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こんにちは。
今日、総合という科目で以下のような実験をしました。

(器具)
万能pH試験紙、ビーカー、マッチ、木の棒(菜箸程度の大きさ)、紫キャベツ

(方法)

1.ビーカーを少し水でぬらす。

2.マッチを5本木の棒の先に取り付ける。

マッチのうち1本は少し前に出す。
(分かりにくくてすみません。前に出した一本に火をつけて、他の4本に燃え移るようにします。)

3.火をつけ、すばやくビーカーに入れ、すぐに紫キャベツでふたをする。このとき、マッチが水につかないようにする。

4.煙がおさまってきたら、紫キャベツをはずす。

5.水をpH試験紙につけ、pHを測定する。

方法がとてもわかりにくいと思うのですが、簡単に言うと、紫キャベツの葉にマッチの煙をいぶすような感じです。

(結果)煙がついた部分の葉は白くなり、水のpHは3になった。


質問 紫キャベツの葉はなぜ白くなったのか?

水が酸性になったので煙に含まれる硫黄酸化物や窒素酸化物が硫酸、硝酸になったことと関係があるのではないかと思うのですが、なぜ白くなったのかはよく分かりません。
紫キャベツに含まれるアントシアニン色素と関係はあるのでしょうか。
もしよろしければ回答をお願いしますm(。_。)m

A 回答 (1件)

まず、アントシアニン色素との関係の線で考察してみましょう。



マッチ(特に頭部)を燃やしたときの煙の主成分は二酸化硫黄です。
これが水に溶けると亜硫酸になります。
ビーカーについた水が酸性を示しているのはこれによります。
さて、紫キャベツのアントシアニン色素はPHによって色が変化します。
(参考:http://www3.justnet.ne.jp/~konan/waku/a-0408.htm
しかしながらこれでは白にはなりませんね。

紫キャベツの色素を抽出して変化を見るのではなく葉をそのまま使用したことや、マッチの煙をそのままいぶすように使ったことから考えると・・・
この実験の意図は二酸化硫黄の「漂白」の性質を見ることにありそうですね。
実際にかんぴょうを漂白するために二酸化硫黄の煙で薫蒸するという方法があります。
(参考:http://www.eiken.city.yokohama.jp/food_inf/data/ …

参考URL:http://www2.yamamura.ac.jp/chemistry/chapter4/le …
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この回答へのお礼

なるほど。。
二酸化硫黄に漂白の性質があったんですか。
分かりやすい回答をありがとうございましたm(。_。)m

お礼日時:2003/06/22 05:36

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