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「こざと」「おおざと」 呼び名について疑問

「おおざと」は、邑(むら)・里(里)に由来するそうで、また、「2画目の下側の膨らみを大きく書く」ことから、これを「おおざと」と呼ぶことについては異論ありません。

しかし、「こざと」の方は”土の盛り上がりを意味する”ことから来たそうで、これは、「里」(人の集落?)とは全く関係がありません。

なぜ、「さと」を付けて呼ぶのでしょうか?

A 回答 (2件)

まあ、私の受け売りの話は一つの説として聞いて貰えればよかったのだが・・・。


とりあえず、矛盾のない説だとは思うのであるが。

>「こざと」の方にも、字体が変形していく過程で呼び名があったはずです。
ある日突然”へん”になり、その呼び名に迷うようなことはあり得ないはずで、へんになるときには、当然それまでの呼び名を使うはずだと思うのです。

確かにそういったこともあったのかもしれない。寧ろ、その可能性は高いと思う。
ただ、「こざとへん」になるまでに、呼び方が複数あって統一されておらず、たまたま「こざと」が多数派になったか、あるいは権威のある人が決めてしまったかして、こうなってしまった・・・というのもあり得る。

>根拠のない呼び名を付けられた文字はほんとに可哀そうだと思います。
漢字の世界にはその手の「悲劇」は結構ある。
元々「あくび」という意味でしかなかった「欠」という字が、いつの間にか「かけていること」を表わす「缺」という字の代わりに用いられるようになった、というのは有名な方だと思う。
漢字も所詮は道具、人間の便宜に従い本来の意味が往々にして廃れるのが世の習いなのだろう。
私は字を哀れむ気はないが、それでもそうした歴史があったことは謙虚に記憶している。
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この回答へのお礼

重ねて、丁寧なご回答有難うございました。

お礼日時:2010/05/13 23:00

単に、「おおざと」からの類比でそうなっただけ、という説が有力だと思うが・・・。



つまり、「おおざと」が先にあり、それに形のよく似た偏のことを「偏なので、『おおざと』より小さめに書くから」という理由で、「おお(大)ざと」との対比で「こ(小)ざとへん」と呼ぶようになった、と言う由。

この回答への補足

(一部書き換えさせていただきます)
>「おおざと」が先にあり、それに形のよく似た偏で『おおざと』より小さめに書く、という理由で、「おおおざと」との対比で「こざと」と呼ぶようになった・・・

これはおかしいです。
本来、呼称にはその由来が含まれるはずであり、「おおざと」はまさにその由来をピッタリ継承しています。
「こざと」の方にも、字体が変形していく過程で呼び名があったはずです。
ある日突然”へん”になり、その呼び名に迷うようなことはあり得ないはずで、へんになるときには、当然それまでの呼び名を使うはずだと思うのです。

しかし、やっぱり元の呼び名があっても、エー面倒だから一緒にしてしまえ、というようなこともあるのでしょうかね。
根拠のない呼び名を付けられた文字はほんとに可哀そうだと思います。

補足日時:2010/05/10 23:15
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