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酒が弱くなった=肝臓が衰えた

昔はお酒をいくら飲んでも次の日に残ることはありませんでした。今でもいくらでもお酒は飲めるのですが、最近は飲んだ次の日にお酒が残ることが多く、二日酔いで1日をつぶしてしまうことも多いです。歳をとったといえばそれまでですが、これは昔に比べ肝臓が弱くなったことが原因なんでしょうか?

A 回答 (1件)

そうです。

肝臓が弱くなったことが原因と考えられます。

お酒(アルコール)は、体に入ると、肝臓の酵素によって「アセトアルデヒド」という物質に変わります。この物質が二日酔いの原因です。ホルムアルデヒドの仲間といえばわかりやすいでしょうか。
そしてこのアセトアルデヒドは、さらに肝臓の別の酵素によって酢酸(酢)になります。つまり、無毒化されるわけです。
しかし、歳をとると肝臓が衰え、これらの酵素がたくさん作られなってしまいます。
そうするとホルムアルデヒドが体に蓄積され、二日酔いになりやすくなるというわけです。

ちなみに、「毎日お酒を飲んでいるとお酒に強くなる」とか「ひさしぶりで酒に弱くなった」なんていいますが、これもこの酵素が関係しています。

毎日お酒を呑むと、体(肝臓)が防御反応として酵素をたくさん作り、お酒に備えるようになります。
逆に呑まないと、体(肝臓)は安心し、酵素をあまり作らないようになります。
これが酒の強さに関係しているという訳です。

ただ、「酵素がたくさんできるようにお酒をたくさん呑んだ方がいいのか」というと、そうではありません。酵素をたくさん作るということは肝臓に負担をかけるということで、アルコール性肝炎の原因になるからです。お酒はほどほどがいいということですね。
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この回答へのお礼

やっぱり歳をとると肝臓も弱くなってしまうんですね(>_<)とてもわかりやすい説明ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/21 22:20

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