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身内の挨拶は「ご挨拶」ですか?

別のスレッドで、
「校長がご挨拶申し上げます。それでは、校長、お願いします。」
という司会担当教師の紹介が”正しい例”として回答されておりました。

私が教員で自校の校長を紹介するならば、「ご挨拶」ではなくて「挨拶」と言います。
なぜかと聞かれると説明できないので混乱してしまいました。

身内を紹介する場合には「挨拶」と「ご挨拶」どちらが美しい日本語とお考えになりますか?

特に教職関係の方、また国語関係の方の美意識をご教示いただけるとありがたいです。

A 回答 (4件)

謙譲語ですよね。



教員からすると、校長挨拶は確かに「身内の行為」ではありますが、
その行為の対象が「敬意を表すべき相手」の場合は、「お~」「ご~」をつけるのは一般的です。

別のスレッドの正しい例は、
例えば「PTA総会で校長があいさつする場合」などを想定しているのだと思います。
この場合、PTA会員(=保護者)は、
校長から見て「敬意を表すべき相手」だからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「身内」以上に謙譲するべき「私」の場合で、
「先日の大会で、(私が)へたくそなご挨拶を申し上げまして、済みませんでした」
などのケースであれば、私の挨拶に対してでさえも「ご挨拶」になりますね。

良く解りました。

お礼日時:2010/07/13 18:12

 校長さんとその学校の教員である自分を、ご出席のPTAさん方にたいして謙譲して、皆さんにご挨拶させていただきます、ご挨拶申し上げますという言い方はありえますよね。


 美しい日本語というとどうかわかりませんが、みなさんに対する自分達の謙譲の意味ではいいと存じますが。むろん挨拶させていただきますでもいいでしょうが。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/13 18:14

単なる一素人にすぎませんが、若干の感想を。



「校長がご挨拶申し上げます。それでは、校長、お願いします。」

「同じ学校の身内である」という点だけに着目すると、
「本人が敬語の使い方を誤っている」ということになりそうですが、ただ、別の捉え方も可能でしょう。

この司会者の感覚として、本人が校長をどう認識しているか、ではなく、「校長に対する保護者の尊敬の念」が(無意識的にせよ)考慮されていた可能性もあるような気がします。
身内であっても、「保護者のみなさんの尊敬の対象になっている人物」に対して尊敬語を使うのは間違いとは言えないように思います。

他の例を考えてみましたが、たとえば、
一司教が聴衆を前に、「法王がご挨拶を申し上げます」と言っても特に不自然ではないと思われます。
しかし、一社員が「社長がご挨拶を申し上げます」と言えば、「君のとこの社長はそれほど尊敬されておらんよ」といったような突っ込みが入る確率が高そうです。

「挨拶の主に対して、聞き手がどのような認識を持っているのか」に関する司会者の(無意識的)判断によって違ってくるわけで、どちらの表現も可能でしょう。
敬語云々よりも、司会者の状況認識に関する問題ではないか、と思います。
むろん、そんなことを一切考慮していない司会者であったならば、単に敬語の知識不足によるものであった可能性も当然残されているわけですが。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私は民間企業の経験しかないもので、社長のケースと同様と考えていました。

お礼日時:2010/07/13 18:14

>身内の挨拶は「ご挨拶」ですか?



はい。「ご挨拶」です。
みんなそう言っています。
「ご挨拶」と言っても、誰も身内に対する敬語だとは思いません・
国語審議会の答申案や一流企業の例を挙げておきます。

>「校長がご挨拶申し上げます。それでは、校長、お願いします。」
これは美しい日本語です。

国語審議会答申
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&i …

NTT社長ごあいさつ
http://www.ntt.com/president/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

勉強になりました。

お礼日時:2010/07/13 18:13

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