No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
説明が不足していたようですね。
>では、なぜ、宇宙からの赤外線を反射して地球を冷やす効果がないのでしょうか?
ありません。
仰る通り、温室効果ガスは宇宙から来る赤外線も反射しています。ですが、全部ではありません。太陽からのエネルギーは主に可視光で届くと申し上げたのはそういう意味だったのですが、あまり適切な表現ではありませんでしたね。もちろん、温室効果ガスの影響を受けづらい可視光も大気や海面などに反射して一部はそのまま宇宙に出て行きます。
太陽から送られて来る光のエネルギーはそのようにして約半分が地表(大気圏も含め)に到達します。そして、地表に到達した光エネルギーは様々な物質に吸収され、最終的には全てが熱エネルギーに変わります。従って、入って来るときは様々な波長の光で入って来るのですが、出て行くときは全てのエネルギーが輻射熱、即ち温室効果ガスの影響を受けやすい赤外線ということになります。ですから、大気中の温室効果ガスの濃度が上がると、出て行く量の方がより多くの遮断効果を受けるので、地球には熱が溜まる一方ということになります。
>つまり、ruehasさんのおっしゃっていることは、地球の大気・地表にあたった可視光線の波長が赤外線領域に変更されるということでしょうか?そして、その赤外線領域の光は温室効果ガスが遮光してしまうため、地球が暖まるということでしょうか?
その通りです。
地表に到達した光は、そのままでは地球に留まることはできません。上記でも申し上げた通り、大気や物質に一旦吸収され、多くは直接熱エネルギーに変わり、ある物は雨や風などの運動エネルギー、ある物は光合成によって化学エネルギーに変換されますが、最終的には全てが熱エネルギーに変わります。
風も波も、それを動かしていたエネルギーはやがて熱エネルギーとして大気や海に拡散します。光合成によって育った植物を食べて動物が活動すれば、それは炭水化物を合成した光エネルギーがその動物の体温となって大気に放出されたということです。石油や石炭など動植物の死骸を燃料として燃やせば、二酸化炭素と共に、蓄えられていた太陽エネルギーが熱エネルギーとして放出されるのはご承知の通りです。このように、「熱」はエネルギーの最終的な形態であり、発電機でも使わない限り、二度と光に戻すことはできません。従って、光として地球に届き、動植物の育成や気象現象などに消費されたあとに残された「熱」は、赤外線として宇宙に廃棄されているのです。これが大量放出された温室効果ガスによって遮断されるので、地球が熱だらけになってしまうんですね。それが地球温暖化のメカニズムそのものでしょう。
この辺りは紹介したURLの項目にも詳しく書いてありますよ。
No.5
- 回答日時:
温暖化が温暖化ガスによって生じているという説が完全に立証されたわけではないことに注意してください。
ある、天文観測所の記録では、あと数年後に太陽の黒点がピークを迎える予想だそうです。
そして、その周期は200年程、気温の記録はその周期に一致してもいる様に見えるそうです。
そして、地球温暖化について良く示される、ハワイでの観測記録は100年ちょっと・・
本当に温暖化ガスの影響なのは・・定かではないわけです。
どれか一つに原因を絞ろうっていうのが間違いなんでしょうけれども。
No.3
- 回答日時:
下記URLが参考になりますでしょうか。
◎基礎地球科学1の03-2のpdfファイルをご覧下さい。
http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~ishikawa/
「地球の大気・地表にあたった可視光線の波長が赤外線領域に変更されるということでしょうか?」参考URLの説明によればそのようです。
分子のエネルギー吸収方法も載っています。参考になりましたなら…
参考URL:http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~ishikawa/
No.2
- 回答日時:
温室効果ガス(放射活性ガスとも言われます。
)が、地表面から放射される赤外線を吸収し、一部を下向きに(地表面に向かって)放射するため、大気温度が上昇する。炭酸ガス、フロン、対流圏のオゾン(成層圏のオゾン層とは違います。)、亜酸化窒素、メタンなどが温室効果ガスとされています。
参考URL:http://www.sinbun.co.jp/kenkou/link/linkco2.html
回答いただきありがとうと材ます。
では、なぜ、宇宙からの赤外線を反射して地球を冷やす効果がないのでしょうか?
地表に届く赤外線の絶対量が少なくなれば、たとえ、地表からの輻射光線があったとしても相殺される気がするのですがいかがでしょうか?
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
参考になりますかどうか、URLをひとつ紹介します。地球温暖化に限らず膨大な資料が纏められています。
>また、よくビニールハウスにたとえられますが、私の思うに、その因子分子(炭酸ガス、メタンなど)自身が熱を保つ?のであって、地球にカバーをかけたようなものではない、と思っているのですがいかがでしょうか?
温室効果ガスは赤外線を遮断します。
太陽から地球にもたらされるエネルギーは主に可視光で届きますが、余った熱エネルギーは赤外線によって宇宙に放出されます。これによって地球の温度が一定に保たれるんですよね。
もちろん、赤外線を吸収した二酸化炭素などはそのものの温度は上がると思いますが、基本的には可視光を素通しにして出て行く赤外線を遮断しているのですから、その分だけ地球の温度は上がります。それが、ビニールハウスのような「温室効果」と言われる所以ではないでしょうか。
この辺りの詳しい説明はURLの「(6).エネルギー循環・太陽エネルギー循環」の蘭をご覧下さい。
参考URL:http://www.kusa.ac.jp/~kenji-y/indexj2.html
回答いただきありがとうございます。
では、なぜ、宇宙からの赤外線を反射して地球を冷やす効果がないのでしょうか?
地表に届く赤外線の絶対量が少なくなれば、たとえ、地表からの輻射光線があったとしても相殺される気がするのですがいかがでしょうか?
もし、この可視光という部分に赤外線を含めなるとやはり、おかしくなります。つまり、ruehasさんのおっしゃっていることは、地球の大気・地表にあたった可視光線の波長が赤外線領域に変更されるということでしょうか?そして、その赤外線領域の光は温室効果ガスが遮光してしまうため、地球が暖まるということでしょうか?
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