No.5ベストアンサー
- 回答日時:
GI本人にGIと呼ばれているかは聞いたことはありませんでしたが、1967年からべトナム戦争終結の1972年までアメリカ人兵士関連の仕事をしていました。
彼らは自らをGIと呼びGovernment Issueのことだと言っていました。ただ中にはGIと呼ばれない軍人がいました。もちろん自らを呼ぶこともありませんでした。職業軍人です。ランク付けE6の以上の階級の人たちです。GIはそれ以下のE2~E5までの階級の人たちは自らをGIと呼びお互いがその意識をもっていました。何かにつけて我々はGIだ殻といっていたことから察するに徴兵で召集された人たちの悲壮感を感じていました。中には戦場で的を銃殺したことを得意げに話すものもいましたが、夜伴にバーボンを飲み交わす時は、大粒の涙を流していました。GIであること絶えられなかったのしょうね。歩兵部隊は戦場では常に前線にたたされ、恐怖のあまり一歩も進めないものにはマリワナを与え度胸をつけさせることは常だったと言っていました。その当時日本でだんだん反戦運動が激化して、また日本の大学では学生運動が始まり、ヘルメットと角棒を持った学生が東京の電車に多く見られました。主要駅では学生が集まり演説を繰り広げていました。ベトナム戦争と学生運動、当時を象徴する大きな出来事だったと今の日本からは想像ができない混乱の時代でした。当時も My son is in the Army. Marine Core などと家族は言っていました。家族が息子は GIだと言う人たちは聞いたことはありませんでした。最近はアメリカの軍人と付き合いはありませんので、わかりませんがおそらくその時代から想像して今でも同様にGIと言う言い方はあると思います。尚、これが俗語がどうかは未確認ですが、Government Issue だと自ら言っていたことから、おそらく俗語ではないんではないかと感じます。以上学術的なことはわかりませんが、GIと生活を伴にした者よりの一言でしたこの回答への補足
締め切るに当たって
本日は6/11(金)です。質問文投稿以来、ほぼ2週間経ちました。この先、新たな回答は寄せられないものと判断し締め切ります。
お世話になりました。
初めて登場した内側からのリポート、有り難うございます。
1My son is in the Army.は大将であれ新兵であれ陸軍に所属していれば、使えるのではないかと想像しています。この場合、Armyは階級とは無関係です。組織です。
2.1とは別にArmyが階級を表す場合もあって、その場合は将校を指すと思っていました。実際には大まかに言って下士官以上を指すらしいことが分かりました。
3.私は分からないからこそ質問をしているので、大方の回答に「そういうものかなぁ」と曖昧に返事をしておくしかないのですが、このご回答から徒にG.Iとは呼ばない方が無難だと思いました。
My son is in the Armyという親の前でG.Iとは呼べなそうです。感受性の敏感な人を基準に考えておくのがよさそうです。
4..>> 恐怖のあまり一歩も進めないものにはマリワナを与え度胸をつけさせることは常だった<<
軍隊では麻薬を使うことがあるのは承知していましたが、こういう使い方があるとは知りませんでした。不眠不休で肉体労働を強いるときに覚醒剤を用いるとの知識はありました。日本でも終戦直後には軍から流出したヒロポンが蔓延して大問題だったらしいですね。
5.>> 今でも同様にGIと言う言い方はあると思います。<<
これが自然だと思います。
6.G.Iが俗語か否かの件ですが、その後
http://ja.wikipedia.org/wiki/GI
ここを見つけました。これが事実ならば俗称になります。事実か否かの問題は残ります。300年位経ってG.Iの語源を知る者がいなくなった後はともかく、私まで知っている現代では他に正式名称がありそうに思えますが果たして?
有り難うございました。
No.6
- 回答日時:
>お礼が要る場合は書き直しが必要です。
どちらを選ぶとも自由です(6/2記)。要するに、御自分の中で答えが出ているんですよね? G.I.を自嘲表現にしたいならどうぞ勝手にそうお考えください。(大笑い)
では、私は現実世界の住人ですので、、、悪しからず。
NO.4を書き直すと、こうなるのですね。では、約束は守れとの、ばぁちゃんの遺言に従ってお礼を言っておきます。
http://forum.wordreference.com/showthread.php?t= …
折角のご紹介でしたが、このサイトは何の役にも立たないことが判って、真に有益でした。もっとも、何の役にも立たないサイトだからこそ私にも読めるのであって、役立つことが書いてあるような英文は私には読めなそうです。そこを察知して選んで下さった慧眼には感服いたします。
副産物が一つありました。結局は人間としての総合力がないと、気の利いた「捨て台詞」や「最後っ屁」は放てないらしいことが判りました。
No.4
- 回答日時:
たいした意見では無いので、お耳汚し程度に、、、
要するに、G.I.(官給品)だから、侮蔑語の可能性を考えて葛藤していらっしゃるのですね。
学校給食と聞いて、「敗戦→アメリカの援助→ご飯からおかずまですべて→自嘲的」と考えるくらい飛躍した考えであるように感じます。(失礼)
>「G.Iブルース」という大ヒット曲があるのを考えると、自嘲と誇りが綯い交ぜになっていて
そもそも、bluesというジャンル自体が、「自嘲と誇りが綯い交ぜになっていて」になっている曲ではないでしょうか???
