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おすすめの本を教えて頂きたいのですが……。

 先日、今までなんとなく敬遠していた太宰治の本を手に取る機会があり、一作読んでみました。感動しました。
 内容はもちろんですがなにより、「こんな魅力的な文章を書く人がいたんだなあ」という気持ちです。

 その時ふいに、良い本を読まないで死ぬことは美味しいものを食べないで一生を終えるくらい勿体ないものなんじゃないか!と思いまして、焦って投稿しました。

 ジャンル等は構わないので、とにかく「これは読んでおいた方がいい」というような本があれば教えて頂けないでしょうか?
 知り合いに良い本ない?と聞きまわっているのですが、まずその知り合いが本を読まない……というか知り合い自体の数が少ないものですから、なかなか捜査が進みません。インターネットで探しても、あまりに情報が多すぎて何がなにやら…という状態です。

 今私は大学生です。女です。実は、ファンタジーや冒険、ミステリー、といったものしか好んで手にとったことが無く、知識があまりにも乏しいのです。
 ちなみに「鹿男あおによし」や「蹴りたい背中」や「夜は短し歩けよ乙女」等、世間で評価されている比較的新しいものに手をつけてみたのですが、拙い私にはさっぱり良さが理解できませんでした(汗)

 どうか一作でも多く、お願いいたします。

A 回答 (9件)

ジャンルはバラバラです。



井上靖「しろばんば」
北杜夫「夜と霧の隅で」
遠藤周作「死海のほとり」
筒井康隆「霊長類南へ」
椎名誠「アドバード」
宮部みゆき「龍は眠る」
矢作俊彦「ららら科學の子」
伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」
絲山秋子「海の仙人」
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この回答へのお礼

こんなにたくさん本当にありがとうございます!とりあえず全部読んでみます
恩に着ります!!

お礼日時:2010/10/27 22:35

はじめまして、ken21_6と言います。



最近の作家さんで私のお勧めは伊坂幸太郎さんです。
映画やドラマ等で作者のことは聞いたことがあると思いますが、物語の進み方や文章表現が私はとても好きです。

この人の作品であなたにお勧めしたいのは「アヒルと鴨とコインロッカー」と「重力ピエロ」です。

(1)http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%92%E3%83 …
(2)http://www.amazon.co.jp/%E9%87%8D%E5%8A%9B%E3%83 …

※『「鹿男あおによし」や「蹴りたい背中」や「夜は短し歩けよ乙女」等、世間で評価されている比較的新しいものに手をつけてみたのですが』『ファンタジーや冒険、ミステリー、といったものしか好んで手にとったことが無く』とあったので、そのような感じのものをチョイスしてみました。

あと、太宰治など過去の作家の方に興味があるのなら、以下のサイトを見てみるのもいいと思います。
著作権(?)が切れたものを自由に読むことが出来るサイトです。
※違法サイトではないはずです。
あなたがいいと感じた太宰治や夏目漱石、芥川龍之介など、昔の文豪と言われた人たちの作品を読むことが出来るので、ぜひ、ここでもいい作品を探してみてください。

http://www.aozora.gr.jp/
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この回答へのお礼

ken21_6様、ありがとうございます!
わざわざリンクまで付けてくださって感謝します。

伊坂幸太郎さんの二冊、是非、読ませて頂きます!もし良かったら伊坂さんの他の作品も読んでみようと思います。

昔の作品は、パソコンから読むことができるんですね…!知らなかったです
夏目漱石も芥川龍之介も、絶対読んでみますね♪

良いサイトを教えてくださって本当にありがとうございました

お礼日時:2010/10/27 22:43

十二番目の天使 (オグ・マンディーノ)が私はスキです^^


外国の方の本が多いですね…
いっぱいありすぎたのでとりあえずこの本を紹介です☆
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この回答へのお礼

十二番目の天使…なんだかもう感動させられそうな匂いがします(笑)
是非読んでみます!!
ありがとうございました!

お礼日時:2010/10/28 20:35

 文学をやってる人でないと知らなそうな作家を何人か。


 マイナーな作品では決して無く、こういう作品の知名度が低いことの方が問題です(笑)

古井由吉『杳子・妻隠』
「杳子」は、内容そのものはどこにでもありそうな恋愛物なのに、描写力だけで非現実的な雰囲気を作り出している作品。
 日本語で書かれた三人称視点の小説としては最高峰と言っていいほど芸術的で幻想的な作品です。

松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』
 一貫して変態的な性愛を描く作家ですが、本作はまだわかりやすいレズビアンを題材にしたもの。題材だけでなく、作品に注ぎ込む技術と情熱も変態的で、本作も短編3作から成り、すぐ読めてしまうほどの分量ですが、そこに詰め込まれた内容の濃さは偏執的ですらあります。技術的なことはわからなくても、内容が重い割にとても読みやすいことはわかるはず。
 これを読んでしまうと、最近芥川賞で話題になっている程度の作品がいかに小粒かわかってしまいます(笑)

