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社会主義・資本主義という差でなぜ血みどろの戦争になるのか?
20世紀の世界大戦・内戦・冷戦の原因のひとつとして
社会主義と資本主義の違いによるところが原因となっていますが、授業で教わっても実感として
そもそも
社会主義=個人の資本を認めない政治
資本主義=個人の資本を認める政治
程度のイメージなんですが

現在ではソビエト連邦が崩壊したことから資本主義が良いというイメージがありますが、ゲバラが資本主義政治における民衆や植民地からの搾取政治に怒り革命に参加した事実と、野球選手はよく亡命しますがキューバは社会主義でもそれなりに国民は幸せそうに生活してるというイメージから社会主義でもそれなりに生活していけそうな事からどちらが良き政治・悪しき政治なのかよくわかりません

しかし、こういった政治理念の違いから、国境線・壁を作り国が分断したり、アメリカがキューバに政府転覆を目論み国内クーデターの援助をし失敗した歴史、しまいには核戦争一歩手前まで事が進んだりなど人の命が失われるという代償を払ってまで、対立が必要なことなんでしょうか?

これらの疑問を解決・理解するにはどうしたらいいでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

ソビエトが台頭されるとアメリカが困る理由は、アメリカ国内に共産主義が誕生して既得権益が損なわれるのが困るというのが、確実にあったと思います。


冷戦体制が確立される少し前、第二次大戦の前ですが、アメリカは大不況の真っ只中にありました。
スタインベックの「怒りの葡萄」という小説は当時最も不況のあおりを受けた人々のことを書いたものですが、その中にあるとおり、当時はアメリカの中にも共産主義の芽があって、政府を転覆させかねない危機感がありました。
イギリスもそうで、ソビエトのような共産主義のほうがいいのではないかと揺れていました。
単なるイデオロギーの戦いというだけではなかったでしょう。
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世の中をよくしていこうと暗中模索しながら生きていくから争いが起きます。

争いを全否定
する事はできません。競争意識に繋がるのであれば、それは大きなメリットです。逆に、
何も考えずに生きていくのであれば、昆虫レベルの争いが激増するでしょう。また、成長
する事無く生き延びているだけなら、淘汰されます。

また、資本主義にも社会主義にも、それぞれにいいところ悪いところを持っています。
要はバランスが必要なのです。だからこそ、人は歴史を学び、未来へ繋げていく知恵を
次世代へ継承しなくてはならない。

最後に、学校の授業というのは、受験のために存在します。より深い理解を求めるので
あれば、現地の人間と接する意外にありません。必要なのは、人間同士の対話です。
国家間が争っていたとしても、個人レベルで巻き込まれる必要性はありません。そうして
人間同士の築いた絆で、血みどろにならない競争を経て錬磨していくのが理想ではないか。

理想論は得てして胡散臭く感じますが、ご一考頂ければ幸いです。
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違います。

資本主義は資本のためには何やってもいい超過等搾取社会。社会主義は税金で社会構築し労働者に媚を売る社会。血みどろになるのは労働者を抑えられないところまで来たからか、社会主義者の個人的な恨みが労働者の時々の不満とマッチしたから。資本家は安全を金で買いたがる。このことを見ないで共産主義資本主義対決を何か別のありえてはならない簡単単純な利害対立と捉えるのは、完全な欺瞞だ。まあこの世に共産主義はもはや、キューバと北朝鮮ぐらいになってしまったけど。
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>>社会主義・資本主義という差でなぜ血みどろの戦争になるのか?



質問者さんの疑問はもっともです。20世紀といわず、過去における十字軍とイスラム世界との戦い、アフリカ・アジアにおける残虐な植民地支配、アメリカ大陸でのヨーロッパ移民とインディアンとの戦い、南米でのヨーロッパ人による原住民支配など、「なぜ?」って感じる出来事は多いと思います。

それは、人生観、価値観の違いと、誰にでもある「嫉妬」の心が原因になる部分が多いと思えます。

話を「社会主義vs資本主義」に絞ってみると、小泉政治に反発して、民主党が伸びたのと同じです。

つまり、「金持ちや政治家が自分たちに有利な法律・制度を作って、うまくやっている。大儲けしてパイがでかくなっても、一般人に切り分けられるパイの大きさは、変わらないじゃないか!」「努力しても、全然展望が開けない!お前らばかりが都合いい世の中にしやがって!!」っていう気分ですね。ちょっと前に「蟹工船」って小説がヒットしましたが、ああいうのが売れるのは、自分たちの扱いが不当だと感じると同時に、資本家(金持ち)にたいする「嫉妬」の原理が働いていると思えます。