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB% …
明るい曲だったら、ブルースになりません。
そして、結構大部分のアメリカ人が、General Infantry, Government Infantryと「歩兵のイニシャルかな?」と思っているくらいですから、(間違いですが)
They said that many people think it is "General Infantry" but that is incorrect.
http://forum.wordreference.com/showthread.php?t= …
それこそNo2さんのパクリで、「兵隊さん」くらいの意味くらいしか、、、、
まあ、そう熱くならずに、、、、。
No.3
- 回答日時:
#1です。
>>G.Iと呼んだ上で称えて差し障りがないか、これが疑問です。
GIが、歴史上の一戦争と直結していて、それ以後はあまり使わない、というのはアメリカ本国の話です。
ご質問を読み返すと、日本には、沖縄だけでなく半世紀以上もアメリカ軍が基地を持っていて、その意味では第二次大戦は終わっていない訳です。
だから第二次大戦の語彙も、越中富山の薬売りの伝統で征露丸「お腹のしんぼりはった腹薬」を売りに来た「廃兵」さん、ほど死語ではない、といった見方も不可能ではないでしょう。
>>仲間内でなく、特に日本人がG.Iと呼んだとき「お前らにG.Iと呼ばれる筋はない」、こういう感情をもつ元兵士がいはしまいか、こういう疑問です。
そこでご質問ですが、日本のアメリカ基地も、「核武装をしない日本を守るため」から「中東の対テロリスト戦争の兵站基地」に様変わりした今、
GIと呼ばれたら、アメリカの兵隊は、まずあたりを見回して心当たりが居ないのを確認した後「ああ私のことか」と気づいて「何か御用でしょうか?」ということになるのではないかと思います。
沖縄の基地一つでも5万人以上のアメリカ兵が居るそうですから、簡単に反応を予測することは出来ませんけれども、、、
NO.1~NO.3を通じて、G.Iは第二次大戦と縁の深い言葉らしいと見当をつけました。そうであれば大戦が遠のくにつれて、G.Iも方向として死語に向かうのは納得できます。
また、スラングだったとすれば国民の一定割合を超えて使い出した時点で役目を果たさなくなってしまうので、この面からも死後に向かうし、国民に広く使われるにつれ意味が変わるのも納得できます。G.Iは使われたとしても今や無色透明で、只の「兵士」なのかもしれません。
軍指導部が「砂漠の嵐作戦」なんて名付けると、「おい、そこの『砂粒』!。俺たち『砂粒』はよぉ」といった会話が兵士の間で交わされていて、実は『砂粒』に軍上層部への強い非難を込めているなんてことがあるかもしれません。スラングとはそうやって生まれるものだと想像します。無駄口でした。
有り難うございました。
No.2
- 回答日時:
「G.I.」は蔑称でも何でもありません。
「アメリカ合衆国軍(の/人)」を指す第二次大戦中の“俗称”です。俗称ですから砕け度でいったら「兵隊さん」くらいのものです。ただし、イメージとしては、もう少しタフな感じで、「自嘲」のイメージはありません。勝った負けたの歴史とはあまり関係ないんじゃないでしょうか。そもそも「兵隊さん」という言葉にも「自嘲」のイメージはないように思います。言葉が流行した時代からして、「兵隊さん」という言葉が太平洋戦争を連想させるように、「G.I.」もまた第二次世界大戦を連想させます。気のきいた英和辞書なら「Government Issue(直訳すると「官給品」)」の略だと明示されていますが、ウィキ情報によると、もとは「galvanized iron(亜鉛めっき鉄板)」の略だったそうで、いずれにしても、そういう軍隊に伴うイメージから派生した俗称のようです。
男性兵士は通称「G.I. Joe」。言うまでもなく、第二次大戦中の軍人は男性のみでした。これをもじって女性兵士を主人公にした「G.I. Jane」というハリウッド映画が大ヒットしたのが1997年ですから、今の若い人でも「G.I.」という言葉を知らないわけではありません。
