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こんばんは。

武士は剣道で戦の訓練をしていたんでしょうか?
それとも剣道とは違う方法で訓練していたんでしょうか?

また、武士は武術以外には何の訓練もしていなかったんでしょうか?体力作りとか。。。

武士が普段何をしていたか興味があります。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

戦国時代には現在のような形の剣道というものはまだ成立していません。



 実戦でもっとも強力な直接兵器は何よりも槍です。有名な上泉伊勢守や塚原ト伝は刀、槍、長刀、弓などのあらゆる武芸に通暁していたそうです。
 それが後世になって、剣術、槍術、弓術として分化していったようです。ですから、当時の武芸の訓練は刀の訓練だけでなく、様々な武器を用いての訓練だったようです。

 また、体力作りに関してもいろいろな方法がありました。水練(水泳の練習)や長距離走(名前は忘れてしまいました)もしました。あと、馬で遠乗りすることも大切でした。乗馬じたいも体力づくりになりますが、人の体力だけでなくて軍馬の体力づくりも重要だったからです。
 あと、鷹狩りは単なる趣味ではなくて、総合軍事演習として位置づけられていました。足軽を引率したり、迅速な団体行動をする上での適切な訓練だったようですね。

 なお、流鏑馬や犬追物は鎌倉時代に成立した訓練方法ですが、戦国時代にはかつてほど頻繁に用いられることは無かったようです。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2003/06/24 19:24

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