No.2ベストアンサー
- 回答日時:
物理学では
【観測】【実証】が
そろったとき
【証明】されたことになります。
時間は【光子】とも呼ばれる
素粒子の速度を
【絶対速度】と仮定し、
【観測】することで成り立ちます。
理論物理学(通称)においては
ビデオをスローや巻き戻しするように
【時間の停滞】【時間の逆行】が
起こっているとの説もありますが、
これらが【観測】された時点で
時間は正常に過ぎている、
ということになるのです。
SFの世界で言う【ワープ】は
光速を超えて【速い】のではなく
距離は越えていますが
時間を超えていません。
もし、
過去の時代に行けたとしたら、
【観測】できていますので、
それは時間を越えたのではなく
空間を越えたことになります。
過去を【実証】したとき、
そこに
【親殺しのパラドックス】が
生まれるわけですが
・・・夢があるんだか無いんだか。
回答いただきましてありがとうございます。
素人の私にはもっとも分かりやすい回答でした。
身近なところにある題材を用いて説明されているところは、とても親しみやすく、SF小説を読んでいるような印象でした。
「観測」と「実証」が「証明」に必要との指摘は、科学を学ぶ際にはとても重要ですね。
「親殺しのパラドックス」も、非常に興味深く考えさせられ、大変有意義でした。
これからも時間とは何かについて、改めて考えたくなる内容でした。
ありがとうございます。
No.5
- 回答日時:
時間という実態がある訳ではありません。
時間とは変化のことです。変化には向きはありません。したがって、時間には本来向きはありません。ただし、起きやすい変化と起きにくい変化というものはあります。これは確率だけの問題です。起きやすい変化ばかりが起きているように思われるため、変化には向きがあるように感じるだけです。回答ありがとうございます。
時間が変化であるというご指摘は、少々大雑把な印象を受けます。なぜなら、変化とは、時間以外のところでも起きる現象であるため、時間の本質を表しているとは言いがたいと思ったからです。
しかしながら、時間とは何かについて、改めて考える契機をいただいたと感じました。
これからも時間について考えたいと思います。
ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
(#1の者です。
回答の質疑に回答するのは、主旨に反するかも知れませんが、ご参考になるかも知れませんので)
因果律は、存在の原理的本質としての不確定的実体の集合
において、そうした確率波動が相殺された上に成るもので、
階層現象の表面的定性化=認識のいい加減さによって生じた
決定論的な幻想において生じる問題です。
日常的な感覚(素朴唯物論)において、「存在」とは確定的
実体が原「因」で、結「果」的な認識に於いて不確定性を
生じさせると思われており、そこに「対象と認識の相対」
としての因果律が派生するのであって、逆に不確定的本質が、
認識のテキトーさによって有限的性質=存在性を派生させる時、
「因果律」も結果に対してのみ生じる非本質的なものとなります。
「あなた」とは宇宙(因)か?その要素である肉体(果)か?
の答えは、「あなた」とは認識であり相互作用である、です。
最新の量子論的世界像において、有限な存在性は観測される
事によって生じています。
量子的な不確定性無限の潜在としての感受表面(現在=光速)
からの階層現象表面(仮想)的な非光速性自我仮説(記憶=
過去=超光速)と時空仮説(予測=未来=光速下)の相補分化。
全てのものは、あなたが存在するための(物理的根源にまで
遡った)補完なのです(「あなた」は結果的な産物ではない)。
2度目の回答をいただきましてありがとうございます。
専門的な内容でした。
とても高度な回答ですが、哲学的な要素を多く含むもので、その辺りで親しみを持てる内容でした。
素朴唯物論は言い換えると機械的唯物論です。私は唯物論哲学を学んでいますが、別の唯物論哲学です。弁証法も学んでいますし、観念論哲学も学んでいます。
「存在」や「実体」は馴染み深い言葉です。
最初の回答の中で述べられていた「有」と「無」は、ヘーゲルがまさに述べていたことです。
難解ながらも楽しく拝読しました。
ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
物理の本質を表したファインマン図は、時間的に可逆です。
たとえば、超光速において発生するタキオンは時間軸を逆行すると考えられますが、実際は、逆の性質を持った粒子が時間軸順行しているとしか感じられません。
流れているのは時間ではなく、あなた自身(無の潜在としての認識可能性)です。
全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限につめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限のゼリーの中に、仮想的な認識体の断面を切ると、その認識体にとって、相補的不確定性を伴う存在による宇宙が見えるのです。
その「存在」は、認識される階層的現象の表面的に生じるもので、根源的に絶対化しようとすると、元の無限不確定性に発散します(不確定性原理)。
その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのです。
我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的広がりは発生しているのです。
無の不確定性無限の潜在としての、「自我仮説性」の相補としての「時空仮説性」。
「自我仮説」が、宇宙膨張=光速の低下=物体収縮=不確定性(h)の収束における、hの減少の時系列化である時、それが架空の時間軸となって、空間的確定性としての無限不確定的空間性が、超光速(過去=経験=時間)と光速下(未来=予測=空間)に相補分化する受け皿となり、同一軸の延長が仮説的に直交基底をなす事によって、相補的不確定性を生じ、経験による予測=現象表面的定性化における、有限的存在(=非光速)を幻出しているのです。
即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補として生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という無の射影として、存在は生じていると言えます。
無いとは分からない事が有なのです。
回答ありがとうございます。
素人の私には難解な回答でした。ただ、なんとなくですが、時間というものの説明は、つけられそうな気がしました。もちろんきちんとした勉強は必要ですが。
回答内容が物理学的でもあり、また哲学的でもあると感じました。私は哲学を学んでいるので、その辺りの観点から非常に興味深い内容でした。
物理学とは哲学にもっとも近い学問であるのかもしれないなと感じます。
回答くださったことに感謝します。
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