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世界中の言語で、「幸せ」という言葉と、その語源を調べています。ちなみに、日本語の「幸せ」は「仕合わせ」(し(「する」という動詞+合う)つまり、ふたつの動作が合うことが語源だそうです。

A 回答 (1件)

英語 happy, happiness < hap


hap は happen の語根と同じく「運・機会」さらに「都合がいい」という意味を持ちます。

フランス語 bonheur(名詞)heureux(形容詞)など
bon は「良い」。一見 heure「時刻」と関係ありそうですがそうではなく、heur はラテン語 augurium「前兆・兆し・占い」に由来。

ドイツ語 Gl?ck オランダ語 geluk 英語 luck など
これらに含まれる -luk- の部分は不詳。賭博関係の言葉ではないかと言われる。

ラテン語 felix はスペイン語 feliz 英語 felicity などに引き継がれましたが、その語根 fe- は「吸う」から「生み出す」という意味を持ちます(おそらく授乳のイメージか)。
http://www.etymonline.com/index.php?term=fecund
felix は「みのりがある」というところから幸せの意味が生じたのではないかと考えられます。

ロシア語 счастье
これも heureux のように час「時刻」が含まれているように見えますが、с は「良い」、часть は一般的には「部分」、他には「分け前・運命」など。運命とは「それぞれに与えられた分け前」と考えれば。幸福は「よい分け前」ということになります。
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この回答へのお礼

trgovecさま、大変詳しく丁寧なご回答をどうもありがとうございました。それぞれの「幸せ」に文化の違いがあらわれているようで、興味深く感じました。感謝申し上げます。

お礼日時:2010/03/10 11:11

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