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当方、熱について全くの素人です。
今回、化学反応漕の加熱ならびに除熱をおこなうための
熱交換器の伝熱面積を算出しなければならなくなりました。
ネットなどで調べてみたのですが、全く解らず途方に暮れ、
どなたかご教授いただければと思い投稿させていただきました。

条件は以下の二つになります。

加熱
漕液量:250(L)
温度条件(所定温度まで2時間):15(度C)-> 62(度C)
蒸気圧力:2.7(kgf/cm2)
加熱熱量:7050(kcal)

冷却
漕液量:250(L)
温度条件(所定温度まで2時間):15(度C)-> 27(度C)
冷却:チラー水 10(度C)

加熱につきましては、蒸気表より129.32(度C)を求め、
私なりに計算をしてみましたが全く自信がありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

熱交換器の設計は


Q=KA△T
です。
Q:熱量(kcal/h)
K:熱通過率(kcal/m2h℃)
A:伝熱面積(m2)
△T:対数平均温度差(℃)

そこで、質問者様がどのような熱交換器をつかうかによってK値が変わってきます。K値が分からないと、伝熱面積は計算できません。K値は伝熱する面を通過する速度、材質などによって変わってきます。
例えば、風呂の中に氷の入った袋を入れます。お湯を撹拌した時の方が氷の解けが早いはずです。同じ物(材質、形)でも熱の伝わりが変わってきます。それをK値で表わしています。

本題は、熱交換器メーカーに問い合わせるのが一番いいですね。
彼らは、このK値が熱交換器の形によっていくつか?分かっています。
液体が何か分かりませんが、ステンレスでもチタンでも銅、フッ素樹脂でも作れますよ。

熱交換の液体(材質選定のため)
その液体の入口、出口温度、流量、比熱、比重、粘度など
蒸気の温度(圧力)、チラー水の入口、出口温度、流量

これぐらいあれば金額大きさ全部教えてもらえますよ。
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この回答へのお礼

shiroha様
ご丁寧なご回答ありがとうございます。
心から感謝します。

K:熱通過率(kcal/m2h℃)というのは、
総括伝熱係数とも言われているものですね。
この値の意味していることが全く解らなかったのですが、
shiroha様のご説明で明確に理解できました。
大変参考になり、本当に助かりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/10 09:04

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