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p53阻害剤とアポトーシスについてです (論文)

p53阻害剤を使用し、アポトーシスを起こらないようにして、抗がん治療時に正常細胞を防護する際、正常細胞が癌化するのではという問い(Q)
(Q). Insufficiency of p53 is associated with a high risk of spontaneous tumors. The suppression of p53 during antitumor therapy may result in the survival of genetically changed cells in radiosensitive tissues which normally would be eliminated by p53-dependent apoptosis. This can increase the risk of appearance of new tumors.

に対する答えが(A)なのですが、訳しても意味がわかりません. 助けていただけませんでしょうか.

(A). Except for hemopoietic stem cells, the differentiating and differentiated cells of radiosensitive tissues are characterized by sensitivity to p53-dependent apoptosis; the survival of clonogenic cells does not depend on p53. Therefore, the suppression of p53 should not affect the amount of genetically changed cells among the surviving stem cells, and, consequently, such a treatment should not increase the risk of appearance of secondary tumors. For a long time colony-stimulating growth factors have been used during chemotherapy with the purpose of stimulating the recovery of hemopoiesis. However, the therapeutic effect of these factors is more likely to be associated with the inhibition of the p53-dependent apoptosis [91] due to activation of the so-called survival pathways, that is, of the signal pathways responsible for cell survival.

なぜ、アポトーシスを起こらなないようにした正常細胞が癌化しないのかがよくわかりません.

A 回答 (5件)

ピフィスリンαですか。

副作用を抑える薬ですか。
なかなかいい薬ではありませんか。
今の抗がん剤は副作用が強くてね。

可逆的というのがポイントですね。ある日数
接続していたリガンドが再び分離するのでしょうね。
このため、正常細胞のアポトーシスが復活して
がん化しないといいたいのではないでしょうか。
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がん細胞のアポトーシスoffはP53阻害によるものではない。


ゆえに正常細胞のP53阻害によるアポトーシスoffでは
がん化しない。とその英文はいっているのでしょうか。

ここのところは、ただいま研究中で確定はしていないように思います。

この回答への補足

説明不足ですみません.
この論文は、抗癌治療(化学・放射線)時の副作用(宿酔、下痢、貧血等)を抑えるために作られたピフィスリンαというP53阻害剤の話でして、この薬剤は、可逆的にp53を阻害するので、薬剤が無くなれば正常細胞のp53の機能は戻るんです.
そのこととの絡みがあるのだと思うんですが、そのことには触れず(Q)の回答になっているので...

でも、機能が戻れば、結局、遺伝子がストレスを受けた正常細胞はアポトーシスを起こして死にますよね....

補足日時:2010/01/14 19:54
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P53を阻害してアポトーシスをoffにすると


正常細胞はがん化しますね。

私には、がん細胞とは何なのか?
がん細胞が転移するのは本当か?
がわかりませんね。
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造血幹細胞をのぞけば、放射線感受性組織の分化しつつある、分化した細胞はp53依存アポ感受性が特徴である。

クローン的に増えている細胞(がん? 幹細胞?)の生存はp53依存ではない。それゆえ、p53抑制は遺伝的に変化した細胞(がん?)の量に影響を与えない。それゆえ、処置は2次的腫瘍の出現リスクを増加させない。

適当に訳してみると、上のような感じですね。単に論理が飛躍していて、間違っているだけかも。正常細胞の状況のことはあまり言っていないのに「それゆえ、処置は2次的腫瘍の出現リスクを増加させない。」としている。よって、間違っているか、誤魔化していると思います。

p53を抑制したら、ヤバイと思いますよ。直感的に、バカな処置な気がします。正当性がないために、煙に巻いているのかもしれません。疑ってかかる(クリティカルに評価する)のがいいでしょう。
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この回答へのお礼

訳まで書いてくださってありがとうございます.
そうですね、ごまかしている気がするので、他の論文読んでみます.

お礼日時:2010/01/14 22:15

英文は苦手なのでわかりません。


アポトーシスは正常細胞の正常な機能です。
これが、がん細胞ではオフになっており、アポトーシスが
起こらないのです。だから、がん細胞は厄介なのです。

今、がん細胞にアポトーシスを起こさせる抗がん剤開発が
さかんに研究されています。ラットレベルでは成功しています。
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この回答へのお礼

お返事、ありがとうございます.
はい、癌細胞に対してはそうなんですが、逆に正常細胞のp53を阻害してやると、アポトーシスが起こらなくなり、細胞の生存率はあがりますよね.そうすることで放射線治療時の正常細胞を防護し、副作用を起こらなくするという内容の論文なのですが、正常細胞のp53を阻害してしまうと、p53依存によるアポトーシスが起こらなくなり、癌化する確率が高くなりますよね.....
それに対する答えがAなんですが、訳したところでよく理解できなかったので、訳し方がまずいのかなと.

お礼日時:2010/01/13 18:53

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