奥泉光『ノヴァーリスの引用』
 おっさんが4人で酒を飲んでいるだけの、スリリングさとは無縁の状況からミステリーをひねり出す作品。誰でも思い付きそうなアイデアですが、実際にこのレベルで作品を完成させるのは非常に難しいです。
 これを読んだ後に芥川賞受賞作である『石の来歴』を読むと、同じ手法を使って、いかにも芥川賞を受賞しそうな作品を書いていて興味深い。

後藤明生『蜂アカデミーへの報告』
 家に巣を作った蜂との対決(といっても非常に地味で平凡)との顛末を、蜂アカデミーという謎の学会に報告する、という形態で書かれた作品。
 ほとんどエッセイのようでありながら、同時に小説として成立している作品でもあり、読んでいるとエッセイと小説、現実と虚構の境がわからなくなってきます。内容は徹底して平凡なのに、ものすごい本を読んでしまった気になる。
 メルヴィルの『白鯨』を下敷きにした作品でもあって、『白鯨』の壮大な復讐劇と、本作の壮絶なまでの地味さとの対比が面白い作品でもあります。
 残念なことに絶版して久しいので、大きい図書館の閉架図書などを探さないと読めないですが。
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この回答へのお礼

うわぁたくさんありがとうございます

説明を書いていただいてとても助かります。個人的に『ナチュラルウーマン』が気になるので、さっそく初めに読んでみたいと思います!

『蜂アカデミーへの報告』は、大学と地元の図書館で調べてみます。あったらいいな

芥川賞を受賞しそうな…というようなのは、わかるものなんですね!私もたくさん数を読んでわかるようになりたいです

本当にありがとうございました♪

お礼日時:2010/10/28 20:43

梨木香歩『家守綺譚』


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4101253374.h …

オスカー・ワイルド『ドリアングレイの肖像』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4334751180.h …

香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062761696.h …

隆慶一郎『影武者徳川家康』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4101174156.h …

高橋克彦『火怨』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062735288.h …
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
リンクをつけてくださって感謝します

そういえば、オスカー・ワイルドって聞いたことあるなぁ…と思ったら、『幸福な王子』という童話を読んで、いいなあと思った作家さんでした

『影武者徳川家康』は題名からなんだか興味を惹かれます。父が歴史好きなので、よかったら父にもすすめてみようと思います
是非、その他の作品も全部読んでみたいと思います!

ありがとうございました

お礼日時:2010/10/28 20:49

 私は読書はバランスが大事と思っています。

それには良く知られた本を可能な限り多く読むことだと思います。詰らないと思った作品が文学史的に大きな位置を占めていることは多々あります。
 その意味で「なんとか100選」、とか「10大世界文学」とかが役に立つと思います。私のやったのはまず「岩波文庫の100冊の本」のうち読みとおせるのを読むということで、日本文学、外国文学合わせて40冊ぐらいあったのではないかと思います。
 私が受験生だったころサマセット・モームがよく試験に出るというので注意していたら岩波新書から「10大世界文学」が出ました。
 カラマーゾフの兄弟、戦争と平和、嵐が丘、白鯨、トム・ジョーンズ、高慢と偏見、ディビッド・カッパーフィールド、ボヴァリー夫人、赤と黒、ゴリオ爺さんです。
http://www1.odn.ne.jp/we_insist/TenNovels.html

 しかし、岩波文庫はだいぶ古くなっています。
 今、常識的には夏に出る「新潮文庫の100冊」とか角川の相当するシリーズがよいでしょう。いずれも毎年少しづつ入れ替えているように感じます。

 ノーベル文学賞作品を読んだことはありますか。ノーベル文学賞は1901年に始まっていますので丁度100人の作家が受賞しています。シェンケビッチ、キップリング、メーテルリンク、タゴール、ロマン・ローラン、アナトール・フランス、イェイツ、バーナード・ショー、ベルクソン、トーマス・マン、パール・バック、マルタン・デュ・ガール、ユージン・オニール、へるまん・へっせ、アンドレ・ジッド、フォークナー、モーリアック、チャーチル、ヘミングウェイ、カミュ、パステルナーク、スタインベック、ショーロホフ、川端康成、ソルジェニーツィン、ガルシア・マルケス、トニ・モリソン、大江健三郎、高行健、オルハン・パムク等々
最近の方が読んでないものが多いです。
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この回答へのお礼

「〇〇100選」シリーズですね。わかりました、まずは見てみます!
新潮文庫はなじみが深いので、それから目を通してみたいと思います。

出してくださった本のタイトルを何一つ知らないという自分に絶望していますが、これから読むことにワクワクしてもいます。

ノーベル文学賞作品…読んだことあるわけないです(笑)ちょうど100人なんですね!ヘミングウェイとカミュくらいなら名前は聞いたことあります。

この一年くらいで100冊ちょうど読みおえたら素敵だなぁなんて生意気な計画を練り始めました。

色々作家さんの名前も出してくださって、本当にありがとうございました!

