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子どもに頼まれたのですが、
スペイン語の歌の歌詞の意味が分かりません
ネット翻訳で調べてみても単発でしかわかりません・・・

pala-シャベル? pulpero-雑貨商? 
chu?a soltero-ひとりぼっちのノガンモドキ?
Ampatu-髪? ajonero-引き出し?
guitarrero-ギター
調べて出てきたのは以上です。

以下の曲の訳詩をよろしくお願いします。


Pala pala pulpero,
Pala pala pulpero,
Pala pala pulpero,

chu?a soltero,
chu?a soltero.

Ampatu cajonero,
Ampatu cajonero,
Ampatu cajonero,

utu guitarrero,
utu guitarrero.

Icacu tacanero,
Icacu tacanero,
Icacu tacanero,

hualu flautero,
hualu flautero.

Caray puca tucumano,
Caray puca tucumano,
Caray puca tucumano,

hui?i salte?o,
ui?i salte?o.

Trala lar? larala lar?
larala lar? lar?

A 回答 (15件中1~10件)

「何もわからないよりはましか」程度に思って書きます。



文化史的におもしろい曲のようで、参考 URL に解説があります。基本的にはスペイン語なのですけど、単語の半分はキチュア(ケチュア)語です。Pala-pala は烏、chuna は鳩で、カラスがハトに恋をするという踊りらしいです。

私にはわからない所がたくさんあります。たとえば chuna は男性名詞なのか女性名詞なのか。soltero となっているから男性名詞なのでしょうけど、うーん。Carlos Vega という人が書いた "nada es aborigen en el pala-pala" という論文が詳しいそうですから、それを見れば、いろいろはっきりするのかもしれません。

Pala pala pulpero
烏 食品屋
chuna soltero
鳩 ひとりもの

Ampatu cajonero
蛙 たんす職人
utu guitarrero
トカゲ ギター職人

Ycacu tacanero
雀 タカナの出 (?)
hualu flautero
亀 笛職人

Caraypuca tucumano
イグアナ トゥクマンの出 (?)
huini salteno
ツグミ サルタの出 (?)

参考URL:http://www.folkloretradiciones.com.ar/articulos/ …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。キチュア語という言葉は初めて聞きました。インカ文明の香りがする曲ということでしょうか。参考URLの方は残念ながら読めませんでした。

お礼日時:2010/06/18 20:35

パラパラはアルゼンチンの北西部に伝わる伝統的な民族舞踊です。

おそらくイベリア半島伝来のダンスにクリオージョ(スペイン植民地時代現地生まれの人々及びその文化)とケチュア族の言葉(インカ帝国の公用語)が混じったのでしょう。北西部はケチュア語を話す先住民の多いところです。日本でも有名な『花祭り』の歌はこの地方で生まれたものです。

訳詞は既に回答されていますが、私なりに訳してみました。(紙面の都合で3回繰り返す部分は省略します)

Pala pala pulpero, カラスの雑貨屋さん
chun~a soltero, 独り者の鳩さん
Ampatu cajonero,  店主のカエルさん(cajoneroには意味がいろいろあり)
utu guitarrero,   ギター作りのトカゲさん
Icacu tacanero,   ずるがしこい雀さん(けちなという意味もあり)
hualu flautero,   笛作りのカメさん
Caray puca tucumano,ツクマンのイグアーナさん(Tucumanは北西部の州名)
huin~i saltero, サルテーロのツグミさん(Salteroは北西部の州名の略)
Trala lara larala トララ、ララ、ラララ・・・

実際の演奏では民謡特有の囃子詞が前後に入ります。

名詞の後の「さん」は「チャン」「ドン(日本語)」あるいはなしでもいいでしょう。
パラパラはダンスのタイトルとして日本にも紹介されたようなかすかな記憶があります。
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この回答へのお礼

翻訳ありがとうございます。youtubeでもこの曲でダンスをしている映像がありますね。

お礼日時:2010/06/18 20:52

> Ycacu tacanero


> 雀 タカナの出 (?)

> Icacu tacanero,   ずるがしこい雀さん(けちなという意味もあり)

ケチなら tacanero でなく tacano でしょう。というわけで上の訳が両方とも納得できず、調べました。

Clara Leonor Levy; CHORAL ARRANGEMENTS OF NINE SONGS FROM ARGENTINA FOR THE CHILDREN’S CHOIR; , University of Southern California, 2008
の p.127 にありました:

"The ikaku, a rufous-collared sparrow, is a tacanero, one who pounds the mortar with a pestle (from tacana, mortar in Quechua). "

つまり「雀 臼搗き」のようです。
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更に訂正です。

同じ論文の同じページに書いてありました。

Pulpero は pulperia の主。Pulperia はよろず屋で、酒を飲んだり博打を打ったり踊ったりもできる所だったようです。

Cajon は木の箱の楽器で、上に座って前面や側面を叩いて音を出す。Cajonero は cajon の演奏者。トカゲはギター作りでなくギター弾き。同様に亀は笛職人でなく笛吹き。

結局、こういうことのようです。

Pala pala pulpero
烏 よろず屋
chuna soltero
鳩 ひとりもの

Ampatu cajonero
蛙 太鼓たたき
utu guitarrero
トカゲ ギター弾き

Ycacu tacanero
雀 臼搗き
hualu flautero
亀 笛吹き

Caraypuca tucumano
イグアナ トゥクマンの出
huini salteno
ツグミ サルタの出

この回答への補足

Pala pala pulpero
烏 よろず屋→よろず屋の鳥

chuna soltero
鳩 ひとりもの→独り者の鳩

というようにすると意味が違ってしまいますでしょうか?

