初から持っているなんて、ある意味恵まれていると思うのです。

どうしても、「家業」がイヤで別の道にすすみたいのであれば(この場合は、親御さんの意向に最終的にそむくことになりますが)では、何が彼がやりたいか明確にさせ、そのためには「今、なにを成すべきか」考えさせ、「それに向かって努力し、成果をあげないと、両親を説得できないよ」という風に持っていってはいかがでしょう?

まったく勉強のできないお子さんではないみたいなので、精神的なものに限って書かせていただきました。もっと、実際的なものに関しては、経験豊富な専門家も方の回答に期待しています。失礼しました。
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30代女性です。



こんな大きな子供もいませんし、私は高校時分こうではなかったので、とんちんかんな回答かもしれませんが、この彼はやはり「必然性」を感じてないのではないでしょうか。


実は、この4月にうちの行政で大きな法改正があるのですが、私の部門は関係なくって、しかも次の月曜の異動の内示から私はずれてるようなのでよけいになんですが、この改正法が頭に入りません。
で、込み入ったことはその係へまわせばいいや、うちで答えたらトラブルの元、と思っているので、尚更頭に入りません。
で、たとえば内示で私が異動になり、この係へ4月から行くとなれば、きっと5日間で覚えちゃうと思うんです。
私が優秀なんでなく、覚えざるを得ないですと人間何でもやりますもの。


この彼のケースも、親が付属大学推薦を、と言ってるだけで、本人はどう思っているのやら、って感じに見受けられます。
とにかく、付属大学学部へ入らなければならない彼なりの「必然性」を突っつくしか方法はないような気がします。
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質問を読んでいて気になったことが2つあります。



「付属の大学学部への推薦」は生徒さんではなく
御両親が希望されている、とのことですが、
生徒さん自身はどうなのでしょうか?
この点とても気になります。
本人が別にやりたいことや、行きたい学校はありませんか?
返答次第で対策が大分違ってくると思いますが…。

それと勉強をしない理由についてですが、
「ボーとしてしまって」と言っているのですよね。
ponkitiさんは、どうして「ボーとしてしまって」な状態になるのか
生徒さんに聞かれましたか?「何が原因つかめない」とのことですが、
これをはっきりさせておかないと、今までの繰り返しになると思います。

新学期が始まる迄、まだ1週間以上もあります。
今は春休みで生徒さんも時間があるでしょうから、
これからの勉強の事など、少し2人で話してみてはどうでしょうか?
改めて話し合うことで今迄気付いてあげられなかったこと、
分かるかもしれません。

やる気の無い人にやる気を出させる方法ですが、
「人に何かを教える人」にとっては永遠の課題みたいなものです。
皆それぞれ四苦八苦してますよ。
こうすれば100%成功、って方法は無い…かと思います。

最後に、
あなたが焦りの気持ちを持ったら、生徒さんの御両親はもっと焦ります。
焦っても良い事はありません。どうぞ気を付けて下さい。
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私自身のことを振り返ると、乗り気でない時に「宿題」を出しても仕方ない(よく半分弱でもやっているもんだと感心します)です。



そもそも、何のために勉強するか、ということの目標がないからただ時間をこなしているだけになっているのでしょう。

しかし、教えるほうの姿勢としても、「計画」をこなすのが第一になって、安易に「宿題」にまわそうということでないでしょうか。ページ数は少なくとも、その場で本当に納得できているなら、宿題にする必要はないと思います。他にも学校の宿題やら何やらあるはずで、そんなに宿題だされてこなせるのなら、家庭教師を付けなくても自分で学校の授業内容の復習ぐらいできて、エスカレーター進学でこまるようなことにならないはずです。
家庭教師をするなら、学校でできないことを(スケジュールに追われず、とことん納得するまでやる、)やるべきだと思います。
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 勉強に集中できないのには必ず理由があります。


その理由を先ず徹底的に調べ上げた方が解決の道は早いでしょう。
文面を読んでる限り、今のままだと「現状打破」は
難しいように思われます。
その原因を明確にしてから勉強に向かわせるべきでしょう。