お礼日時:2010/10/30 18:03

海外の古典ファンタージ、古典SFですが


フィリパ・ピアス トムは真夜中の庭で 岩波少年文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/4001140411
ロバート・A. ハインライン 夏への扉 ハヤカワ文庫SF
http://www.amazon.co.jp/dp/4152090596
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この回答へのお礼

SF好きの私にはかなりそそられます!
読んでみますね♪

リンクまでつけてくださってありがとうございました!

お礼日時:2010/10/30 18:05

皆さん親身になってお薦めの本を教えて下さっておりますが、本当のこと言うと、お薦めの本てお薦めの料理みたいなものかも知れませんよ。

どれもこれもみんな美味しいから。

ただ、昔から皆が好きな料理ってありますよね。本もそんなもんだと思います。昔から皆が好きな料理は今後とも残って行き、これからもずっと皆を満足させてくれます。そんな本を探してみては如何ですか。

そう言えば、料理の中でもどういうわけか肉と言うと、豚肉、鶏肉、牛肉が圧倒的に多く、これに羊肉を加えればほとんど尽くされてしまいます。これだけ多くの動物の肉があるのに、何でたったこれだけなのだと思いますか。その答えは簡単です。これらの肉は料理の仕方に関係なく美味しいからです。他の肉は、特別な薬味を使って余程こった料理をしなくては美味しくありません。何か本もそんなことが言えそうですね。皆に感銘される本は、奇を衒うような特別な薬味を使わなくても皆に好かれるようです。おっと、芸術もそうですね。そんな本を探してご覧なさい。
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この回答へのお礼

なるほど!とても良いことを教えてくださり、感謝します

私も、あまり王道の本を読んでいないことから、いきなり奇を衒ったような作品を読んでなんとなくクラクラする思いをしたことが何回もあります。

とてもわかりやすい例えで助かります。私にもよく理解できました。

みなさんに教えて頂いた本の中で、まずは広い層、多くの人に愛されているものから最初に読んでいきたいと思います。少数の人が良いと感じる作品の、その良さもいつかはわかるようになるために、修行を積みます!

ありがとうございました!

お礼日時:2010/10/30 18:15

絵本の読み聞かせをしてもらえなかったのかな?読み聞かせの絵本は、どの国でも定番があります。


お近くの図書館で、司書に相談してください。ブックガイドか、絵本のおすすめを教えてくれます。
高文研「読み聞かせ」ジム・トレリース著、この本を読んでみてください。
気に入った本を、周りの人にすすめる悪い病気をもっています。
10冊以上購入した本(定価で購入しなくてごめんなさい):「リトルトリー」フォレスト・カーター著、
川上健一「翼はいつまでも」、「星の王子さま」。

隆慶一郎さんの原作で、ジャンプコミック「花の慶次・・・雲のかなたに」にはまったときがありました。もちろん原作を読みました。入手できる隆さんの小説は、ほとんど読みました。
だれか、気になる作家がみつかると、その作家の作品、作家の生き方、考え方、なんでも知りたくなるものです。コミックのなかで、直江兼続がでてきました。NHKの大河ドラマになったときは、欠かさず見ました。仕事で、福島県にいったとき、山形県の米沢市に遊びにいきました。もちろん、上杉神社を参拝しました。前田慶次郎が、晩年をすごした場所です。

他人から、おすすめの本を紹介してもらうのは、作物を育てるのに、化学肥料を使ったり、農薬を使うのに似ています。
すべての本を読むことはできません。選択をするのです。読んだ本で、心の栄養になった本は、記録しておいてください。urusさんの「心の積荷目録」になります。
流行で本を読まないことです。ベストセラーの本は、数年すると、古本で半額以下で手に入ります。
昔ほしかった、「ソフィーの世界」今、数冊もっています。105円で売られていると、たまらなくなって購入してしまいます。ごみ捨て場に、本が捨てられるのが、悲しいですね。
今、ほしい本があります。豪華な本です。3万円以上するのですが、いつか、お金をためて購入します。
本は、読むためにあるのですが、読んで読んで読み込んだ本を、本棚に飾るのも、たのしいものです。
家族や友達と同様に、そんなにたくさんは、いりません。恋人のような本に出会ってください。
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この回答へのお礼

わぁ!最後の一行、ロマンティックで余韻が…(←すみません
本当に好きな本って、読み終わってからも何回も読み返したくなりますよね♪
みなさんに教えてもらった本の中からとっておきの本が見つかるといいな、と思ってます。

絵本の読み聞かせは…してもらった気がするようなしないような(苦笑)どちらにしても、本を読み始めたのが遅く、字よりも絵本の絵が好きだったような気がします。
読み聞かせの絵本から読み始める、というのはそんな私にとって本当に良いかもしれません!

同じ本を何冊も買うHANANOKEIJIさんは、本当に本が好きなんだなぁと思います。素敵です

勧めてくださった本を読んでみたいと思います。ありがとうございました!

お礼日時:2010/10/30 18:31

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