これ何て呼びますか Part2

太平洋戦争時の日本海軍の戦闘機操縦で敵機の位置を連絡するときの言い方(連絡方法)を教えてください。
(1)0時が前方。6時が真後のようにも聞いておりますが、このように連絡したのでしょうか?

(2)その場合6時の言い方は? 「○六○○(マルロクマルマル)の方向」と言ったのでしょうか? 緊急時の言い方としては冗長なような気もしますが……。

(3)また当時は音声通信の品質が悪く雑音が多いためモールスを使うことが多かったと聞きますが、モールスで方角を連絡するときは? ウシロ? 0600? 6ジノホウガク? どのような電文だったのでしょうか?

じつは私の父は海軍の戦闘機乗りだったのですが、私が子供のころ聞い話の断片的な記憶をもとに書きものに纏めようとしたところ詳細の表現(記述)に困っております。宜しくお願い致します。

A 回答 (8件)

最初の回答は特攻機の場合陸軍機はあらかじめ決められた水晶片で


発信はきめられていた
突入艦種によりスイッチいれるだけ
戦艦つーつーつーつー・・・・ときれた時が突入か自爆墜落いずれか

お宅の聞きたい事は偵察機の役目

戦闘機など会敵したら、逃げるか 攻撃しかない
基地等連絡等 しない帰ってから報告だ

零戦など役立たずアンテナ等切り倒した豪傑までいる

松山の343空では無線電話が良好で機種 紫電改

編隊空戦と見張り所レーダーなどで基地と無線交信して会敵していた
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この回答へのお礼

お聞きしたかったのは戦闘機の場合です。いろいろ教えていただきありがとうございました。もしかして戦中に実際搭乗されていたかたでしょうか?

お礼日時:2010/10/03 18:24

本当の空戦


まず第一発見者がバンクしながら全力で先頭にでます
敵発見の方角に向け7.7mmを発射します
戦隊長が侵攻方向を決め、接敵し第1撃攻撃します
あとは敵味方入り乱れ乱戦です勝負きまるのは五分いないです
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この回答へのお礼

なるほど実際の戦闘ではそのような感じだったのですね。「7.7mmを発射します」とのことですが、それは機体の方向に固定の機銃ではなく自由に方向を変えられるものだったのでしょうか? 単座機にもついていたのでしょうか? と、また別の質問をしたくなりますが……。ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/03 18:21

海軍と陸軍で違いがあるかは解りませんが、主翼を振って敵機発見を知らせたとの記述は読んだ事があります。

他の方も仰っていますが、ハンドサインも多用されたようです。

無電(機上電話)の性能自体は他国の物に比べて、そう劣った物では無かったそうです。
ただし当時の日本では高分子化学の分野が育っておらず、他国では戦前からビニールで被服した電線を使用していたにも関わらず、日本では終戦まで電線に紙を巻き、塗料を塗ったコードを使用していました。
この為絶縁が不完全で、雨や熱で漏電し電子機器やエンジンがすぐ調子を崩したそうです。

モールス信号に付いては通常モールスを打鍵する者とそれを解読する者が必要な為、"トラトラトラ(ワレ奇襲ニ成功セリ)"を打電した淵田美津雄中佐の搭乗する九七式艦上攻撃機のように、複数名が搭乗する機体にのみ搭載されていたかと思います。

実際の戦闘ともなれば余裕も無いでしょうし、列機が増槽を捨てて散開するのを見て、敵機の攻撃に気付くとかだったのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。私の父は単座機の零戦でしたが「電話が雑音で使えないのでモールスを使っていた」と話してたのを記憶しておりますが、すでに亡くなってしまったので確かめようがありません。隊長機だったので基地との交信だったのかもしれません。ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/03 18:16

無線電話が通じないときは、モールスよりハンドサインのほうが楽だと思います。



雑音で通じないというのは、司令との会話ではなく僚機との会話でしょうか?
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この回答へのお礼

僚機との交信で質問しましたが、モールスは使われなかったようですね。ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/03 18:12

戦闘機乗りということで、母艦や基地ではなく近くにいる僚機に連絡ですよね。


となると無線電話です。
九六式空一号無線電話機や三式空一号無線電話機です。

これは送信受信同時にできる(意思疎通が通常の会話と変わらない)ものなので、普通に○時の方角や太陽の中、右下高度○○といった感じです。
この無線電話機は音質が悪いというわけではなく、そもそも距離が離れると通じなくなる出力の低いもので、だから母艦との連絡に通じにくい・不便といった話が誇大になっていきますが、(こわれなければ)編隊を組む僚機との会話に不自由するものではないらしいです。

厄介なのは距離の離れた母艦との交信でこれはモールスになりますが、索的に飛ばすのは戦闘機ではなく偵察機か攻撃機(基本三座)で、モールスで敵の位置情報をやり取りするケースは少ないです。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございました。そうですか電話も使えたのですか。私の父は零戦に乗っていたのですが「電話は雑音で使い物にならなかった」と言っておりました。すでに亡くなってしまいましたので確かめようがなく、このように皆様に教えを乞うておりますが、品質のよいものもあったのかもしれませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/19 17:17