補足日時:2010/06/18 21:00
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ur2cさんの解説は適確ですが一点だけ同意しかねます。



Cajoneroはアルゼンチンの民謡辞典(現地で購入)によれば、ギターやアルパの胴(cajon)を叩く動作とあります。私が店主としたのは南米の一部でそういう意味があり、他の文との関係で『叩きや』は馴染まないと考えたからです(最初に民謡辞典を見るべきでした) 楽器としての箱は確かにありますが、この歌の出来たアルゼンチン北西部の19世紀ごろに(現在でも)この楽器は先住民やクリオージョに使用されていなかっと思います。いずれにしても不確かな部分が他にもあるので現地の友人に確認してみます。
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> (現在でも)この楽器は先住民やクリオージョに使用されていなかっと思います。



今回 pala pala について調べて、カホン・ペルアーノ(ペルーの箱)という楽器の存在を初めて知りました。黒人奴隷が太鼓を禁止されて作ったという来歴もおもしろいし、これを見て感動しました:

ですから当然、なんにも知らないんですけど、ご参考までに。

http://takillakta.org/rcpal/article/78/historia- …
には「アルゼンチン民謡の打楽器奏者はみんなカホン・ペルアーノを持ってる」と書いてあります:

El maestro argentino Carlos Castro agrega: “Todos los percusionistas folkloricos de la Argentina, tienen dentro de su grupo de instrumentos un CAJON PERUANO. Muchos se los han fabricado copiando instrumentos originales traidos del Peru. [...]"
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この回答へのお礼

すごい演奏ですね!カリブのスティールパンなどもドラムが禁止されてできたそうですね。

お礼日時:2010/06/18 21:15

> 烏 よろず屋 → よろず屋の鳥


> 鳩 ひとりもの → 独り者の鳩
> というようにすると意味が違ってしまいますでしょうか?

「よろず屋の鳥」と言うと「よろず屋に住んでる鳥」とも「よろず屋が飼ってる鳥」とも「鳥はよろず屋である」とも、とれます。「鳥はよろず屋」「鳩はひとりもの」の方が、意味がはっきりします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かにそのほうがわかり易いですね。

お礼日時:2010/06/22 19:03

アルゼンチンの友人(タンゴ楽団員)から電話で回答を貰いましたがtacaneroは依然として不明です。

年配の友人も知らずどの辞典にもない言葉なのでスペイン語の方言の可能性があります。時代考証的には臼には疑問が残りますが、とりあえずは臼挽きとしておいてもよいでしょう。友人はブエノス・アイレス近郊の人なので北西部の民謡に詳しい訳ではありません。cajoneroは楽器ではなく奏法だろうと私と一致した意見でした。guitarrero ギター弾き、flautero 笛吹きと訂正します。

改めてこの歌詞を見ると歌としては何ら意味がないので、19世紀ごろ、村の小学校に入学してはじめてスペイン語を習う子どもたち(普段はケチュア語の方言を話している)向けに編集された童謡ではないかと思われます(未確認)。直訳はともかくとして日本の童謡にならって、歌詞は子どもたちに分かりやすいように変えてもよいと思います。例:おおきにありがとさん、 パン屋のケンちゃん、

質問者さんはこの歌詞をどこで入手されたのでしょうか。 興味があります。
この歌の難しさは言葉の訳だけではなく当時の村人の生活文化が絡むからです。ちょうど日本のとうりゃんせの歌を外国人が解釈するようなものです。
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この回答へのお礼

ご丁寧に調べていただきまして本当にありがとうございます。とても助かりました。
この歌詞は友達の子供が音楽教室で貰ってきた楽譜のコピーでタイトルは「North Argentinian Folk-Dance」作曲者はALBERTO GINASTERAとありました。
とうりゃんせは日本人であっても解釈はわかれるくらいですからむずかしいところですね。

お礼日時:2010/06/22 19:10

横から失礼します。



アルベルト・ジナステラ(ヒナステラ)は20世紀半ばの作曲家ですので、cajonero は「カホン叩き」で良いでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB% …

曲の構成は チャカレラ という踊りのスタイルです。恐らく「トゥクマンの歌」や「アルゼンチン民謡による5つの歌曲集」などと同時期に作曲されたものでしょう。
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Martinbuhoです。


ペンディングになっていた2点についてアルゼンチンの友人が調べてくれました。(北西部の村人を知っている人がいなければアルゼンチン人でも分からないようです)

Cajonero 北西部でcajaと言う場合、この地方独特のCAJA CHAYERAという小太鼓を指すそうです。この地方は民謡の豊かなところで、日本でも知られている「花祭り」はchaya(カーニバル)の音楽です。このような民謡に使われるのが「カーニバル小太鼓」とでも訳せる独特の太鼓Caja chayeraです。
Tacaneroについては今回も確証は得られませんでしたが、tacana(木臼)から類推して臼挽きする人だろうということです。

上記から私の最初の試訳を下記のように修正します。

Pala pala pulpero, 雑貨屋のカラスさん
chun~a soltero,   独り者の鳩さん
Ampatu cajonero,  太鼓叩きのカエルさん
utu guitarrero,   ギター弾きのトカゲさん
Icacu tacanero,   臼挽きの雀さん
hualu flautero,   笛吹きのカメさん
Caray puca tucumano,ツクマンのイグアーナさん
huin~i saltero,   サルテーロのツグミさん
Trala lara larala  トララ、ララ、ラララ
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