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研究室選択について

僕は国立大学の工学部に所属しています。今度の4月から研究室配属が決まるので、そろそろ研究室を決定しなければなりません。4月はじめごろに研究室の見学があるので一通り行こうと思っています。ちなみに同じ大学の大学院にも行きたいと思っています。研究室が選べるくらいの成績は持っていると思います。

しかし、これといってしたい研究があるのではなく、自分の学科の分野なら大体すべての研究室に興味があり、いまだに決められていません。そこで、皆さんに質問なんですが、研究室選びで注目すべきことはなんでしょう?

1.その分野がどれくらい興味があるか
2.その分野に将来性があるか
3.就職先はどのようなものか
4.教授や助教授のひとがら、研究室の雰囲気
5.これまでの講義や実験で興味があったもの

このほかに気をつける点がありましたら教えてください。また、参考になるアドバイスやサイト、本などありましたら教えてください。

僕はこれといった明確な目標や将来の展望はありませんが、自分の研究や開発が社会の役に立てればそれで幸せなので、分野自体に大きなこだわりはありません。

身元が特定されるのは恥ずかしので、大学名や学部名が伝えられず、申し訳ありません。研究室の選び方を教えてもらえればうれしいです。

A 回答 (2件)

私も概ね#1さんの意見に同意です。


おそらくそれなりに恵まれた環境で研究してきたひとなら
みんなこの意見にはそれなりに同意するんじゃないでしょうか。
とりあえず、残り四点について少々コメント。

1.その分野がどれくらい興味があるか
もちろん興味があることが前提条件です。
例えば数学の苦手な人が理論系のラボに行ったら悲惨です。
nanigeniokさんに関しては
「自分の学科の分野なら大体すべての研究室に興味があり」
とのことですし、
どの研究もそれなりに面白いのは間違いないので
「自分は何ができないか」という基準で選択肢を消していき
残ったラボの中から選ぶことをオススメします。

2.その分野に将来性があるか
これは今の段階で一切考えないことをオススメします。
だいたいにして学部生の考える「将来性」の観測は浅はかです。
例えば医学生なら「iPS細胞は将来有望だから」なんて選ぶと悲惨です。
もう残りカスのたいして面白くない研究しか残ってません。
・・・っていうと、各方面からお叱りの言葉をいただきそうですが。

3.就職先はどのようなものか
就職希望なら多少は参考になるかもしれませんが、ほぼ無意味です。
第一の理由として、今日では教授推薦がほとんど効果がないこと、
第二の理由として、就職先を開示するラボにはブラックな(以下自粛)
基本的に就職先というのはラボの力ではなく個人の力です。
それをわかっていて開示するラボというのは、どうなんでしょう・・・
まあ、どういう業種とマッチングのいいラボかの参考にはなりますが。

5.これまでの講義や実験で興味があったもの
興味が持てるかどうかは分野のおもしろさ以上に、
自分自身の得手不得手、講義の上手さ、先生の人柄が大きく関係します。
これらはいずれも実際に研究を始めてからますます重要になります。
やっぱり得意な分野がいいですし、教官の指導力も重要ですし、
指導教官の人柄は更に重要です。
その意味で、自分が一番おもしろいと思った授業について
担当した先生のラボに行くというのは悪くない方法だと思います。

> 僕はこれといった明確な目標や将来の展望はありませんが、
> 自分の研究や開発が社会の役に立てればそれで幸せなので、
> 分野自体に大きなこだわりはありません。
「社会への貢献」は非常に素晴らしい志ですが、
私が若い人を指導した経験と照らし合わせると
モチベーションの持続性が低いことが多いです。
やはり科学や分野への純粋な興味を持つこと、
どんなことにも好奇心を持って首を突っ込むこと、
そういったことが大きなモチベーションをもたらします。
ですので、どうぞ役に立つ立たないなど考えず
もっと自由闊達に研究そのものを楽しんでください。
むしろそうすることでそのテーマの重要性なり
社会への貢献なりが見えてくるかと思いますよ。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。研究室を経験された方の意見はとても参考になります。

将来性についてはご指摘の通り、なるべく考えないことにします。言われてみれば将来のことなんか誰にもわからないですよね。

就職先は、研究室がどういう業種と相性がいいか、という点で参考になりそうです。自分が将来どのような業種につくことになるかの参考にはなりますね。僕は具体的に行きたい会社は考えていないです。自分が生きたい分野のいい条件の会社ならどこでもいいです。

学生実験でとても気に入ったところがあったんですが、その研究室も候補に入れたいと思います。ご指摘の通り、実験の感じと研究室の感じが全く異なるということはなさそうですね。

最後に、やはり自分が好きな分野を持つことが大事だなと思いました。まだ短いながら時間は残されているので、各分野についての情報を収集していこうと思います。

お礼日時:2010/03/28 00:51

4.教授や助教授のひとがら、研究室の雰囲気


これ+科研費獲得件数
http://seika.nii.ac.jp/
ここで、先生の名前で検索してみて下さい。

金の獲得かよ!
と思わないで、「研究テーマの発見力」と考えて下さい。
たぶん、5と研究室の中でやっていることは、違います。
2は、科研費獲得件数で推測できます。

私は、先生のトークで騙されて研究室を決めました。
結局修士を出て文系就職しましたが、面白い先生だったので、まぁ別に後悔はしていません。
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この回答へのお礼

参考のURLは、非常に参考になりました。この件数が「研究テーマの発見力」に完全に比例するとは思えませんが、傾向として参考にさせていただきます。

とはいうものの分野と同じくらい、先生たちの人柄が研究室選びで大事になりそうですね。

実際に研究室を経験された方の意見は非常にありがたいです。どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/03/28 00:40

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