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北海道の道路沿いにヒグマは出ますでしょうか

関東在住の者ですが、10月に釧路~帯広~夕張の間の山林を、仕事で回る必要があります。
車で移動しますので、場所は舗装道のあるところに限られるのですが、ときおり車を降りて、沿道周辺と、あと森の中に、ほんの10~20mほど入る必要があります。1回の作業時間は10分ほどです。

ヒグマの危険はありますでしょうか。

動く範囲は車から数十mに限るつもりで、必要に応じて笛を吹くか、木の幹をカンカン叩くか、あるいは事前にクラクションを鳴らすか、盛大に物音をたてるつもりではおります。
それほど細い道には入りませんが、なにぶん北海道ですので周囲に人家はなく、車の通りもごく稀と思われます。
山菜とりの人が山中で襲われるニュースはよく聞くのですが、上のような、道路のごく近傍で襲われるケースがどれくらいあるのかなと思い、質問させて頂きました。

危ないようでしたら、作業内容の変更などを検討します。
また季節的に危ないようなら、春先などに変更することも可能です。

地元の方のご意見を頂けたら幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

道路からの距離、一度の作業時間からすると遭遇する可能性は高くはないと思いますが、どんなところでも出会う可能性はありますので、それなりの知識と装備は必要です。


山奥であっても常時人が行き来するような所では、通常あまり出ては来ませんが、逆に人間の生活圏に近いこんなところで!と思うようなごく身近なその辺の山が危ないのです。山菜取りが遭遇、犠牲になるのもそんなところが多いのですから、場所はほとんど関係ありません。
山に入るときは、ヒグマに出会わないようにすることが一番大切ですが、「もし会ってしまったら」の事も考えて予め準備しておかないと、万が一の時、取返しがつかなくなってしまいます。私も時々山に入りますので、これまで機会がある度、山で働く人が実際にやっているヒグマ対策について見聞きしてきましたが、そんな中で有効と思われることを列記しておきます。
装備と会わないための対策
1.鈴、笛、鉈は標準装備で常に身に着けて行動しましょう。
鈴は今までの経験で、安物は音が響かず、遠くまで聞こえない物が多いです。少し値は張りますが熊用に造られた物を選びましょう。時々ヒグマを遠くから発見した時に感じたことですが、五感がそれほど鋭くないように思います。他の動物と比べると人間がいることに気付くのが遅いように思います。これはあくまで私個人の勝手な感想なので、本当のところはわかりませんが。
笛は普通の物で十分だと思います。首から下げてたり、帽子に取り付けたりして、いつでも吹けるようにしておくと良いでしょう。
鉈は刃渡り30cm前後ある物を選び、重すぎず軽すぎずしっかりした物、鞘木製の物が長持ちして良いです。ホームセンターに行けばいろんなのがありますが、重過ぎると実戦で振り回せませんし、軽すぎるとヒグマに一撃を加えた時の効果が薄いと思われますので。これも腰周り取り付け、いつでも直ぐ抜けるような位置でないと意味がありません。
2.鈴以外にも数分おきに笛を吹く、手を数回たたく、大声をだすなどして周辺に自分の存在を知らしめること。ラジオは時と場合によりますが、常時音がでているのと、山の中では音声もクリアではないので雑音が多く、周りの音、特に動物が動いている音、または近づいてくる音(木の枝を揺らしたり、低木を踏み潰す音)に気付きにくくなるため、もし近くにヒグマがいた場合、発見も遅れますからやめた方が良いと思います。
遭遇した場合
1.絶対に走って逃げないこと。逃げるものを追う習性は当たり前なことですから、走ると追っかけられ襲われる確率が高くなります。
2.こちらを睨み威嚇(唸ったり、吠えたり、立ち上がったり、前足を叩いて音を出すなど)してくるような時、こちらがヒグマの通路(行こうとしている方向)を邪魔している可能性もあるので、ゆっくりと後ずさりしながら横に避けてみる。
3.それでも駄目で確実にこちらへ近寄って来るようなら、まず大声で威嚇し、諦めて戦闘準備をして下さい(鉈を鞘から抜き叩く用意、仕事道具で金属製の棒など武器になりそうな物があればそれも良いでしょう)。
4.ザックやその他仕事の道具などをヒグマに奪われても、絶対に取り返そうなんて事はしてはいけません。一度ものにした物は自分の物というのがヒグマの常識ですから、そんなことをすると被害が大きくなるだけです。逆に物に執着してくれている間に、後ずさりで距離を取り離れることが大切です。
5.襲い掛かられたら、ヒグマのどこでもいいので、鉈などで一撃を与えること。そんな余裕はないと思いますが顔(鼻あたり)を叩くと有効らしいです。反撃以外にヒグマの攻撃から助かる方法はありません。
一度の打撃で退散する場合もあれば、何度も襲いかかってくる場合あるそうですが、退散するまで死にもの狂いで応戦するしかありませんので、絶対諦めず戦うことが生き残る術です。
最近、唐辛子エキスのスプレーが流行っていますが、確かに至近距離(数m以内)では有効です。しかし、自分も吸ってしまう可能性もありますから、防具(マスクやゴーグルなど)なしの場合、風の方向などを良く考えて使わないとかなり危険です。とっさの場面でそんな事を冷静に考えて判断できるとは到底思えません。このエキスはかなり強力ですから、人が吸ってしまう、または目に入ると、うがいや洗眼しても1時間は動けなくなるそうです。自爆すればヒグマにどうぞお好きにと言っているようなもので、命はありません。なので実際の場面での使用はかなり疑問ですね。
季節的に遭遇しにくいのは真冬の冬眠中だけ。春は子連れ(母子)に出会う確率が高いです。子供はちょろちょろと母から少し離れている事もありますが必ず一緒です。私は2度ほど会いましたが、必ず襲って来るわけではありません。でも注意は必要です。
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この回答へのお礼

