【大喜利】【投稿~10/21(月)】買ったばかりの自転車を分解してひと言

大学院受験のための準備について、質問です。

私は、地方の中堅私大の経済学部に所属する3年です。

大学2年の頃から、大学院に行って研究したいな……と思っていました。
その時は、漠然に進学したいと考えていました。

3年になり、研究したいテーマが確定し、進学したいという気持ちがさらに強くなりました。
在学する大学の大学院には経済研究科はあります。
しかしながら、希望するテーマの指導教授がおらず、必然的に外部受験になります。
希望している大学院は、マーチあたりで。
受験科目数は、英語と専門科目1,2科目になります。

一般的に大学の大学院入試の場合。
どのような経済書を読んで理解しておくべきなのでしょうか?

また、受験科目に関わらず、マクロ・ミクロ、経済数学、計量経済、統計についてはどの程度学んでおくべきなのでしょうか?

A 回答 (2件)

・指導を希望する教員を探す


具体的な研究テーマをお持ちならば、その研究を進める上で参考文献などを調べておられるだろうから、「A大学のa教授」「B大学のb教授」くらいは把握し、その先生の研究業績を調べ、大学4年の春頃からきっちりアポイントを取る。
場合によっては、来年度はゼミを聴講させてもらうくらいの向学心を示すのもあり。
その他、学部のゼミの指導教員を通じて紹介してもらう方法もあるが、友達を紹介するのとは訳が違うから、「こいつなら自分の教え子として紹介できる」と指導教員に思わしめることが肝要、こんな感じでコネを作ること。

・院試対策
英語:はっきり言って、かつて他大学を受験した者、そして現在教壇に立つ者からすれば、英語のスコアは「落とす口実」となるし、差が付きやすい部分である。
言い換えれば、専門科目はそれほど差が付かない(ある程度その分野に係わる学際的な知識は心得ているはず)のがおおよその実態。
足切りそのものは学内・学外とも同じだろうが、学内者と同点であっても学外者は同等には扱ってもらえない、あくまで貴殿は“外様”であることをお忘れなく。
100点満点のテストならば、120点を取るつもりで満を持して臨むことをお勧めする。
長文問題などの内容から判断して専門英語なのか、教養英語なのかは、過去問を見せてもらえるならば見て、事前に備えておくべき。
私の母校の院試は専門英語だったから、学会誌の英文要旨と和文要旨を何十本もコピーし、片っ端から英文を和訳した後、和文要旨と中身がおおよそ付合するかを確認する、という勉強方法を採用した。
辞書の持ち込みを許可している場合もあるが、調べながらやっていては時間が足りないから、大学受験対策の英単語、英熟語、英語構文くらいはおさらいしておくべき。
経済的にゆとりがあれば、英語の専門書を一冊買っておくと良い。
内容は学部の教科書程度のbasicなもので構わないから、専門用語や図表を眺めるだけでも勉強になる。

専門:前述のように、ある程度できて当たり前。
まず、試験科目が各論(科目や指導教員ごと)に出題されるのか、あるいは理論系・実証系のような大きなカテゴリーで出題されるのかを確認すること。
その上で、関連する科目や教員の好きな教科書、学部の講義科目や大学院のゼミの内容をシラバスを確認し、大まかな傾向と対策を練ること。

かく言う私は理系学部に所属する大学教員だが、社会科学との境界領域のような分野を専攻しており、経済学部の教員や経済学部出身者の知り合いも多い。
強いて言えばマクロ、ミクロ、エコノメ(含む統計)くらいはきっちり抑えておくこと。
その上で専攻分野‐例えば環境経済、金融、ゲーム論、開発、農業経済、貿易政策、消費者行動論等のマーケティングサイエンス、CVM等の実験経済‐の理論、実態、研究動向などをざっくり整理すると共に、学部の教科書レベルのbasicな専門書ではなく、standardなものにも目を通しておくこと。

> マクロ・ミクロ、経済数学、計量経済、統計についてはどの程度学んでおくべきなのでしょうか?

学部の講義で使った教科書は具体的に何か?
例えば、エコノメならば、蓑谷か森棟をベースに、マダラか、あるいは伴・和合のTSPのマニュアルくらいは読んでおいて欲しい。

余談になるが、日本の教科書市場は非常に層が薄く、学部の講義や公務員試験対策を意識したbasicなものばかりで、大学院生が読むに堪えるstandardなもの、あるいは研究者が読むadvancedなものが貧弱であることに気付くはず。

と、私のゼミで大学院進学について相談に来た学生に対しては、学内・学外受験を問わず、ガイダンスと称して、初回に概ねこれくらいの話を周知させている。
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まず大学院受験なのに「マーチあたりで」などと学部入試の偏差値の話を持ってくる問題意識はやめたほうがいいですよ。

やりたい研究分野があるならその分野の大学院を探していくつも受けるというだけの話です。

学部入試と違って大人がやる話なのだから、分からなかったら質問事項を準備して、希望大学院や希望する教員の研究室に自分で連絡をとって訪問し、「こういう分野を研究したいがお宅の大学でやれますか?」と聞きに行けばいいんです。就職活動といっしょ。

勉強ですが、学部上級レベルの定評ある教科書と問題集を繰り返しやってマスターするに尽きます。それとその院の過去問を取り寄せる。経済書の良書案内については安田洋祐・政策研究大学院大学准教授のブログとアマゾンのリストがとても参考になりますから見てみてください。
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