高校生ぐらいになると、「何の為に勉強をするのか」
また「しなくてはならないのか」ということを考える
ようになります(いえ、小学生、中学生でも考えはする
のですが、その根本的なところまでは突っ込まなくて済みます)。
これをテーマにponkiti先生が彼と
徹底的に議論を闘わせてみてはいかがでしょう? 
恐らく初めの頃の彼の反応は「…」でしょう。
しかし、だからこそ現状に甘んじているわけで、初めは「…」
でも構いません。ponkiti先生がご自分の人生観、
社会観、人間観、その他様々の価値観をかけて、
彼と「対決」して頂きたいのです。
彼がその話に乗ってこないなら、少々刺激的に、挑発気味に
議論をふっかけてみて構いません。要するに
彼の精神構造(甘さ、幼さを含めて)をまず明らかにして、
自覚(覚醒)を促すのです。その過程で様々の問題点が
出てくる可能性もあります。「様々の問題点」とは、
それこそ様々の問題点であり、ここに具体例を書き出すと
キリがなくなってしまいますので、一つ二つ…。
例えば本心は大学に行きたくない。例えば今の勉強が自分の
理解力を超えている…例えばですよ、例えば。
そして、そうした問題点はなるべく数多く白日の下にさらして、
徹底的な自己認識をさせるがいいのです。
しかしそれは恐らく彼一人の力では無理です。
ponkiti先生の力が必要です。
でも、ponkiti先生もかなり大変な思いをされると思います。
彼の精神構造をほぼ解体状況に追い込む訳ですから、
それが修復不可能にならないように彼を支える精神力も必要ですし、
同時にまたご自身の、人生観を含めた様々な価値観も、
彼の鏡の役割を果たすべく、再度問われることになるわけですから…。

高校2年生と言えば、もう自分なりの人生観や社会観を
持っていて不思議ではありません(確かにそれは幼いもの
であるかもしれませんが)。その人生観、その他もろもろの
価値観を所有する中で、「勉強」というものの位置付けが
今一つ納得できるところにないのでしょう。
或いはそれについて考える「手立て」を持っていないのかもしれません。
小学生や中学生のように何とかかんとかダマして
勉強させることはできません。本質的なことを認識させなくては、
勉強に本気で取り組むことはないでしょう。

この質問を見た時、すぐにアドバイス(たいした内容ではないのですが)
を、と考えたのですが
忙しさに取り紛れて遅くなりました。申し訳ありません。
私のアドバイスが何らかの
糸口を見つけるヒントにでもなれば幸いです
ponkiti先生のご奮闘をお祈りします。
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この回答へのお礼

真摯なアドバイス大変ありがとうございました。
先日、とことん話し合った結果、やはり親や周囲が
彼のためにお膳立てしすぎて自分本位でないことに
不満があった事、勉強がつまらない事のようです。
私の反省点としては、勉強のおもしろさをあまり
教えていなかったので、ことある毎に、これを
知っているとこんな事が計算できる様になる、とか
数学の問題ができたときの達成感等を積み重ねる、
合格体験記を読ませる等徐々にモチベーションを
高めていこうかと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/04/01 06:59

「理解力もある」と、「前回の内容もすっかり忘れている」は、同意語ではないとおもいます。


「前回の内容もすっかり忘れている」というのは、「理解力があるふりをしている」に過ぎないと思います。

高校2年生くらいにもなると、特に、男子の場合、プライドが邪魔をして、「できない」、「わからない」とはいいづらいものです。
「できない」、「わからない」と言える雰囲気をまず作ってあげてください。

質問がくる=やる気がある、という事になると思います。
質問がこない=「早く帰ってくれないかな~。うざったい」と言う意味と同意語だと思っていいと思いますよ。

それと、宿題というのは、勉強する気のない方に与えても、ますますやる気をそぐだけだと思います。
「今日の分がおわらなかったから、じゃ、後は、宿題ね。」は最悪なパターンです。
今日の分の課題が、全部終わっていることを前提にしてですが、「じゃ、時間があったら、来週までに復習しておいてね。」というように、必ず、逃げ道を用意しておいてあげないと、子供だって(あえて子ども扱い)疲れますよ。
「逃げ道」は必ず用意してあげてください。
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