2日間ほどみなかったら驚くほど回答がついていてびっくりしました。
基本的に笛、鈴、ナタが基本装備なんですね。
ナタって、一度仕事で持ち歩いたことがあるんですが、空港がいつも厄介ですね。もちろん預け荷物の方に入れるんですが、X線に移った瞬間カウンターに緊張が走るというか、職員が目くばせしながら走り回るというか… 現地入りしてから買うことにします。
ベストアンサーは迷いました。その他の方々も大変ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/25 18:38

>動く範囲は車から数十mに限るつもりで、必要に応じて笛を吹くか、木の幹をカンカン叩くか、あるいは事前にクラクションを鳴らすか、盛大に物音をたてるつもりではおります。


ヒグマは耳がいいので、そんな盛大に音を立てる必要はありません。

>また季節的に危ないようなら、春先などに変更することも可能です。
むしろ春先のほうが危険度は高いですね。

音を立てるのは有効ですが、鳴らしっぱなしはいけません。
基本は静かにあたりの気配をうかがい、時々笛や雄たけびなどで音を立てるのがよいと思います。
音を鳴らしっぱなしにするのは、人間のほうが気配に気がつかずに、ヒグマのテレトリーに入ってしまいかねないので、あまりおすすめしません。


もちろん、森に入る前にはしっかりと気配をうかがって、なにかいるようでしたら森へは入らないことです。

ただ、なにかいるにしても、多くはエゾシカですので、必要以上におそれることはありません。
彼らも最近は人をあまり恐れないので、平気で近づいてきたりしますが、そのうち移動していなくなります。
あと、この時期のエゾシカのオスは「ラッティングコール」という独特の鳴き方をします。
「ヒィー ヨー ヴェー」
という感じの鳴き方で、初めて聞いたときにはかなりびびると思いますが、エゾシカです。

エゾシカですので、さほど危険はありませんが、発情期のオスですので、それなりに注意してください。
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こんにちは!




ヒグマに遭遇したときの対処方法もヒグマとの距離で対処方法が変わるので対処方法等は資料を参考にして下さい。
http://www.shiretoko.or.jp/bear/index.htm


もし不安なら↑や↓のURLで専門の方にアドバイスしてもらう方が良いと思いますよ?
http://www.sno.co.jp/


事情を話せばアドバイスしてくれると思うので問い合わせて見て下さい。

業務で行くのですからある程度の経費は会社で出してくれると思うので最終兵器の購入も可能かもしれませんよ!
http://www.shiretoko.or.jp/bear/spray.pdf
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 昨年の7月糠平湖周辺の国道を車で走っているとき前方20mくらいの車道上を走る小熊2頭を見たことがありました。


 僕たちはその小熊2頭しか見ていませんが、親熊もその周辺にいた可能性はありますね。
 森に入る前にクラクションを鳴らすのもいいですが、腰につけるような鈴もありますので、利用されてはどうでしょう。
 山の道具を扱っているところや、あとおみやげ物を売っているところでもあるかと思いますので、参考にしてください。
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10月はヒグマの冬眠直前の時期で、栄養をたっぷり取る


必要があるので、人間は大変良質の餌です。

と、脅かすのはこれくらいにしますが、いらっしゃる場所は
かなりヒグマが多い地域です。

ヒグマに遭遇しても不思議は無い状況ですね。

ただ、山の中のヒグマは人馴れしていないので、人工的な大きな音などを
立てている場所には原則近づきません。

万が一遭遇した場合は、車に非難してください。ほとんどの場合
それで助かります。
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>熊は、基本山の奥にしがいません。


