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いつもお世話になっております(本当です。皆様、ありがとうございます)

ところで、政府による円売りが行われております。
そこで、以下のa-eの5点について質問がございます。大変お手数をお掛けして恐縮ではございますが、教えてください。
(1) 円の「売り先」について
 a: それは「為替市場で各国政府や各国投資家を相手に売っている」と解釈してよろしいでしょうか?
(2) 円を売るための資金について
 b: それは、「債券市場で金融機関や投資家を相手にFB発行する事によって捻出している」と解釈してよろしいでしょうか?
(3) どうしても理解できない「円売り→日本の金融市場に円資金が流入」について
 c: 何で円を売っている(=円が国内から流出している)のに、どうして国内金融市場への円資金の供給が増えるのでしょうか?それは、日銀がFBを回収しているからでしょうか?
 d: すぐに回収してしまうからFB(=政府短期証券)と言われるのでしょうか?
 e: 回収されたFBはどうなってしまうのでしょうか?(抽象的な質問で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします)

 個人的には以下のように解釈しています。間違っていたら教えてください。予備知識も教えてほしいです。生兵法みたいな図ですが、よろしくお願いいたします。

 国内金 ←(FB)← 政 ←(ドル)← 為替
 融市場 →(円)→ 府 →( 円 )→ 市場
 ↑ ↓
(円) (FB)
 ↑ ↓
 日 銀 → FB?


恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

a. 国内と国外を分けて考える事自体にあまり意味がないと思います。

日銀から円を買うのは、外銀であったり邦銀であったりする訳ですが、買った人がどこに転売するかは、わかりようもありません。また、円の市場は、東京がメインとはいえ、ニューヨーク、ロンドン、それ以外が、それぞれ時間差を持ちながら一体となって動いています。財務省/日銀がニューヨーク連銀に介入を委託する(=「委託介入」)事が時々あるのも、東京だけ管理しているだけでは済まないからです。あくまで「主な相手が国内金融機関」であるだけで、考え方としては、「円市場」という単一の市場がある、と思っていた方がわかりやすいです。

c. 質問者の方は正しい疑問を抱かれているように思えます。FBを発行して、それを原資に円売り介入しても、市中に供給される円は増えません。前後関係は別にすれば、FBを買わせる事で市中から吸い上げた円を、同額為替市場経由で市中に供給しているだけですから。為替介入が市場へ円を供給している事になるのは、ある瞬間の話か、あるいは、その原資がどこから来たかを問わなければ、の話です。
円の需給に対する、為替介入の影響をニュートラルにする事を「不胎化」と言います。瞬間毎の状況は別として、FBで調達した円を市場で売っている限りは、常に「不胎化」している訳です。日銀に対して『非』不胎化介入にしろ、という圧力が掛かっていますが、それに対する日銀の反論が参考URLに載っています。日銀の言っているのは、簡単に言えば「円の需給の調整は、為替介入だけでなく、全体的な状況を見ながらやっている。金に色はついていないのだから、『為替介入の分だけとりあげて、非不胎化介入にしろ』というのは、議論として意味が無い」という事です。

d./e. 為替介入の為に発行されたFBそれ自身については、既に回答のあった通り、償還されたらただの紙切れです。償還自体のみを取り上げれば、それは市中への円の供給になりますが、帳尻は、国がどうやって償還資金を調達したかによって異なります。

そういう風に考えだすと訳がわからなくなるので、理解しやすくする為には、
(1) 為替介入は為替レートを調整する為のものであって、円の市場への供給に対しては常にニュートラルに保つ。
(2) 円の市場への供給量の調整は、為替介入、FBの発行/償還のみならず、日銀が全体的な需給を見ながらやっている。(つまり全く別の話)
と思っておいた方が良いと思います。

参考URL:http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/rtr/03060 …
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この回答へのお礼

お返事が遅くなりすみません。
ありがとうございます。

国際は30兆円以内にする、とかよく聞きますけど、国債にもいろんな種類があるし、30兆円に抑えるのは赤字国債なのか?FBって赤字国債なのか?

非常に参考になりました。
今後ともちょくちょく質問に参りますので、今後ともよろしくお願いいたします

お礼日時:2003/07/31 22:32

c.円を売っている(=円が国内から流出している)


の等号が間違ってます。

反論1
円を売る相手はドルを持っていれば誰でもいいので
海外銀行相手なら円は流出するでしょうけど、
国内銀行相手なら海外とのお金のやりとりはありません。
国内銀行もドルは持っています。

反論2
とはいえ、たまたま国内銀行がドルを持っていないと
いうこともあるかもしれません。
その場合、海外投資家とやりとりをするわけですが、
海外投資家は、円をキャッシュで持っていても
増えないので、株やら債券やら投資しますね。
というル-トで日本の金融市場に円資金が流入します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
返事が遅くなり申し訳ございません。

参考にいたしますので今後ともよろしくお願いいたします

お礼日時:2003/07/31 22:39

(a)直接の相手先は為替市場に参加しているプレーヤーですから日本の市場でやるなら国内金融機関が主でしょう。


円売り介入は日本と外国の取引ではなく政府と市場の取引です。
(b)下記Web参照。
(c)なぜ円供給が増えるのかも明らかになるでしょう。国内金融機関に「円」を売っているのですから市中に出回る円は増えますよね。
(d)満期が短いから「短期証券」です。
(e)FBは国債と同じく政府が民間からお金を借りるときの借用証書ですから、政府がその借金を返したあとはただの紙切れで何処に行くとか言うものではありません。

参考URL:http://www.boj.or.jp/wakaru/intl/kainyu.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ところで、(c)がやはり理解できません。以下に改めて質問を致しましたのでご回答いただけないでしょうか?
恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。
(日銀のホームページを見ても、イマイチ円の流れが理解できませんでした)

質問
・為替市場って世界に一つしかないんでしょうか?
・為替市場のプレーヤーって、外銀と邦銀で構成されているのでしょうか?

稚拙で申し訳ございませんが、ご回答よろしくお願いいたします

お礼日時:2003/07/23 06:34

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