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イオン結合と共有結合

イオン結晶中の共有結合性

イオン結晶であるセン亜鉛鉱の実際の結晶構造には、共有結合性結晶と
見るべき性格のものが読み取れると習いましたが、それは一体なんでし
ょうか?

A 回答 (2件)

下記のwikiにある閃亜鉛鉱型構造は水の結晶(氷)とよく似ており、氷がH2Oの結晶なら閃亜鉛鉱はZnSで亜鉛は四つのイオウ原子と等距離にある。

一方イオウも四つの亜鉛と等距離にある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%83%E4%BA%9C% …
これから考えるとZn-S間はかなりの共有結合性が期待される。また、結晶は鉄の夾雑が少ないとべっこうの様な外観をしており、樹脂状光沢、ダイアモンド光沢をもち、これも物性が共有結合性を持つ事を示唆している。
一方同じ組成のウルツ鉱は六方晶系をしており全く違う物性を持つ。
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簡単に言ってしまえば


イオン結合と共有結合の違いは結合に方向性があるか否かです。
イオン結合には方向性がありません。クーロン力は相手の電荷がどの方向にいるかには関係なく働きます。
共有結合には方向性があります。原子の電荷ではなくて電子の分布が関係します。
分子の形が決まるというのは共有結合の特徴です。

セン亜鉛鉱の結晶構造がダイヤモンド型のようになっているということは結合に方向性のある事を示しています。
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