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DVDを見るためのヘッドホンを考えています。パイオニアのSE-DIR100CかソニーのMDR-DS8000にしようと思っていましたが、最近ティアックやビクターなどのサラウンドヘッドホンが安価であることを知って迷っています。5.1chとうたっていなくてもちゃんと後ろから音が聞こえたりするのでしょうか?また、都内でいろいろなヘッドホンを同じ音源で視聴できるお店があったら教えて下さい。

A 回答 (2件)

Q/ソニーのジャイロセンサーなどは本当に必要なものなのでしょうか?



A/これは、過去にも同等の解答をしてますが、個人的にはヘッドホンバーチャルサラウンドではこの機能は画期的といえるでしょうね。
ヘッドホンでは、どう頑張っても耳に密着したスピーカーからの不自然な音しか出ませんでした。これまでは・・・

通常のヘッドホンでは、常に耳から一定の場所に、スピーカーがあるため、頭を動かせばそのスピーカーの位置も一緒に移動する効果があります。ある意味、完璧な音を掴むことができますが、逆に言えばこれは設置型のスピーカーではあり得ないことで、誰かが常に自分の頭の動きに合わせて5,1chのスピーカーを移動させているのと同じになります。これがヘッドホンを用いる疑似サラウンドの欠点となります。

しかし、ヘッドトラッキングシステムの採用で仮想スピーカーの位置をほぼ固定し実際に5,1chシステムなどで再生している環境で頭を左右に動かしている状況と似た状況を作ることができるため、より臨場感は増すことになります。

まあ、それを必要としない人もいるでしょうから、この判断は扱う人それぞれの問題になりますが、なければ後悔するかも・・・これは価格との妥協性の問題でしょう。

ちなみに、最近は5,1chバーチャルヘッドホン技術(HRTF)は低価格のAVアンプや5,1chサラウンドシステムにも使われているため、専用ヘッドホンシステムはそれほど更新されませんね。昨年はソニーからも出ませんでしたしね。(パイオニアが出したのですけどね・・・ソニーのようなヘッドトラッキングも付いてませんでしたし、目指す物がちょっと違う製品です)


明らかに、この市場はライバルが少ないのでいつ次が出るかはよく分からないです。まあ、HRTFの技術改良は進んでいますから、まだ何世代かは改良が続くでしょうけど・・・それが、いつ頃かは分からないですね。
今年出るなら、6月頃の発表か9月頃の発表ぐらいでしょう。(出荷は発表から、1~2ヶ月たってからが普通)
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この回答へのお礼

お話を伺ってSONYのMDR-DS8000にかなり傾いてきました。試聴などしながら7月まで我慢して新製品が出なかったらこれに決めたいと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/05/29 01:04

私は都内ではなく田舎者ですから、試聴については解答できませんが、性能についてのみ解答です。



まず、ヘッドホンでは本来の映画館やホームシアターで5,1ch以上の物理スピーカーを実装してのマルチチャンネルサラウンドはどう頑張ってもできませんので、その点はご注意を・・・

本題です。
まず、サラウンドヘッドホンとは何かご存じですか?
サラウンドはまあ囲むという意味ですが、音の臨場感や定位感を作るという意味で、基本的にサラウンドだけの記載では対象がないのです。簡単に言えばどんな音でもある程度の定位感を作ることができる。普通のヘッドホンよりその能力が高いということを指します。
まあ、よくあるサラウンド機能としてはSRS Head Phone技術などが有名、音質も汎用サラウンドでは良好。他には、スペシャライザーなどもありますけどね。
(これは、WindowsMedia7以上のプレーヤーにソフトウェア機能として搭載、ヘッドホンモードにして試せばこれがSRSヘッドホンサラウンドです)

これらは、基本的に2ch/1ch音声、いわゆるステレオ、モノラル音声を擬似的にマルチチャンネルに近い状況もしくはスピーカーの位置や大きさを疑似調節してより臨場感があるように感じさせるのが仕事です。まあ、CDやテレビ、映画のビデオなど、特に限定せずいろいろ再生するならよいでしょう。


それでは、5,1chヘッドホンとは何かですね。
これは、5,1ch(6,1ch)のマルチチャンネルを対象とします。
5,1chサウンドの意味はご存じでしょう。6本のスピーカーから別々の音が出せるサウンドのことです。
これの再生に特化したものが、5,1ch機器です。
たとえば、ソニーの製品にはDolbyVirtual5,1chやdtsVirtual5,1chのロゴがあるはずです。
これは、5,1chで圧縮されている音声を、そのままデコードアンプに通し、その際にその5,1ch信号を頭部伝達関数理論(HRTF)と呼ばれる理論を元に2ch化する手法を取っているのです。

HRTFとは、人間の耳に音声が届くのにどのような反射や反響が伴い届くかというのを数値関数化した理論です。
人間の耳は2つしかないですよね。だから、左右からの音は当然判別できますが、しかし前後の音も判別できます。何故でしょう?普通はおかしくないですか?
耳は2つで右と左、普通に考えると右に音の刺激が多いと右、左に多いと左からというのは分かるが、前後は直接前を見て話していたり音の発生源を視覚で観ていないと分からないはずなのです。しかし分かる。

これは、耳の入り口が前を向いているため、音の反射が違うためで音の届き方、劣化、反射に違いがあるためです。これを感じ取るため、人間は臨場感あるマルチチャンネル音声を聞き分けられるのです。

これを理論にしたのが伝達関数です。この伝達関数を用いた機器では、2chでこのサラウンドをより体感できるように、あらかじめ音の遅れ、反響などの情報を計算し、電子的に音に変化を与えておくのです。要は、既に耳の中に届いた音と同等の音声をヘッドホンやスピーカーに届く前に作っておくということです。

通常、疑似(Virtual)サラウンドと呼ばれる技術ではこれを元にして作られていますが、元々2ch(ステレオ)の音を2chにするサラウンドヘッドホンと、5,1chを直接専用の装置に入れて2chに変換するサラウンドはどちらが優れているでしょうね。

2chの音声から5,1chを作るのは容易ではないですよ。人間のように目があって音が発生している状況が見えるわけでもないですし、ましてやリアルタイムに発生している音ではなく記録されている音を再生するわけですからね。

5,1chの違いはここだけですね。特にDolbyやdts、AACといった専用の音声圧縮技術をより高音質にするため、各圧縮技術開発元の協力などを受けてより忠実な5,1chに近い音が発生します。

まあ、ここから別の視点で言えばサラウンドヘッドホンが安価なのは、目指すものが全く違うのですよ。

分かりましたか?

映画を観るためだけに使うなら、5,1chヘッドホンが妥当です。そうでなく、何でもそこそこの臨場感が欲しいならサラウンドを選ぶこと。安くそこそこの音が欲しい場合ももちろん良いですよ。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。数年前にDVDプレイヤー+5.1chのスピーカーシステムを買ったのですが、夜中に見ることが多いためヘッドホン購入を考え、質問いたしました。DVDで映画を見るなら5.1chのヘッドホンの方がいいようですね。あとは、同価格のSONYにするかパイオニアにするかの選択です。店頭で聞き比べて決めたいと思いますが、何かご意見がありましたら聞かせていただきたいと思います。また、新製品が出る予定などおわかりになりましたら教えて下さい。

補足日時:2003/05/28 03:47
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この回答へのお礼

ソニーのジャイロセンサーなどは本当に必要なものなのでしょうか?

お礼日時:2003/05/28 04:03

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