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某大学文学部人文学科受験生です。
公募推薦で先生から二つほど志望理由書のパターンを書けといわれて、
志望理由書を初めから書き直してみたのですが、
書き直しても書き直しても納得がいかない文章になります。
ですが具体的にどこが悪くてどこから直せばいいのかがわかりません。
なので指摘をお願いします。

ver(1)
『私は、文学は人の感性や考え方を左右するものである、と考えている。
その考えから、貴校の人文学部で日本文学、特に古典について考えを深めていきたい。さらに貴校の特徴である主専攻・副専攻を用いて、文学ごとに時代背景を知り、その文学がどういう意図を持っているかを学びたい。また就職支援プログラムなども受講していくつもりだ。
そして将来は、文学について興味をもってもらえるような授業ができる教員になりたい。また、文学を「もっと学びたい」と思えるようになってもらえれば、なお良い
では何故私が先に述べたような考え方を持つようになったか。それは、これまで出逢った国語の先生方のおかげである。
まず幼少の頃に通っていた塾が文学について触れるきっかけを作ってくれた。当時の私が触れたものは「竹取物語」。「かぐやひめ」しか知らなかった当時の私にとって「竹取物語」は衝撃的だった。
そして高校に上がり「竹取物語」を授業で学んだとき、更に衝撃を受けた。それまでの私は、かぐや姫が帝に不死の薬とともに送った「今はとて・・・」という和歌が印象に残っていた。なぜなら、あれだけ誰の求婚も受けなかったかぐや姫が、帝に対し「今になって貴方をしみじみと思い出します。」という手紙を残したからだ。そのとき先生は、「あはれ」という言葉は細かく分けると「いとおしい」という意味がある。だがこの和歌中の意味では「しみじみと思い出される」が適切だ、とおっしゃられた。だが、私はこちらの意味でも間違っていないと思う。それについて質問をしてみたとき、先生は他にも様々な文学について教えてくださった。それは大変面白く、また、なるほど、そうなのか、と興味をそそられるものであった。
私はこうした経緯で文学に興味をもち、貴校でこれを学びたいと思った。』

ver(2)
『私は、文学は人の感性や考え方を左右するものである、と考えている。
その考えから、貴校の人文学部で日本文学、特に古典について考えを深めていきたい。さらに貴校の特徴である主専攻・副専攻を用いて、文学ごとに時代背景を知り、時には日本文学と西洋・中国文学の比較をしていきたい。また就職支援プログラムなども受講していくつもりだ。
そして将来は、文学について興味をもってもらえるような授業ができる教員になりたい。また、生徒に文学を「もっと学びたい」と思えるようになってもらえれば、なお良い
高校に上がり、私は素人見解であるが、日本文学にはどの話も大きなプロット分ければ、いくつかの類似点がある、と思われた。それはやはり「竹取物語」や「源氏物語」などの影響によるものだと思う。ならば他国の文学との類似点はあるのだろうか、と私は疑問に思った。
例えば「ロミオとジュリエット」と「曾根崎心中」。この二つの話は、双方愛し合う二人だが、互いの両親の関係やお金という大きな障害があり、最後は駆け落ちという「死」を持って結ばれる。「死」が二人を結ぶという考えた方は1595年と1703年という約百年の差はあるが、共通している。やはり人の考える事なので、西洋も東洋も関係なく話のプロットは似てくるものなのか。他にも東洋文学と比較すると「竹取物語」と「斑竹姑娘」も非常に酷似している。このように探してみれば、他にも似ている部分が見つかるのではないか、と私は思う。
私はこうしたことに興味を持ち、この比較などを貴校で研究していきたい。』


参考
・(1)(2)とも始まりのくだりと終わりのくだりは一緒です。
・「本学志望の理由」「将来の抱負」等を中心に800字以内に簡潔にまとめてください。
・大学に入る理由:広く深く古典文学について学びたい。また文学の比較、今に至るまでの言葉の意味の変化を研究していきたい。
・将来:興味を持ってもらえるような授業で、国語の、文学の面白さを子供につたえていきたい。
・体験:小さな頃に文学っておもしろい!高校に入って言葉の変化に触れた。⇒もっと学びたいと思った。

A 回答 (2件)

文学的なことは素人ですが、話の運びに少々ムリがあるように感じます。



上記の文章はともに大きく分けると、
 a)貴校で学びたい
 b)教員になりたい、生徒に感化を与えたい
 c)自分の文学に関する知見

さて、問題はa、cには多少なりの共通点があるものの、bはイマイチ分か
りかねます。文章上、最後に「なおよい」などと加えると、「教員として
授業をすること」と「生徒に興味を持ってもらう」ことが別モノに捉えら
れ、これでは読み手は「何のために教員になりたいのだろうか?」と感じ
てしまいます。
普通に書くなら、「生徒に伝えたいものがあるからこそ、教員を目指す」
という文になるでしょう。

さらにこのくだりが「自分が学びたい」という心であるa、cの間に唐突
に入っているため、文章が全体的にくずれてます。

書くなら、最初に「将来の目的(子どもに伝えること)」、「これまでの
体験談(国語の授業)」「目的達成への手段(何を、どこで学ぶべきか)」
これが妥当な順序でしょう。

どちらにせよ、この文章から推測するに、大学へ進学するのなら「自分が
学びたい」のか、「子どもへ伝えたい」のか、それを自分の中ではっきり
させるのが先決のようにも感じます。
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この回答へのお礼

なるほど、指摘されてようやく納得がいかない理由がわかりました。
まず話の流れがつながっていなかったんですね。
あと、「自分が学びたい」のか
「子どもへ伝えたい」のかを今一度はっきりさせてみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/03 12:34

ひとつだけ体裁面でのアドバイス。



指示語(こそあど 言葉)と 接続詞 を1回一切使わない形で書いてから、書き下し直してみてください。
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この回答へのお礼

なるほど、一度やってみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/03 12:25

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