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私は高校を卒業してから、アメリカの大学に行くつもりです。
専攻は発達心理学(児童心理学)にしようとしているのですが、
児童心理学を専攻にしている大学はあまり多くないので困っています。
心理学専攻の大学はたくさんあるので、心理学専攻でも
その中の児童心理学を中心に勉強することはできますか?

A 回答 (2件)

私は、一応大学で心理学を専攻したものです。

(大学院には行かず就職しました。)

ご質問からして、現在高校在学中でこれから進路を決めようとなさってますね。
発達心理学もしくは児童心理学、今一番必要とされていて注目度も高い分野だと思います。

さて、「心理学」を勉強することのできる大学は日本でもアメリカでもたくさんあります。
その中で、発達(児童)心理学講座を設けている大学は、日本では少ないかもしれません。
心理学では、フランス・ドイツと並ぶ大国アメリカの場合、そのような講座は想像ですが多いと思います。

ご質問への私の答えは、「できる大学とできない大学がある。」です。教員(教授とか)にその分野の専門家がいない場合もあるからです。またいても小さい学部だと他の大学へその先生が転任することもよくあります。

では、どうすればいいか?ということなんですが・・・。
まずは、日本の心理学の講座のある大学で「心理学」の基礎を学ぶべきだと思います。
この基礎の中には、発達もあれば、知覚・認知・測定法などの実験心理学系列のものと、人格・心理判定・カウンセリングなどの臨床心理学系列のものに、日本では分かれています。
いずれにせよ、これらを知識として持っていないと、発達に限らずどの分野をやるにしても、薄っぺらい知識になってしまい、専門の論文を読もうと思っても読みきれません。

大学にもよりますが、日本では、教養課程が2年間、専門課程は2年間です。
その間に、他の科目も含めて卒業に必要な単位を揃えないといけません。もちろん、留年覚悟で臨むという手もありますが、学費は結構高いですしね。
それもクリアできても、2年間でできる研究は、残念ながらそんなに深いものはできません。
ですから、研究を深めたい人は大学院へ行きます。
じゃあ、大学院に行くには?
入った大学の大学院でも、他の大学の大学院でも、どちらを受けてもいいんです。しかし成績は要求されるので、大学でしっかりがんばる必要があります。
アメリカへ行くのなら、この時点か大学院へ進んでから休学して行くべきだと思います。

私の同期が、パーソナリティ論(人格論)をアメリカで研究するために、大学を出てすぐに渡米しましたが、真っ先にぶち当たったのが言葉の壁です。これも考えないといけない点ですよね。
アメリカの大学での心理学の授業は、講義そしてゼミですが、かなり早口で容赦なく質問が飛んできます。おまけにディスカッション(討論)があるので自分の考えを英語で話せないといけません。またレポートの量も半端ではありません。
彼は、すぐ日本に戻ってきましたが、いかに慣れるかということもあるようです。

あなたが英会話には自信があるか、帰国子女だとしても、専門分野の討論はなかなか大変だと思います。
もし違うということであれば、TOEICやTOEFLで英語能力を測ってみましょう。
そして、英語の能力を上げる期間中に、日本で心理学を学ぶというのがいいのではないでしょうか。
日本の大学でも、心理学で卒業論文を書く、しかも大学院も狙うのなら、英語の論文をきっと何十本も読まなければなりませんから、それだけでもパワーは要りますね。

ちょっと、脅かしすぎ(?)ましたが、やる気があれば、ぜひ飛び込んでいってください。
「児童心理学を中心に」という考え方は狭いので、教育学・社会学・社会福祉学・精神医学の領域にも関心を広げてください。
実際、こういう学際領域(学問と学問の間にある学問領域)は広い知識があれば、豊かな研究ができると思います。

で、・・・。
まずは、英語。読解力。統計学。小論文。このあたりを勉強の中心に据えてみてください。
といって、他の科目もやっておかないと、入りたい大学には入れませんから。(私はそれで泣きました。)

次に、あなたの知りたい情報を手に入れましょう。

大きい本屋(専門書のおいてあるところ)の心理学のコーナーで「心理学の基礎」めいた本を手にとってパラパラめくって大体の分野わけを見てください。
その近くに「発達」や「児童」関係の本はあったでしょうか?教育のコーナーにある場合や保育(保母)関係のコーナーにあるときもあります。
その中にあなたのやりたいことがのっているでしょうか?
図書館なら心理学の棚が必ずありますので、借りればゆっくり読めますね。情報はみつかりましたか?

中に、研究者の名前やその人の著書が見つかると思います。後ろにその人の今の在籍している大学があると思います。それも手がかりです。
日本の場合はもっと分かりやすいでしょう。心理学の本は専門書なら必ず後ろに著者が属している大学名と今の役職が書いてありますから、一発ですね。(古い本はダメですよ。でも、ネットでその人が今どこにいるかは検索できますよね。)

思いつくままに書きました。参考にならないかも・・・。でもその意気は買います。がんばってください。道はきっと開けます。
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はじめまして。


ぜんぜん専門的ではないアドバイスです。

心理と言語というのは密接に関係していると考えます。
ですから言語の壁というのは、心理学を学ぶ段階、実践する段階で負担になるのではないでしょうか。とはいえ、英語圏で心理学を学ぶということが、否定されるわけではないです。異なる言語間に渡る心理の関係など、すごく意味のあることだとも思います。

では、よい進路が見付けられますように。
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