方角について、日本では一般に東西南北の四方向を基準とし、必要に応じて順次八・十六・三十二方向に細分します。


16方向の場合は以下のようになります。

北北東
北東
東北東

東南東
南東
南南東

南南西
南西
西南西
西
西北西
北西
北北西
方位間隔は22°30′です。

これに対し、何時の方向という言い方は12方向で、方位間隔は30°ですが、旧日本軍ではこのような方式をとっていないはずです。

また基地との通信方法はモールス信号です。
戦闘地域などで地上の友軍へは通信筒(厚紙でできた筒のようなもの)にメモを入れて落としました。
一緒に飛んでいる僚機への音声通信による無線電話機も開発されましたが役に立たなかったようで、黒板に書いて視認させたり、あるい身振り手振りで伝えたとも聞いています。
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この回答へのお礼

そうでしたか。日本軍は○時という伝え方はしなかったのですね。方角については相対的ではなく絶対的な表示だったということですね。ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/19 17:10

もし戦闘機乗りが敵機の存在に気づいたとします。

「1時上空に敵影らしきもの4機見ゆ」だったとして、それをモールス信号に頭の中で変換し打電し、周囲の機がそれを聞いて間違いなく理解する、というのをほんの数秒の間に可能でしょうか。しかも戦場という極限状態で。
実質的には無理だったと思います。だから、気づいたパイロットは手信号なり翼を振るなりして合図をしたらあとは行動で示すのが精一杯だったと思います。あの有名なエースパイロット坂井三郎氏は昼間も星が見えるほど視力が良かったそうですが、彼が敵機を発見するとすぐ行動に移したので周囲は「坂井が動いたから何か発見したのだろう」と続いて行動したらしいですよ。

例えば敵機を追っかけまわしているようなときにツートンツートンと通信が来て、それを漏れなく聞いて理解するというのは大変に困難だと思います。いくら戦闘機乗りがエリートでもね。
実際問題、あのミッドウェー海戦のときにドーントレス隊が連合艦隊の上空に近づいていることは艦隊側は気づいていたそうです。しかし、護衛戦闘機隊は低空の雷撃機に気をとられていてドーントレスに気づかない。水兵ができるのは戦闘機に向って「上!上に来ている!」と叫ぶことだけだったそうです。

レーダーと無線機は基本的に同じ通信技術ですから、この点米軍の右に出る国はありません。様々な試行錯誤を経て、マリアナ海戦の頃には現代にも通じる迎撃戦術が完成します。すなわち、艦隊がレーダーで敵機を捕らえ、その情報を護衛戦闘機隊に無線で連絡し戦闘機隊は無線による誘導で待ち伏せるという戦法です。マリアナではそれが完璧に決まり日本海軍は文字通りに鎧袖一触されてしまいます。
日本軍がどうしようもなかったのが夜間本土爆撃で、例えば千葉の先でB29の大編隊の音を聞いたとしても、日が暮れていたり雲が出ていたりするともう地上からは観測できません。レーダーもないので、東京に向っているのか、横浜なのか、それとももっと別のところか分かりません。迎撃機は「たぶんここだろう」という「勘」に頼って離陸します。迎撃機を誘導するシステムも迎撃機がレーダーを持っているわけでもないのであとはパイロットのヤマカンが当たることを祈るのみです。だから、死にたくないパイロットは適当なところをぐるぐると回っているのです。仕事をサボっても絶対バレないですから。んで、頃合を見計らって帰還して「いやあ、探したけど見当たらなかった」といえばいいという寸法です。
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この回答へのお礼

たくさんの情報をありがとうございました。戦闘状態ではモールスではなく手振り合図、または機体による合図だったということですね。ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/19 17:06

靖国神社へ戦友会で来た方たちに海軍や陸軍の話を聞いた事があります。


戦闘機乗りや爆撃機乗りとさまざまでした。

日本海軍の戦闘機には質の悪い無線があったそうですが、全く役に立たなかったそうで誰もさわらなかったそうです。
モールス信号も索敵機ではないのでありません。

編隊を組んでいるときは見方同士、手で合図をしました。
上空では特に敵機に食われないように、いつもあちこちを見ていたそうです。

海軍の戦闘機がモールスは特攻機が最初です。
これから敵艦に突入する時自分の右足にくくりつけたモールスの長音で敵艦突入でした。

以上靖国神社で聞いた話です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。たしかに無線の質は悪かったようですね。手で合図していたというのも聞いたことがあります。でも戦闘機でモールスは使わなかったのでしょうか? 予科練ではずいぶん厳しくモールスを指導されたような話しもよく聞きますが・・・。いずれにしても特攻機のお話しは貴重です。ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/18 16:50

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