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アダルトチルドレンとボーダーライン人格障害の違いについて。

アダルトチルドレンとボーダーライン人格障害は酷似しているという記述を見かけました。

アダルトチルドレンは・・アルコール依存症、機能不全家庭、トラウマ、嗜癖・・といったキーワードで説明されることが多く、ボーダーラインは「見捨てられ不安」「自傷行為(リスカ、OD等)」「攻撃性」などのキーワードで説明される臨床単位。

そこまではわかるんです。

いくら明確に説明されていても、本質的な(本質的な心性の)違い、というのがわからないし、私はいったいどちらに該当するのかもわからない。

どちらも該当するようで、かつ該当しないような気がしてしまう。

でも、困っていることなんかはあります。

それで、医者に行けばどうにかなるんでしょうか。

クスリはたいして効かないとも言われ、カウンセリングが治療の柱になる。

なんとなく、ボーダーラインかな、とも思ったりもするけれども、かつて色々な医者にかかってきて、
けれども、ぴんと来なかったんです。

でも、どこにもかからず、放置しておくのもどこか不安で・・。

良い方法はないでしょうか。

A 回答 (4件)

基本的には同じ病気と言う原点です。



一応、精神科の医師に同じ事を聞いてみた処では、
「同じ精神疾患と言う原点で考えると解消は出来るかな?」と、少し困って答えてくれました。

っで、一応、経験上では病気の総称が同じ病気が沢山あり、個別に枝分かれしていると
思えば多分一般の思考でも理解は出来ると思えます。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

なんとなく、わかったような、いまだわからないような…。

お礼日時:2010/06/03 21:12

『アダルトチルドレン』の中に、『境界性人格障害』も含まれると考えると分かりやすいかも知れません。


「アダルトチルドレン」は、広い意味で「子供の頃、親に愛情を注いでもらうことが出来ず、その影響が、成長した後にも様々な形で症状となって現れる」という状態を指します。
「愛情を注いでもらうことが出来ず」というのは、具体的には、親がアルコール依存症などのために日常的に暴力を振るったり、子供に無関心であったり、さらには親自身がアダルトチルドレンであったために感情が不安定で、子供に過干渉になったり、激しく叱責したりするような状態です。
このように、親の愛情を受けられず、満たされなかった思いは、様々な形で子供に影響が出ますが、その一つとして『境界性人格障害』という形で現れる場合があります。

治療としては、その「満たされなかった思い」を、時間を掛けて少しずつ埋めていくという事になりますが、簡単ではありません。
薬は、たとえばその満たされなかった思いから来る「抑うつ状態」などを、対処療法的に改善するために処方されたりしますが、薬で「境界性人格障害」も含めた「アダルトチルドレン」が治る訳ではありません。
カウンセリングが行なわれるケースも多いですが、それ以外にも、医師や看護師など、病院スタッフとの「かかわり」の中で、少しずつ人との信頼関係を安定的に築いていく事自体が、「治療」になるとも言えます。

しかし、残念ながらそこまで『アダルトチルドレン』を深く理解して治療を行なう事の出来る医療機関は、多いとは言えないのが現状だと思っています。
特に『境界性人格障害』の場合は、患者さん本人の、医療に対する「極端な信頼」と「極端な不信」がめまぐるしく入れ替わり、信頼関係を築く以前に本人が治療を中断してしまったり、場合によっては医療機関側が治療を中止することもあります。

「良い方法」という意味では、HPなどで調べて、「境界性人格障害」も含めた「アダルトチルドレン」に関しての治療実績があり、医師だけでなく、カウンセラーやその他のスタッフも、ある程度専門知識を持った上でのかかわり方を学んでいる医療機関で診てもらうこと、ということになると思います。
具体的な病院名などは、挙げる事が出来ません。すみません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

アダルトチルドレンの中に、境界性人格障害が含まれる、と考えれば良いのですね。

私の場合は、母が、子どもや育児に意識が向いておらず(おそらく…養育はするが、子どもの心にまでは注意が向いていなかった。)、私自身は、愛情を受けたという感覚を持てないでいます。

私の場合、抑うつ状態というのはあまりないのですが
社会復帰などに強い不安があります。

そのような不安を薬で緩和することは、意味があると思いますが、薬自体で、穴埋めできないことは理解できます。

カウンセリングも含めた、他者との関わり、その関わりを通して、少しずつ他者への信頼感を得ていく、ということが大事なのですね。

今現在、通院はしていませんが、やはり医者にかかるべきでしょうか?

最近、AC専門のカウンセリング(スカイプ)を受け始めましたが…。

大変参考になりました。

ありがとうございます。

お礼日時:2010/06/03 21:33

AC、ボーダーの両者とも知人にいます。



最初は全く別の性格像に見えていたのですが、ある程度の期間付き合いがあると共通する何かを感じるようになりました。

両者とも、極端に自身の持てない人達で、その自身の無さの原因をどちらに見出しているか?が違うように思いました。

AC→全て自分が悪い--->鬱
ボーダー→全て(自分以外の)他者が悪い--->自傷・他害行為----->自傷・他害行為に関して自己嫌悪に陥り鬱(他者に対する迷惑行為に対する鬱では無い)

こんな感じです。


両者とも強い鬱感情を抱えている事に違いはないのですが、
ACが自分(&原因となる親)だけで完結しているのに対し、
ボーダーは関係ない人達(一般的に言う”優しい人”ほどターゲットになりやすい)まで巻き込んでしまう為に面倒な性質だと思います。


