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先日、銅イオンの定性分析化学実験を行いました。
銅イオンに硫化水素を通じ、硫化銅を硝酸を加え、再び銅イオンにし、
これに、水酸化アンモニウムを過剰量滴下し
青色にした後、ハイドロサルファイトを加え、無色の液体にしてから
硫化水素を通じました。
すると、黒い沈殿ができ、液体が白濁しました。

この黒い沈殿は硫化銅と分かったのですが、この白濁した原因はなんでしょうか?
この部分の反応原理がイマイチ分かりません。
詳しく教えてください。お願いします

A 回答 (2件)

ハイドロサルファイト S2O4(2-) は銅イオンによって酸化され亜硫酸イオンを生じます。

この亜硫酸イオンが酸性条件下、硫化水素と反応して硫黄を析出したものと考えられます。

反応式
[Cu(NH3)4](2+) + S2O4(2-) + 2H2O = Cu + 2SO3(2-) + 4NH4(+)

SO3(2-) + 2H2S + 2H(+) = 3H2O + 3S

2番目の反応の H(+) はハイドロサルファイトの空気酸化によって生じた硫酸水素イオン HSO4(-) から来ていると思います。( HSO4(-) + H2O = H(+) + SO4(2-) )
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ハイドロサルファイトは



http://www.eiken.city.yokohama.jp/food_inf/data/ …
によれば

次亜硫酸ナトリウム
Na2S2O4 分子量174.11
水によく溶け,強力な還元作用による漂白効果があるとの説明でした.

しかし,硫化水素の方がより強い還元剤として働いて
(cf.SO2+2H2S→2H2O+3S の例など)
できた硫黄が析出して白濁したものとみられますが,確信はありません.
(反応式わかりません.詳しい方の解説をお待ち下さい.)

参考URL:http://www.eiken.city.yokohama.jp/food_inf/data/ …
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