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このたびの円高ドル安を利用して、海外資産を買い占めようという動きをあまり聞かないのは何故でしょう。

バブル期にも円高でしたが、当時はアメリカの企業、土地、リゾート開発、果ては美術品など積極的に買い捲っていたことを記憶しております。今も同様に海外資産、例えば今なら資源株とか農業法人などの利益を上げている部門を買収しようとすれば、かなりお買い得なのではないかと思うのですが、今の日本企業にはそれだけの体力がなくなってしまったということなのでしょうか?それとも他に要因があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

いまでも、きちんと考慮された、


数億規模のM&Aはいくつか行われていますよ。
まあ、その体力のある企業は確かに少ないです。

ただ、当時の様に、
脳みそ使わない、投資目的の盲目買いが無いので
あまり、大きい話題にならないだけじゃないでしょうか。
あのころはほとんどが不動産資産のあぶく銭なので
何も考えてないような人たちが買いあさったので。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かにむやみに買い占めればいいというものではありませんからね。

ドルはまだまだ下がるという観測も出ていますし、様子を見ている企業もあるのかもしれませんが、今の円高は強い円という感じでもないので日本の経済状況や国内の企業体力的にも難しいのかもしれませんね。

お礼日時:2010/10/22 19:40

日本のバブル期と今は状況が違います。


当時の鉄鋼生産世界一の新日鉄と資源メジャーは対等な関係でしたが、今は中国が圧倒的な存在感を示しています。
体力の低下というより、「地位の低下」が著しいのです。
私は新日鉄の株を持っていますが、配当が安いので電力株に買い換えたいくらいです。

また、当時は過剰流動性と言って、いわゆる金あまりでGDPの1.13倍のM2(通貨+預金)がありましてインフレでした。
とっとと金を物に替えておく必要がありましたが、今はその逆です。
ところが中国のM2はGDPの1.9倍と異常な水準にあり、当局は物価上昇を必死に抑えており統計をごまかしていますが嘘をつくのが難しい状態です。
だから世界の利権を買い漁っています。しかも彼らは、人権問題や「ならずもの国家」でも「資源に色はない」主義なのです。
日本だって資源利権は欲しいのですが、先日もイランの油田開発を断念しました。
結局アメリカ率いる西側に付き合うことになりました。悪く言えば圧力がありました。

しかしながら、レアアースだけは脱・中国が急がれるだけに世界的に資源開発が進みます。
日本も戦略的に取り組む必要がありますから、この方面だけは別格の力が注がれるでしょう。

食料に関しては、流通系でアジアの企業買収をやってます。
欧米じゃタバコが毒物扱いなので、アジアで市場を広げている状況です。
農業生産に関しては、農業生産法人の買収より「農地」の確保が主流で、中国やサウジアラビアとブラジルやオーストラリアの農地確保で戦っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど。結構M&Aやってるんですね。

お礼日時:2010/10/25 18:10

07年の米国のバブル崩壊(当初は楽観視されていた)から、08年前半には日本企業による海外でのM&Aが活発でした。

が、その後のリーマンショックなどによる更なる経済危機などによって多くの日本企業はむしろ損失を出しているような状態です。

行えるような主軸となるM&Aなどはすでに数年前に終わっているのです。米国、日本、EU圏、というドル円ユーロの主要三大通貨がどこも不調で、途上国は途上過程であるだけに規制も多く出来ることは限られているという状況です。途上国が経済成長を続けているにせよ、世界経済全体として横ばい傾向の現状では、バブル期、好景気期間のような派手なM&Aや変化というのは起こりにくい状況ということでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

すでにある程度行われていたってことですか。

まだまだ円高になるという観測も出てますので、今後どうなるんでしょうね。

お礼日時:2010/10/25 18:11

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