先に申しましたように、“タフ”なイメージを伴うのは、太平洋戦争そのものが戦勝国にとってはタフなイメージを伴うからです。プロパガンダのせいもあり、当時の連合国側の兵隊さんは、とにかく強いとされていました。二の腕が筋肉で盛り上がっていそうなイメージですね。まあ、今の日本の人たちが「ランボー」という言葉に抱くイメージと似ているかもしれません。「G.I.」という言葉が流行した時代には自衛隊が存在していなかったので、自衛隊と比べるのは難しいです。
ちなみに「G.I.ブルース」の歌詞は確かに、望郷の念を歌った哀愁漂うものですが、もともとタフガイに哀愁はつきものです。
参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/G.I._(military)
>>もともとタフガイに哀愁はつきものです。<<
こういう感覚を見過ごさない方がG.I=「兵隊さん」程度に片付けていて、よいのですかね。お答えからするとよいのでしょうね。そもそも、願望で答えるべき性質の問題でなく、事実はどうなのかを答えるべき筋合いのものですから、G.I=「兵隊さん」くらい、であればそれでやむを得ません。
この先も、このカテで少しお世話になる雰囲気がありますので挨拶代わりに理屈を捏ねておきます。
初めはG.I= Government Issue(官給品)に兵士の意味はなかったのだと思います。
「G.I=兵士」は兵士自身が言い出したスラングだったのではないでしょうか。一般にスラングは過酷で困難な生活ながら誇りと連帯感を保つ作用をする仲間内だけで通じる言葉なのだと思います。良質な人間は、誇りなんてものは隠しておくものですから、これを自嘲で包みます。この辺りのことは心理学に明るい方なら容易に説明されると思います。偽悪に近いでしょうか。
頭の天辺から足の指先まで官製の制服に身を包み、終日命令で動かなければならない己をGovernment Issue(官給品)と自嘲したのが、そもそもの始まりだったのではないでしょうか。誇りをもっているからこそ自嘲できたのだと思います。それに徴兵制の時代には志願制の時代に比べ、良質の知性をもった兵士が混じっていなかったでしょうか。この手の連中は一捻りした曲玉をもっていて案外上手いことをいうものです。
こう考えると彼らが、仲間と認める者がG.Iと呼ぶのは許容しても、仲間と認めない者がG.Iと呼ぶことは許容しないのではないか、と思えてきます。そこでG.Iの語感が知りたくなる訳です。
G.I=「兵隊さん」くらい、であれば日本人の私が彼らをG.Iと呼んでも差し支えなさそうです。
有り難うございました。
No.1
- 回答日時:
1。
GI、いま、あまり使いませんね。では何を使うのか,と聞かれると、最近オレゴン州の東部のレストランで飯を食い、支払いの時に、ウエイトレスがMy son was in the army in Iraq.「息子が、陸軍でイラクに行ってましてね」と言いました。
GI から受ける印象は、第二次世界大戦のころ、という印象です、エルビス・プレスリーの『GIブルース』も、第二次大戦の軍服姿が広告やアルバムに使われました。
2。 GIは、「日本の自衛隊を何と呼ぶのに匹敵しますか」というご質問ですが。アメリカは勝った国ですから、別に「自嘲」とか蔑称にはなりません。むしろ泥沼化したそれ以後の戦争に比べて、第二次大戦は「はっきりアメリカが勝った」最後の戦争ですから、むしろ「アメリカ黄金時代の英雄」という意味合いはあると思います。
今のアメリカの子ども達には「GIジョー」という兵隊人形を通じて、辛うじて生きている古い語彙,と言う感じです。
>>GI、いま、あまり使いませんね。<<
使わないのでは語感も何も観察の仕様がありません。仕方ないです。
>>「アメリカ黄金時代の英雄」という意味合いはあると思います。<<
第二次大戦に従軍した軍人が「アメリカ黄金時代の英雄」との評価を得ていること事態には異存ありません。soldier、sailor、airman、 marineと呼んだ上で称える分には疑問がないのです。
G.Iと呼んだ上で称えて差し障りがないか、これが疑問です。仲間内でなく、特に日本人がG.Iと呼んだとき「お前らにG.Iと呼ばれる筋はない」、こういう感情をもつ元兵士がいはしまいか、こういう疑問です。とにかく、G.Iをあまり使わないとあれば話は終わるしかありません。
有り難うございました。
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