人間は、産まれたときは同じでも、肉体に宿った魂の差(前世での努力の差などで発生)はありますし、生まれてからの家庭環境・努力の度合い、ちょっとした運の有無などによって、ある人は、大企業の社長になり、ある人は、ホームレス・フリータとか、貧困ラインで生きることとなります。

そういう時、自分の努力が足りないことから生まれた結果であるのに、「おまえら金持ちがいるから、俺たち大衆が貧乏生活になるんだよ!!」という「責任転嫁」の理論から生まれたのが、「資本論」であって、「共産主義」「社会主義」です。

また、資本主義のバックには、キリスト教の思想が入っています。が、共産主義は、「唯物思想」から成り立っています。つまりは、「魂」「霊魂」の存在を否定しますし、その結果として「宗教はアヘンだ」と切り捨てます。「人間も機械も同じ単なる”物質”の集まりである」と主張します。

なぜ2つの主義が争うのか?それは、共産主義・社会主義なら「労働者階級の支配する平等な社会」なのですが、現実には、中国にみられるように、一部の特権を味わう支配階級と、虐げられた多数の人々という、めざすところとは正反対の社会がゴールです。

そういう不幸な社会が地球に広まると地球文明がどうなるでしょう?「そんな暗黒の世界に麗しい地球を絶対にしてはいけない!」という神の意志が働いています。その神の願いは主として「アメリカ合衆国」に作用し、「世界警察」として米国は働いています。(イメージはスーパーマンですね)

対する共産主義・社会主義の国は、「嫉妬」の原理と、支配階級が「自分たちの地位を守りたい!」という動機から、資本主義社会と対決すると同時に、国内の人々に対しては、自由を奪い、弾圧と殺戮を繰り返して、「恐怖政治」を行っています。
また、この勢力は、「反米」「反キリスト」という面から、イスラム教とも通じる面があります。それは、マホメットに通じてゆきます。

「個人の資本を認めない政治」というのは、結局は、個人の創意工夫を制限する社会になります。そして、(多数派)の神の意志は「人間たちが創意工夫し、より良い社会を作り上げ、みんなが幸福を増やす世界の実現」です。それは、当然ながら敗者が生まれる世界です。一部の神たちは、弱者の側に立ち、対立しています。その対立の決着は、天界ではなく、この地上世界でつけることになります。破れた側にいる人間が滅びるのは当然としても、天界にいる神たちも連座となり、立場を失います。

それは、日本式のあいまいな、非論理的な決着とはなりません。「どれだけの犠牲を払っても正義は守る!」というのがアメリカ流であり、指導する大天使長ミカエルの意志です。そして、それが血みどろの戦争になる理由です。
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原因は単純な事です。



資本主義とは銀行集団による通貨を用いた支配体制を
認める事。

社会主義とは銀行集団と共に通貨を用いた支配体制に
参加する事。

共産主義とは通貨を用いた支配体制を認めない事。

◎銀行支配体制の頂点にいるアメリカにとっては
社会主義と共産主義の両方が現体制に敵対するものと
成ります。通貨以外に社会の基礎を置こうとすれば

アメリカと敵対する事になるのです。現在もこの点は
変わりません。自己存在の問題として戦争となります。
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>20世紀の世界大戦・内戦・冷戦



冷戦については東西の対立でしたが、第一次と第二次大戦は資本主義と社会主義の争いではありません。
第一次世界大戦の開戦時、社会主義国は存在していません。
ロシアに革命が勃発するのは開戦後のことです。

第二次世界大戦も資本主義国と社会主義国との戦争であったわけではありません。
たとえば、太平洋で激闘を繰り広げた日本とアメリカはどちらも社会主義国でなありません。

資本主義と社会主義の政治、思想の違いが直ぐに戦争に結びつくわけではありません。
もっと複雑な経緯があるということです。
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アメリカヨーロッパに対抗させる陣営を作るためやロマノフ王朝の壮大な財産をぶん取るために、イルミナティロスチャイルドロックフェラーが、マルクスやレーニンなどに資金を提供し、資本論を作らせ広めさせ、革命を起こさせ、共産主義陣営ソビエト連邦を作らせたんですね。



常に対抗する2極を作り出し、どちらも軍需産業で儲けたり、資源を支配したりできるということね。

今は、イスラム教国家を敵に仕立て上げているということね。

ちなみに世界で一番のテロ国家がアメリカで、世界に一番悪影響を与えているのもアメリカね。

アメリカとソビエトは裏で繋がっていたから、ケネディとフルシチョフの話し合いがなくても、核戦争は起きなかったでしょう。

ケネディは操り人形でなくなったから、CIAやマフィアを使って暗殺されたということね。
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これを読み解くにはフランス革命までさかのぼる必要があります。



