
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
まずは一夫多妻の合理性を述べましょう。
一夫多妻は原始的な女性に対する福祉制度なのです。
女性に対する差別や従属的なものをまず初めに浮かべる方が多いのですがそうではありません。寧ろ逆なのです。
それが文化だから!と頭ごなししに言われても納得が行かない人はおおはず。それなりの現実性と合理性があります。
・一夫多妻を行う理由の一つとして「戦争」があります。
原始から、部族間の戦争で男達が死にました。
さらに狩での事故や獣に殺される危険もあります。
・二つ目は寿命が短かったこと
昔の平均年齢は二十歳を超えていません。多く生まれ多く死んでいくわけです。そして何時、病気にかかり夫が死んでもおかしくは無いわけです。
そんな世界では一生を共に添い遂げる可能性など寧ろ低いのです。
一人残された女性はどうなるでしょうか?差別や現金収入を得にくい環境で晒されながら子供を育て、働いていく人もいるかもしれませんが、飢え死にしたりする者も多かったのです。
一夫多妻制では、一人の有力な男に性関係と家事という労働と引き換えに養ってもらうことができます。
さらに女性にとって家事を分担できるため非常に楽です。
とても家事の巧い女性がいた時、第一夫人からの推薦で第ニ夫人、第三夫人を招き入れることもあるようです。
本題に入りましょうか。
日本のように明日の飯に困ることもなく、病原菌にあふれてもいない国で、
砂漠国家のように驚異的自然に囲まれており炎天下に放り出されれば間違いなく死ぬという事もない国
明日、獣に襲われたり、隣町との抗争に巻き込まれて死ぬ可能性のないよう文明が進んできた国々
そのような国では女性が一人でも生きていけるので男性に無理に付き従うことがなく、自然に権利も大きくなっていき一夫一妻になって行くわけです。
つまり現代日本では一夫多妻は
社会的に必要とされていないし合理性も無い。
一夫一妻の国々では未亡人を「キズモノ」とか「純潔が既に無い」とかそういう扱いになってしまいますね。残念なことに。
ちなみに日本は大昔は自然に恵まれ人口が500万人程度であれば田畑など耕さなくても野山に行き芋や山菜や果実をとって生きていけたわけです。
そのような国々では女が定住地として家を持ち男は蝶のように自由に飛び回っているという母系国家が形成され、子供は女性が養うもの、財産も女性に付くものでした。結婚と言う取り決めは無く。
彼氏、彼女位の恋愛関係ですね。しかし今のように町にデートに行くような関係ではありません。
女性は多くの男性と関係を持ち、男は種を付けに夜這いに来るわけです。
短歌や笛などを吹いて女の家に入ってもよいか確認をとる時に読まれるような句が今でも教科書に載ってますね。あれは短歌集というと堅苦しいですが、口説き文句集といっても過言ではないもので昔の人々はセックスをするために一生懸命短歌を勉強したわけです。
日本では廃れましたが国によっては現代でもそういう文化は残っています。
一夫一妻は現代の貞操観念を強調した宗教感によるものでもあります。
それを気にしすぎて逆に心を痛めてしまうこともありますし、一長一短ですね。
南米のある部族ではセックスは特定の相手を決めるものではなくスポーツ感覚で楽しむものであり。子供は村全体で養うものという考え方があったようですがキリスト教が入りこみ貞操観念が付いてからはなくなってしまったようです
セックスと結婚の形態はその国々の事情にあっているという事です。
脱線が過ぎましたね。そういう事です。
No.8
- 回答日時:
民族的や文化・風俗からみて、一夫多妻制は自然条件の厳しい場所や放牧生活を営むような民族に多く見られます。
このような民族では、一夫多妻制は大きなメリットがあります。
まず、自然条件が厳しいですから男性の死亡率は女性より多きくなり、また放牧民族の価値観からひとりの優秀な男性血統が増えていくことに抵抗がありません。これらの民族は、羊でもヤギでも優秀な血統(厳しい自然条件でも生き残り肥える血統)を残して自分たちの財産を増やすからです。
逆に日本のような農耕民族では、一夫多妻制はデメリットのほうが大きいです。
農耕民族の基本は畑(日本は田んぼ)であり、一族郎党が何代も無事に生活していくためには、畑の継承が重要になります。そのため、一夫一妻制であっても、財産を継ぐのは原則的に長男だけであり、次男以下は職人になるか他の家に養子になるか、など別の道を歩みます。兄弟で田んぼを分けてしまう愚か者を「タワケモノ(田分け者)」と呼び習わすぐらいです。
1組の夫婦ですら、兄弟がたくさんいると相続問題になるのに、妻がたくさんいてそれぞれに子供がいるとなると、相続がとても揉めてしまいます。ですので農耕民族では一夫多妻制は実現不可能に近いのです。
もちろん、武士階級のように妾を得るものもありますが、あくまでも妾であって、正式な妻ではありません。つまり子供を生む道具に過ぎないわけです。(もちろんそれでも相続争いが起きるのは歴史が証明しています)
日本に限らず、どの国もこのようないろんなことの積み重ねが法律になっているため、日本では一夫多妻制が認められないのです。
No.6
- 回答日時:
一夫多妻制度は戦争で夫を失った未亡人救済という理由もあります。
で、一夫多妻の場合、すべての妻を同等に扱わなければなりません。
経済的にも、夜の生活も。
「気が向いたら相手にする」愛人のような扱いではダメなのです。
つまり、それだけの経済力と体力を持たねば複数の妻を持つことができないのです。
現在も一夫多妻を認めているところはあるようですが、上記の理由により数は多くはないらしいです。
望みはあろうとも、フトコロと体力が持たないのでしょうな。
No.5
- 回答日時:
うーん、どうしてでしょうね。
キリスト教が一夫一妻・男女平等を掲げているからでしょうか?
一夫多妻=発展途上国というイメージがついてしまっています。
女性を所有物扱いということで欧米諸国がうるさいでしょうね。
多夫多妻になると家庭というものが成立しなくなると言われています。
戸籍問題がどうとかという話も聞きます。
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