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肺ガンの骨転移 今後の経過について

67歳男性、私の父です。
最初の診断からこの2月で5年になります。
以前にも質問させて頂いておりますが、病状が変わったのでまた質問させて下さい。
今までは肺内転移だけでしたが先日のアイソトープで骨転移を起こしている事がわかりました。
相当に痛むらしく、オキシコンチンとオキノームという鎮痛剤が処方されました。
医療用麻薬との説明を受け、服用を始めましたが効き方が緩やかなのが気に入らない様です。

医師の説明では腫瘍自体は4か所の肺内転移、リンパ節転移、骨転移という事で
そのうちの腫瘍のひとつが直径8センチになっているとの事です。
間質性肺炎も患っており、急性増悪は免れているものの、
肺の線維化も着実に進んでいるという事です。
咳も継続的に出ていますし、息切れも強くなって来ています。

ちなみに骨転移には放射線も有効だそうですが
担当医は転移部位が肋骨で、間質性肺炎が悪化するリスクが高いので
放射線は使えないと言っていました。

一般的に骨転移を起こすと、どのような弱り方をしていくのでしょうか。
またどのような事が起こり得るのでしょうか。
癌の種類によっても違うのでしょうけど、
色々なHPなどを見ると余命には直接的に影響はしなそうですが
結局痛み止めがどんどん強いものになり、
その影響で弱っていく様な事が多く書かれているように思います。
本人いわく「今までの痛みとはレベルが違う。これが始まりのレベルだとしたら
この先どんなに痛いのか想像出来ない。」と言っています。
余命に関してはもう時間の問題だろうという見立てです。
また本人も「あまりに辛いようなら十分頑張ったからもういい」
などと言っています。

もう5年も闘病していますので、多少厳しい内容でも遠慮なくご回答頂ければと思います。
ご存知の方いらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。

A 回答 (6件)

No.1回答者です。


記憶障害、とのこと。
お薬(麻薬)の所為か、脳への転移の所為かはわかりませんが、
そのような状態になっていく、そして眠る時間が長くなってくる、とお考え下さい。
起き上がれなくなり、夢の世界に住む時間が長くなってきて
(ありもしないことを言ったり、どこにいるのかわからなくなったり。いわゆるせん妄)、
だんだんろれつも回らなくなってくると思います。
(脳への転移の場合は小脳なのかそうではないか転移場所によって症状が違ってくるとは思いますが)

でも、それでよいのだと思います。
癌は痛く苦しいもののようです。特に肺がんは呼吸がくるしく、最期は全身を使ってつねに全力疾走のような口呼吸をするようになりました。
亡くなったとき、硬くかたまってしまい、口を閉じさせることができませんでした。
口を閉じさせる目立たない針金のようなもので顎のしたから押さえる形で病院が閉じさせてくれましたので、きっとよくあることなのでしょう。

そんな状態で意識がしっかりしているのはつらすぎるとは思いませんか。
本来の「骨転移」の質問と回答はずれていきますが、「どのような弱り方をしていくのか」という質問に対しては、
「麻薬の作用と副作用」により、夢のなかへ旅立つという最期を迎えられるのではないでしょうか、と言う回答になります。

そのうち病院側から「24H麻薬点滴で眠らせる(セデーション)」
「心肺停止時に蘇生を行うかどうか」などの説明があると思います。

看病しているみなさんでよくお話し合いをもって、良い時間をすごしてください。
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この回答へのお礼

重ねてのご回答をありがとうございました。
再度のご回答に気付かず、記憶障害について
自分が精神的に追い詰められているので別カテで質問をしてしましました。
もしご覧になって不快に思われたら申し訳ありません。
ご丁寧に回答して頂き、ありがとうございます。
私の父は小細胞癌ではなく確か扁平上皮癌という種類の肺ガンです。
様々なご経験をお伝え頂き、お辛かったと思いますが大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/15 17:36

補足)


記憶障害については、「せん妄」と呼ばれる状態の症状の一つの可能性が高いと思います。

せん妄は、体の状態が弱ったり、薬の影響で脳の働きが鈍くなってしまうことです。

薬が原因のこともありますが、モルヒネだけでなくたくさんの種類の薬が原因となりうること、そもそもモルヒネだけでせん妄になることは少なく、体の状態が主因であることが多いことなどから、実際に診療を行っている先生でないと、何が原因かは突き止められないと思います。

多くの場合、体の機能が弱ることによって意識状態が自然と低下していきます。

現在の診療水準では、麻薬性の薬によってわざと意識状態を落とすことはありませんし、下の方がおっしゃっている「麻薬性の薬で鎮静(セデーション)」は行いません。鎮静を行う場合には、睡眠薬を使用します。
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この回答へのお礼

重ねてのご回答をありがとうございました。
再度のご回答に気付かず、記憶障害について
自分が精神的に追い詰められているので別カテで質問をしてしましました。
もしご覧になって不快に思われたら申し訳ありません。
主治医の先生に明日、お会いするので
本人の前で聞けなかった事など、色々と伺ってみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/15 17:40