フランス革命やアメリカ独立は、ルソーなどによる啓蒙主義によって始まります。啓蒙主義とは「人はすべて平等であり、幸せになる権利を有している」というものです。
この「幸せになる権利がある」それを掴み取るための戦い(革命)が20世紀の米ソ冷戦まで続いたのです。

最初は王制という階級への革命でした。生まれた時の階級によって、幸せの限度が決まってしまうのが階級性の特徴です。これを打破すべくフランス革命は実行されて、その後民主主義が定着していきます。またその他のヨーロッパの国では王制が打倒されるか、または立憲君主制にして王制は残るものの主権は国民に移す、という流れができていきます。(今でもイギリスだけでなくベルギー・スペインなど王国は結構あるのです)
そしてアメリカはイギリスから独立を果たし、フリーダムの国として成長することになります。
ここまでが大体18世紀から19世紀初頭にかけての話であり、日本の明治維新もはいります。ただし、この時代は同時に植民地主義・帝国主義の時代でしたので、植民地として何の声も出すこともできずに搾取される人々がたくさんいるような状況でした。

19世紀になると、産業が発展し資本家が非常に発言力を持つようになります。同時に労働者は搾取される対象になり、王制革命で平等化したはずの人々に新たな階級格差が生じるようになります。
この頃にマルクスやエンゲルスが資本主義の本質を読み解き、数々の論文を発表します。その中に後の協賛革命の啓蒙書となる「共産党宣言」もあるのですが、この論文のよりどころはルソーなどの啓蒙主義つまり「人はすべて平等であり、幸せになる権利を有している」を資本主義の現実に照らし合わせて、ひとつの解を出したものなのです。

この後第一世界大戦があり、資本家と労働者の格差はますます開いていきますし、特にロシアでは長引く戦争に対して搾取がひどくなった労働者が蜂起してロシア革命→ソビエト建国という流れにつながっていきます。つまり労働者が率先して自分たちの「人はすべて平等であり、幸せになる権利を有している」を追求するために戦って国を作ったのです。
これに驚いたのが各国で王制に代わって既得権益を持ち始めた資本家たちです。特に王制のない新興国アメリカでは、かなりの警戒をし始めます。

そして第二次世界大戦が勃発し、ソビエトも意外なほどの健闘をみせ、戦勝国の一員となり、先進国として発言権を増していきます。この第2次大戦の後に始まったのが「民族自決」による植民地独立運動です。
よく知られているように、北朝鮮は当時の支配者だった日本に対する抗日運動の指導者金日成が建国の父ですし、中国も日本が敗戦で撤退した後、蒋介石の国民軍(資本主義寄り)と共産主義の毛沢東率いる共産党中国の内戦があり、共産党が勝ったために今の中国は共産主義なのです。内戦などばかばかしいように感じますが、その後建国してからどの国と付き合い、どのようなサポート(特に戦後復興と技術移転)を得るのかはとても重要でしたのでどちらの指導者も、自分の判断が「人はすべて平等であり、幸せになる権利を有している」と考えて実行した部分もあるのです。
逆に言えば、ソ連を頭に置く共産主義陣営も戦後の超大国アメリカを頂点とする資本主義国も、第2次大戦以降の共産革命(または資本革命)は避けたいところだったため、植民地が独立する際に傀儡政権を作るように努力したのです。それが朝鮮戦争やベトナム戦争の原因となります。
しかし、第二次大戦以後核兵器ができたことで、いままで続いてきた「血みどろの戦い」=地域的な革命戦争か様子が一変します。つまりどの国も生き残るためには、核を持っている国と付き合って核の傘に入る必要ができてしまったからです。この核の傘を提供できるのは現実的にはアメリカとソ連だけでした。
これが資本主義と共産主義(社会主義)の陣地争いに拍車をかけます。仮想敵国の隣に自分の同盟国を置くことができれば、核の効力が高まるからです。
これが、戦争を激化することにつながっていったといえるでしょう。

今では共産国はほとんどなくなり、共産国であっても資本主義を取り入れています。
しかし今度はテロという形で「人はすべて平等であり、幸せになる権利を有している」という権利を追求する戦いも発生しています。だからこそ、テロは新しい戦争形態、といわれるのです。

仮に啓蒙思想ができなければ、階級はあるものの牧歌的な社会がまだ続いていたかもしれません。そういう意味で「人はすべて平等であり、幸せになる権利を有している」という普遍的な権利を追求するために必ず対立があり戦いが必要である、というパラドックスはまだ続くのかもしれませんね。
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歴史的な背景は、ANo.8 phjさんが簡潔にまとめられていますので違った視点から。



