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エッチングを行うためにエッチング液を購入しました。

商品のボトルや説明書には
塩化第二鉄(Fe2Cl3)のエッチング液だと表記されています。
FeCl3の誤記ではないかと疑いました。

しかし、廃液を業者に依頼する予定です。
そのため、塩化第二鉄以外の薬品が混合されているのかを購入した店に問い合わせしました。

返答はエッチング液の成分は塩化第二鉄だけだと言われました。
Fe2Cl3の組成式については塩化第一鉄( 塩化鉄(II) )も混入してFe2Cl3になっていると言われました。

Fe2Cl3という組成が成立するのか?
塩化第一鉄と塩化第二鉄が混合してFe2Cl3の水溶液になるのか?
など教えてください。

A 回答 (2件)

Fe2Cl3 はどこかでおきた間違いがそのままずーっと引き継がれてるだけでしょう.よくある話です.


エッチング液は,純粋なFeCl3水溶液で作っていると思って結構です.
ただし,置いておくだけで加水分解が起こり,じわじわとFe(OH)3様のコロイドを生成しています.また,実際にエッチングを行えば,CuCl2 を含むようになります.溶解反応では FeCl2 も生成しますが,これは空気酸化されてしまうので,含有量は少ないでしょう.
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>しかし、廃液を業者に依頼する予定です。


 これだと、重要なことは、鉄イオンと塩素イオン以外に含まれる物質ということで、最も重要なのは銅イオンじゃないですか?
 確かに塩化鉄(III)水溶液----塩化第二鉄とは今は言わない---は、酸化鉄(III) 、水酸化鉄(III)、塩基性塩化鉄(III)を生成して濁って沈澱や膜を生じます。ひょっとして酸素を還元して塩化鉄(II)も生成するかもしれません。
 しかしエッチング後の廃液は、基本的に塩化鉄(II)になっているはずです。
FeCl3 + Cu → FeCl2 + CuCl
FeCl3 + CuCl → FeCl2 + CuCl2
 これの、廃液処理としては中和して水酸化鉄(II)にして、これはさらに酸素と反応して水酸化鉄(III)・・・厳密には複雑な組成のコロイド・・・になり、これを沈殿、濾過になるでしょう。鉄イオンの価数による差は問題ではないと思います。
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