>>最初の診断からこの2月で5年になります


まずは"長期生存"されている状況を幸いに思います。
予後6ヶ月、治療して1年越がやっとですから。
>>一般的に骨転移を起こすと、どのような弱り方をしていくのでしょうか。
癌性疼痛を伴う事が良くあります。あと病的骨折の原因になります。
弱るとは直接関係有りませんが、進行癌ですので衰弱されてゆくと思います。
衰弱がお薬のせいかどうかは怪しい所と思います。
>>この先どんなに痛いのか想像出来ない
確かにそうですが、薬剤による緩和治療にて大抵緩和出来ると思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご回答頂きましてありがとうございました。
今は痛み止めがよく効いているようですが、最近、記憶障害と言うべきでしょうか、
記憶力が相当あやしくなってきており、何度も説明した事などを「聞いてない」などと言い
話がかみ合わない為、対応に苦慮する事ばかりです。
最近では長期生存が良い事なのか私にはわからなくなって来ています。

お礼日時:2010/02/15 03:25

痛み止めによって弱っていくということは医学的事実ではありません。

参考にされたHPは残念ながら参考にならないということです。

1)癌が進行すると痛みが強くなる
2)癌が進行すると体が弱くなる
3)強い痛みには作用が強い痛みどめが必要

ここから、強い痛み止めを使うと体が弱くなる、という結論が誤解されることが多いのですが、事実が異なることはよくおわかりになると思います。

なお、痛み止めをちゃんと使って痛みをとったほうが寿命が長くなることは、いろいろな研究によって明らかになっています。

骨転移の痛みは医療用麻薬だけでなく複合的な対策が必要です。緩和ケアの専門家にも一緒に治療してもらえるように、主治医に依頼してください。

病院内に緩和ケアチームがいれば主治医は代わらず痛み専門の治療も受けることができます。

骨転移が命にかかわるかは、場合によります。骨転移だけが極端に進行すれば血液が作りにくくなって命を脅かすことはありますが、通常は骨転移による症状は痛みや、骨がもろくなることによって移動が不自由になっていくことです。

体が弱るかどうかは、がん全体(転移、原発を合わせた)総合的なものですので、一部を取り出してもあまり意味がありません。

何れにせよ、下手な情報に惑わされることなく、まずは目の前の主治医、医療スタッフ、病院の医療相談室などで十分相談なさってください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご回答頂きましてありがとうございました。
大変よくわかりました。
今は痛み止めがよく効いているようですが、最近、記憶障害と言うべきでしょうか、
記憶力が相当あやしくなってきており、何度も説明した事などを「聞いてない」などと言い
話がかみ合わない為、対応に苦慮する事ばかりです。
これも薬の影響でしょうか。

お礼日時:2010/02/15 03:27

一応、骨転移にはゾメタという薬があるのですが、試されましたか?



また、メタストロンという薬もありますが、こちらは取り扱っている病院がまだ少ないです。
http://www.nmp.co.jp/CGI/public/meta/top.cgi

ゾメタもメタストロンも苦痛の緩和だけでなく、抗腫瘍効果もあるのではないかと言われています。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご回答頂きましてありがとうございました。
今は痛み止めがよく効いているようですが、最近、記憶障害と言うべきでしょうか、
記憶力が相当あやしくなってきており、何度も説明した事などを「聞いてない」などと言い
話がかみ合わない為、対応に苦慮する事ばかりです。

お礼日時:2010/02/15 03:28

医療は素人です。


先日義父が小細胞癌(肺)でこの世を去りました。
骨(骨髄)転移していると思われたのは、11月はじめ。
足が痛い、しびれると言った2週間後には手すりなどに掴まらないと歩けなくなりました。
そのころから痛くてしょっちゅう身体の向きをかえていました。
テレビを10分も続けてみることが出来なくなっていたようです。

お父様が「もういい」とおっしゃるのでしたら、痛み止めを増やしていただいたらどうでしょう。
いろいろな種類(パッチとかオプソとか)があるようです。

それらを使っていても、正月の最後の一時帰宅のときに義父は「いたいよ~」とうめいていました。

余計なお世話と思いますが、義父を見送っての反省を書きます。
○介護申請をしておくべきだった。退院を迫られたときに「家で看られない」と思ったので。

○一時帰宅出来たときに家の中を車椅子が通れるように通路を確保しておく。
ほんの一泊二日でも患者にとって「家」は良い方向にはたらくようです。
義父は帰宅したとき痛み止めを飲むのが極端に減るほど元気になりました。

○義父は生きる気マンマンでしたのでホスピスを探さなかったが、死の数週間前に病院からホスピスを探すように言われた。
その後ホスピス面談日に酸素吸入になり、転院することなく亡くなりましたが…。
ホスピスをお探しになられるのでしたら、お早めに。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご回答頂きましてありがとうございました。
今は痛み止めがよく効いているようですが、最近、記憶障害と言うべきでしょうか、
記憶力が相当あやしくなってきており、何度も説明した事などを「聞いてない」などと言い
話がかみ合わない為、対応に苦慮する事ばかりです。
お義父様のご冥福をお祈り致します。

お礼日時:2010/02/15 03:32

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