まず、戦争・紛争や政治制度、文化、風習、宗教etc,,,を分析するとき、「価値判断」を即決せずに一歩引いたところからの視点が必要となります。
「価値判断」というのは、「資本主義の法が良い制度だ」「社会主義(共産主義)は制度だ」というように、なんらかの物事に対して、ある一定の基準により「良し・悪し」を決めることです。
そして、私たちは必ずこうした「価値判断」をしながら社会で生きています。
私たちは、そういった「価値判断」をするための基準――その人が生きた時代の社会的背景・生い立ち・宗教・教育内容etc,,,――を無意識のうちに築き上げ、それに基づいた「判断」を行なっています。
こうした「基準」が時には物事の本質を見逃す原因になることが多々あります。
ご質問にある

>資本主義が良いというイメージ

これこそ、一つの「基準」に基づいた「価値判断」でしかありません。
そこには、物事の本質が少ししか含まれなかったり、全く含まず、むしろねつ造されいる場合もあります。
現在の「資本主義が良いというイメージ」は、米国を中心にした資本主義陣営の宣伝活動を受け入れた結果とも言えます。
実際、米ソ冷戦では、激しいアイデンティティーやイデオロギーに基づく「宣伝合戦」が内外問わず盛んに行なわれていました。
そうすることで、自分たちの国の国民に対して、よく言えば指導、悪く言えば洗脳しようとするわけです。
ただ、人というのは賢くてそうした指導に乗らず、時には反発して抵抗したりします。
こうした行動も、「私たちの生活がくるしいのは、政府が悪いからだ」という「価値判断」が働いているからだと思われます。


>どちらが良き政治・悪しき政治なのかよくわかりません


まさにこの疑問こそ、「価値判断」には「基準」があり、その「基準によって」答えが変わるのだという事を示す好例かもしれません。
しかし、その「基準」というのはあやふやな物であり、「基準」が決められずに判断できない状況も生まれてれてきます。
「価値判断」の「基準」には、ひとそれぞれであり、なかには「対立」する「基準の組み合わせ」も多々あります。
それが国家レベルになってくると、資本主義VS社会主義や宗教的対立となっていきます。


>これらの疑問を解決・理解するにはどうしたらいいでしょうか?


これは、常に自分の「価値判断の基準」を意識すること、それを踏まえた上で物事を多面的に眺め、自分の「基準」では「良」だが相手の「基準」では「悪」といった対立が生まれることが多々あるという事を知り、その上で相手の意見も尊重し且つ自己の基準の修正や再確認を行なう。
まぁ、端的に言えば、物事にたいして簡単に「善し悪し」を決めるのではなく、すこし立ち止まって、自分の「価値判断」の「基準」が(前半で述べたような)第三者の「イメージ操作」に乗っていないかを振り返る事を少しでも意識することでしょうか。

ではでは、参考になれば幸いです。
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 第一次世界大戦前、欧米列強は植民地を政治的・軍事的に支配することで、その土地の富を手に入れようとしました。


 しかし、そのような直接支配のやり方は、支出も多くなり第二次世界大戦前には、限界が見えていました。
 それに対して、アメリカは、政治支配することなく、アメリカの大企業が進出しその土地で活動することで経済を支配し、富をアメリカに持ち帰るシステムを、中南米で作り上げました。
 中南米では、アメリカ国民が出資した大企業が、鉱山を持っていたり、大規模な農場開発をして商業作物を作り、現地の人を労働者として使い、利益は出資者であるアメリカ国民のものとなっていました。
 また、アジア・アフリカにもそのような大企業が進出し、中南米と同じような社会経済システムを作ろうとしていました。
 
 それに対して、中南米の国では革命によって出来た社会主義政権が、アメリカなどの外国企業を国有化する動きに出ます。

 このような発展途上国の社会主義化を武器供与などで支援したのがソ連で、これらの国の鉱山や農場の土地の国有化で、財産が減ったアメリカの金持ちは、アメリカ人の資産減少=アメリカの国力縮小で、このまま放置すれば、やがてアメリカは海外資産をすべて失ってしまい、ソ連の支配を受けることになると、アメリカ政府を突き上げ、対社会主義強固路線をとり、資本主義路線をとる発展途上国政府に、ソ連と同様、大量の武器供与を行いました。

 結局、世界各地にあるアメリカの経済的拠点に対する、ソ連側の軍事力による強制没収という動きに対して、アメリカの世界経済を支配力やはり軍事力で守ろうという動きで答えたのですから、利権を『軍事的に争う』形となりました。
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