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人種の中で一番強い遺伝子を持つのは?
こんにちは。最近気になっていることが一つあるので質問させていただきます。
混血児などが珍しくない今日この頃ですが、遺伝子を掛け合わせ、より特徴が子孫に残りやすいのはどの人種なのでしょうか?
また、全ての人種が交わったとして、どんな特徴を持った人間が生まれるのでしょうか?
人種差別とはまた別に、濃い色の人種の特徴が残りやすい気がするのですが、本当はどうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

現在、生物学的に人類は完全に単一種と考えられており、生物学的な意味で人種は存在しません。


かつては、リンネなどの学者が人種についての研究をしていましたが、基本的に研究目的がヨーロッパ人の優越性を証明することにありました。

数万年前までは、現生人類とネアンデルタール人が共存していた時期があり、生物学的に人種があったとすればその時期をおいてありません。
その時期には交雑もあり本当の意味での混血も存在しました。いまでもヨーロッパやアジアの人の中にはネアンデルタール人由来の遺伝子が見られます。
しかしながら、ネアンデルタール人がアフリカを出てから誕生した現生人類のうちアフリカに留まった人々にはその遺伝子は見られません。

皮膚の色などは、環境に適応した遺伝子の多様性の一つにすぎません。
白人と有色人種の区別というのも曖昧で、トルコやイラクや中国のウイグル族などの人々はヨーロッパ系に近いのですが、イスラム教国は白人扱いされていません。人種という概念が生物学というより文化・宗教的な側面を持つといえましょう。

また、アフリカ系と南太平洋の人々では色が黒いから遺伝的に近いかといえば、アフリカの人々はむしろヨーロッパの人々に近いです。
アフリカ大陸における遺伝的多様性は、ほかの大陸すべての多様性より大きいとも言われています。
世界一背の高いマサイ族やもっとも背の低いピグミー族はアフリカにいます。

ご希望する回答には全然なっていませんが、現在の人種というものの考え方は以上のようなものです。
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「強い」というのは、環境との相対的な指標であり、


ある個体の絶対的な属性ではありません。
オリンピックで分かるように、黒人は人類発祥の地・
アフリカを勝ち取り、白人を寒冷な辺地に追いやった
勝者ですが、そもそも人類の「強さ」は、そうした
一対一のフィジカルな強さではなく、組織行動や
環境の改変(道具、農業etc.)によるものである
ことは、現在の黒人の状況を見れば分かる通り。

そうした組織化において、均質な個体は有益ではなく、
個性による分業化こそが「強さ」である以上、
“遺伝的な強さ”というのは存在せず、社会的な
遺伝要因「ミーム(文化的伝承や社会制度)」も
コミ(それも多様性をベースとした)でないと、
「強さ」は確定できません。

そもそも、アフリカに黒人、北方に白人、といった
亜種分化自体が、そうした環境や組織化の多様性に
適応した「多様化志向」の妥当性を表しており、
それを「掛け合わせて単一の“強さ”」を求めるのは、
退化に他なりません。

ちなみに僕が1年暮らしたソロモン諸島を始めとした
メラネシアンは、「黒人」だとされてきましたが、
実態は、蒙古斑もあり、金髪や栗毛も多く、アフリカの
黒人とは全く違い、またアフリカにも2年暮らして
部族の見分けのつく僕にとって、様々な部族の特徴が
混在しており、驚かされました。
要するに、離島に残された人類の原型だと思われます。
生物種の発生時は、形質が不安定で、進化とは「多様な
環境に適応して多様化する」というより、「それぞれの
環境において有利な形質に収束する」というのが正しい
のだと感得させられました。
「人種の中で一番強い遺伝子を持つのは?」の回答画像2
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人種と遺伝子の強さ(優劣と言いますが「優れている・劣っている」という意味ではありません)は無関係です。


遺伝子ごとに優劣の有無があり、○○の人種だからその人種が持っている遺伝子は全て優性である、ということは言えません。
例えば黒人のある遺伝子は白人の同じ遺伝子に対して優性であるが、別の遺伝子は劣性である、ということは普通です。
そもそも優劣がない遺伝子もあります。

>全ての人種が交わったとして

全ての種類の遺伝子を混ぜ合わせることはまず不可能です。
椅子が2つしかないので、4人のうちからランダムに2人選んで座らせるしかないというようなことがあるからです。
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