AC・ボーダーともに思考が同じ場所でグルグル回っていて、
AC→自分が悪い、と言い続け、
ボーダー→周りが悪い(他害行為を正当化)、と何年も言い続けています。


この二人とも投薬・カウンセリング共に受けていますが、以前と比べて改善しているようにも見えません。
ん~、今の状況から抜け出したいっ!って強い意志を感じないんですよ。

しんどい、つらい、との言葉は度々口にするのですが、つらいなりにも慣れきった今の状況に留まる事を選択している気がします。

治癒と言う、未知の世界を怖がっているようです。
正直な感想としては、投薬を受けようがカウンセリングを受けようが、自分で自分を治療しようとする強い意志が無いと治るものも治らないと思います。

自分の思考を振り返る癖(自分だけが悪いわけじゃない、他人だけが悪いわけじゃない)をつけると改善につながるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。

自分と親とで完結している、という点ではACですが
自分以外のせい、と考える点はボーダーですね…私の場合。

お礼日時:2010/06/03 21:15

これから御紹介するHPは、精神科医の方が開いているもので、返信には時間が掛かるようですがメール相談もしています。


『自分を変えたい人 自分で治したい人 のためのページ from やんばる』
ttp://7.ocn.ne.jp/~k-goto/
↑頭に「h」と // の後に「www」を補って検索してみてください。(個人のHPなので、直リンクは避けました。)

そちらのトップページにある、

●人格障害と呼ぶ前に
●ACの本質と治療
●自己愛性人格障害について

の項目が参考になると思います。

なかでも「ACの本質と治療」にある、「ACと人格障害」が直接の参考になると思います。
以下に、そこに書かれていた見解と要旨を---内にまとめました。
とりわけ「4」が、アダルトチルドレン(AC)とボーダーライン(境界例)の概念を端的に表していると思います。
---------------------------------------------------------------
《ACと人格障害》

1)ACの本質は認知のゆがみである

2)「AC」は学問的な定義は無く、診断名とはならないが、
 状態を表現するのに役に立つので、この言葉を治療に使っている。

3)ACは認知の特徴から見た表現で、
 境界例は主に行動の特徴から見た表現である。

4)見捨てられ不安などの認知のゆがみをもつ人はACだが、
 その中で激しい行動化を起こす人が部分集合として
 境界例と呼ばれる。

5)大事なのはどのような名前で呼ぶかと言うことでなく、
 どう治すかということである。

6)認知を修正するカウンセリングの中では、
 行動化には「取り合わない」と言う方針を採るので、
 実際には「AC」で十分となる。

7)一般的な意味での「境界例」*にも、ACのカウンセリングは有効である。

* 回答者補足)
【境界例】ボーダーライン。精神医学用語。
主にB群人格障害(反社会性人格障害、境界性人格障害、自己愛性人格障害、演技性人格障害)の病理を持った患者を指す。
歴史的には人格障害全般を全て含む概念として使われていた。
 参考)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%83%E7%95%8C% …
---------------------------------------------------------------

ここからは私見です。素人の一意見として捉えてください。
これまで、アダルトチルドレンとボーダーラインについて書かれたものを読むにつけ、私には、それぞれの違いは衝動性の度合いの強さに帰結するように感じられます。
特徴や、その様な性質を持つに至った根っこは、ほぼ同じと見て良いと思いますが、衝動的で周囲を巻き込みやすいものを、ボーダーラインと呼んでいる印象を持ちます。
ボーダーラインはアダルトチルドレンとみて良いと思いますが、アダルトチルドレンが皆、ボーダーラインと診断されるかというと、違う様に感じます。
その様な性質を持ってしまったことに対する共通項は多くとも、より目立った特徴を示すのがボーダーラインということではないか?
どちらか判別しにくいとき、患者に抵抗意識が強いときは、アダルトチルドレンの名称が使われているんじゃないか?
―― という印象を持ちます。

アダルトチルドレンとボーダーラインの関係は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)が、多動性―衝動性優勢型、不注意優勢型、混合型 とあるのに似ていると思います。
【注意欠陥・多動性障害】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%8B%95% …
自分でもどっちつかずか悩んでいる人は、ADHDでいうところの混合型に位置していると言えるのかも知れません。
ADHDであっても、ADD(不注意優勢型)だと多動性が目立たないので、周囲から指摘されることが少なかったり、本人が悩んでいるほどには、他人からは深刻には見えないのと同じ様な関係だと思います。

アダルトチルドレンの中には、ADHD(注意欠陥・多動性障害)のACの人もいると言われています。発達障害から親子関係や対人関係が上手く結べず、アダルトチルドレンになってしまうんだそうです。
その辺のことも、『自分を変えたい人…』には、詳しく書かれています。
こちらのトップページには、
●ADHD関連 の項目があります。これをクリックして、
「4.ADHDのAC」 も御覧になって下さい。

HPを一通り読むと、ADHDの他にも、アスペルガーなど発達障害とアダルトチルドレンの関係も詳しく論じられていますので、大変参考になると思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

ボーダーラインは、同時にアダルトチルドレンであるが
アダルトチルドレンが全てボーダーラインではない、と言うことができますでしょうか?

私は、母親に対して、暴言、暴力(行動化)があります。
自傷行為やオーバードーズはほとんどありません。

他人に対しては、(リアルでは)攻撃的になりにくく、ネットではトラブルが起こりやすい、というのがあります。

大人のADHDも疑ったことがあります。
特徴が、自分にあてはまるものが多かったもので…。

ADHDの可能性も考えると、さらに複雑になりますね…。

どういう病名をつけるのか、ということが重要でない、とは思うのですが
治療者を探すときに、その専門の方や、その問題に強い方が良いと思いまして…

URLのご紹介、ありがとうございます。

お礼日時:2010/06/03 21:22

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