>ごくごく稀に、人里に降りてくる様ですが、犠牲者は出ているというニュースは無いです。

対し・・・
(No.3さんごめんなさい、非難するつもりはありません。)


>基本山の奥にしがいません。
質問者さんは「釧路~帯広~夕張の間の山林を」と言っています。
普通に居ます。
ただ、普段は車で通りすぎるので気付かないだけ。
メス熊は自分のテリトリーを持っていますから、こちらから入らなければ
遭遇することは「まず」ありません。
ただしオス熊の場合は、(秋口は特に)移動が活発になります。
人気がなければ平気でアスファルトの上を歩いています。
また、シカを追うこともあるので、シカの移動経路は危ないです。
「熊なんて見たこと無いよ」と言う人がいますが、
「そういう場所に行かない」だけ。
自分に経験が無いだけで大丈夫扱いするのは危険です。
(例えば、道路公団や電柱作業をされる方なんかは平気で対面してますよ。普通に)

>犠牲者は出ているというニュースは無いです。
調べれば分かりますが、北海道では今年度3人。
よほど住宅地に現れればニュースにもなりますが、北海道の田舎に行けば
結構あります。
それと、ただ「合った」だけではニュースにもなりませんし・・・


無用に不安にさせるわけではありませんが、北海道の秋山・冬山同様
軽んじていると足下をすくわれることも重々ありますので。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とにかく熊はいておかしくないという認識のもと、ガサガサ物音をたてつつ、慎重に作業しようと思います。必要に応じて爆竹なども鳴らそうと思います。

お礼日時:2010/09/23 11:47

札幌在住の者です。


ご心配なく。90%無いです。

ただ、峠によっては「クマ出没注意 最終出現日時○○年×月△△日」という看板をよく見かけますね。

高速道路ですと、「○○~△△間動物侵入のため通行止め」というのがたまにあります。
ですが、多くは鹿や狐です。

熊は、基本山の奥にしがいません。
ごくごく稀に、人里に降りてくる様ですが、犠牲者は出ているというニュースは無いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>クマ出没注意
それですそれ。昨年に道東で作業しているときに何度もみて、怖くなりました。もう日暮れで薄暗くなっており、道の両側は360度原生林で、殺気を感じました。
が気のせいだったようで、ひとまず安心いたしました。

お礼日時:2010/09/23 11:38

んー、「出るところには出る」としか言えません。



近年、ハンターの減少、山中での食料の減少などの理由で
人里(ホントの民家近く)に出没するケースが増えています。

・ヒグマの移動距離が一日に数十kmというデータもあります。
・熊だって、歩きやすい道の方を選びます。
・基本的に、熊は臆病です。
・子連れの母熊は最強です。(特に春先)
・ばったり出会うと、熊はパニックになります。
・でも、人間の持っている(残した)食料は気になります。
・火薬の臭いは嫌いみたいです。
・熊は下り坂に弱い、とか、こちらから抱きつけば大丈夫、とかは嘘です。
・本気で走れば、時速50km/hくらいだそうです。
・木も登れます。
・川も泳げます。
・体長2mは想像以上に大きいです。しかも二本立ちします。
・日本語は通じません。


私も、仕事?で山中に入らなければならない事が多く、
何度か対面したことがありますが・・・
基本として、
「いきなり逃げたりせず、睨みをきかせながら(目をそらしてはイケナイ)
ゆっくりとした動作で、手近な武器になるものを探し(目をそらしてはイケナイ)
そのまま対峙し熊が去るのを待つか、ゆっくりと後ずさりし(目をそらしてはイケナイ)
車に乗り込む」
です。
それでも襲ってくるようなら・・・
覚悟を決めて反撃しましょう。(”死んだふり”は、もちろん無効)

とは、言っても
事前にクラクションや爆竹を鳴らせば「ほとんど」大丈夫だと思われます。
実際ヒグマの被害は、そのほとんどが山菜採りなど不用意に山に入り込みすぎるのが
原因ですから・・・


健闘を祈りますd(゜Д゜)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。基本的に私も臆病で通してる人間ですので、無茶せず警戒おこたらず作業しようと思います。
あと「火薬の臭い」は大変参考になりました。花火をほぐして服になすりつけてみようと思います。

お礼日時:2010/09/23 11:30

車両の往来のあるところにクマが出ることは殆どありませんよ。


出てくるのはキツネくらいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/23 11:17

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