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試験管を傾ける
液体と液体の加熱のとき水が発生して試験管が割れるのを
防ぐため傾けると学習したのですが
粉末と粉末を試験管で加熱する際にも、試験管を傾ける
のはなぜですか>?
(試験管からのチューブの先を液体に突っ込んでいる場合)

A 回答 (2件)

傾けない場合、試験管の加熱部と試験管の口が鉛直方向に一直線に並びます。


この状態で、内部の物質が突沸すると、中身がストレートに真上に飛び上がります。
試験管の口を何かで塞いでいたとしても、突沸の勢いが強いと塞いでいたものを弾き飛ばすこともあります。下手したら火傷の原因にもなります。
また、反応させたい内容物の一部が過熱し難い部分に付着したりすることにもなり、試験を行う上で不具合が生じ易い状態になります。

試験管を傾けていると、加熱部から鉛直上方は試験管の横面となり、突沸が起きても内容物がストレートに外部に飛び出すことはありません。
これにより、突沸しそうになったら火から試験管を素早く離す事で突沸を未然に防ぐ、という操作も安心して行え、火傷をする可能性も低くなります。
更に、先に書きましたように反応させたい内容物が過熱し難い部分意付着することを避ける事も容易になります。

ということで、安全のため&試験を滞り無く行うため、とご理解下さい。
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塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの組み合わせのように、


粉末と粉末でも水が発生する場合があります。
また、水が発生するかどうかわからない場合も口の方を少し下げて
おくと安全です。口を下げることによるデメリットはないので、
こうしておけば水滴ができたときも安心です。

>試験管からのチューブの先を液体に突っ込んでいる場合
これが何の目的かはわかりません。
水上置換なのでしょうか。
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