昨日見た夢を教えて下さい

・人間は、なぜ定規を使わないと、直線が描けないのでしょうか?
・人間は、なぜコンパスを使わないと、真円が描けないのでしょうか?

描けたら便利だろうなと思いつつも、なかなか出来ません。
科学的 または 生物学的な理由をご存知の方、いらっしゃいましたらご教授願います。

A 回答 (8件)

こんにちは。


人間の感覚、運動機能は元々正確なものではありませんし、様々に理由はありますが、基本的には、定規やコンパスを使うということは、取りも直さず「基準点」や「支点」を固定するということです。人間の肩や肘は支点ですが、これが基準点に固定されない限りどうやっても力学的に不可能です。
では、固定してしまいますと自由度がなくなります。ですから、コンパスでは円以外は描けないのです。逆に言いますならば、人間の動作といいますのはありとあらゆる可能性を実現できるということです。従いまして、真円の描ける可能性は限りなくゼロに近くなります。
また、人間の距離感といいますのは文字通り目測です。目測で左右対称の円が描けるわけがありません。

記憶がちょっとあいまいなのですが、確か「ジョット・ディ・ボンドーネ」という画家の逸話だったと思います。
ある日、彼の元に教会の壁画を頼みたいので、あなたの作品を見せて頂きたいという使いが来ました。何を思ったのか彼は白い紙にただ円を描いて使いに渡しました。使いがそれを持って返りますと司教様がびっくり仰天、フリーハンドでこんなパーフェクト・サークルが描けるならば、きっと腕の良い画家に違いないということで採用が決定されたそうです。
私は絵も字も下手で、何時まで経ってもまともに筆を動かすことができません。人間には100%同じ結果を再現することができないというのは仕方のないことです。ですが、イラストや書道をやるひとの正確さには目を見張るものがあります。やはり、訓練をすればあんなことができるようになるんですね。
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この回答へのお礼

なるほど、人間の腕は自由度の高く、いろんな図形が書けるけど、かえってそれが単純な図形を書くときの妨げになっていると。詳しい回答ありがとうございました。

「ジョット・ディ・ボンドーネ」、Wikipediaで拝見しました、気難しそうなオッs…もとい、厳しくも優しそうなおじ様ですね!(笑顔)
フリーハンドで直線がかける人というのは、目測が現実の距離に限りなく近いヒトなんじゃないかなぁと、今回のご回答を拝見して思った次第です。
で、目測の距離と現実の距離に、どれくらい差が出るのかは、生まれつき個人差があるんじゃじゃないか、と。
イラストレーターや書道家の線引きの正確性は、この差を練習の努力で埋めているのかもしれませんね。

お礼日時:2010/11/10 22:08

> 人間がフリーハンドで直線や真円を書けない理由



それは人間の腕の骨格構造や駆動方式が複雑精妙すぎるからではないでしょうか。
直線や円と言った単純軌跡を描くには、機械的に単純な構造こそ適しています。

ロボットに描かせる場合でも、XY2軸しか動かないロボットなら制御プログラムも簡単ですが、多関節アーム型ロボットの先端で円や直線を描かせるとしたら、プログラムやメカニズムも極端に難しくなります。

人間の腕はロボットよりももっと複雑な構造をしています。
人間が鉛筆を指先にもって円や直線を描く作業には、おそらく片手だけでも10か20の大小の筋肉が微妙な連係動作をしているのではないでしょうか。
鉛筆の軌跡を視覚で補正しながら沢山の筋肉を制御するわけですから、簡単に見えても実はとても複雑な作業なのです。

> 描けたら便利だろうなと思いつつも、なかなか出来ません。
こういう複雑な作業は、ましてやコンパスで描いたようにきれいな円を描こうとしたらなおさら、相当な練習なしで出来るはずはありません。

以前、まだCGなど無い頃にプロのイラストレーター(大変精密な絵を描く人でしたが)から聞いた話ですが、毎朝起きると30分ほどペンで直線を引く練習をしてウォーミングアップしてから仕事に取りかかると言っていました。
プロなればこそ、そこまでして手先のコントロール技術のレベルを保つのでしょうね。

> が、いまだに直線はかけません。(涙)
誰もアナタを責めてはいませんよ。さ、涙を拭いて、素直に定規を使いましょう(^^)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、人間の腕や手って複雑精妙ですから、こういう単純な作業はむしろ単純な道具を使った方が良いのかもしれませんね。

話は逸れますが、少し昔話をば。
中学時代の技術家庭を担当してくれた先生のお話です。その先生の友達という方が、先生と大学の同期で建築を学ばれており、設計図を描いていました。当然、設計ですから、線は定規を使わなくてはなりません。設計図は提出課題なので、教授のたいへん厳しいチェックが入ります。どれくらい厳しいかっていうと、設計図を目線と平行に掲げて、線が曲がってないかチェックするんです。大多数の学生が、フリーハンドがバレて、やり直し憂き目に遭う中、その人だけはフリーハンドで何度やっても1発合格だったそうです。当時、その人は先生からこう呼ばれていました、「ゴットハンド」と。

まぁ、そんなゴットハンド伝説を聞いていたので、フリーハンドで正確な線が書けるっていうのに憧れておりますです。
phobosさんのプロのイラストレータさんの話もそうですが、一芸を極めた人の業って美しいですよね。すばらしきかな。

お礼日時:2010/11/10 22:33

定規を使っても数学的に正しい直線は引けないし。

(凸凹だし幅がある)
コンパスを使っても同じように正しい円は描けません。(同上)
だから、盲目の方のほうが数学者に向いているといわれるのです。

この回答への補足

んん?これは要約すると「その質問に意味は無い」ということですか?
最後の結論も、質問に対する答えになっていないような気がするのですが...いや、失礼ながら。
なぜに、「フリーハンドで真円や直線を引くのが難しい理由は?」という質問の答えが、「数学者の向き/不向きの話」になるのかっていう点が、私にはわからんのです。(・_・)?

おそれながら、紙の歪みや、鉛筆で引いた線の幅といった、極小的な事柄までは考慮しておりません。それは誤差の範囲といえませんか。そこまで考慮していくと、「直線も真円も、誰にも書けるわけがない」って結論になって、質問の前提が崩壊するからです。

真剣に回答してくださったのに申し訳ないです。

補足日時:2010/11/10 22:48
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パソコンなんか使ってると分りますが



円だろうが、直線だろうが、符号化してしまえば、容易に複合できるんです

しっかりしたイメージが出来上がったら、自分が書いた線と、イメージを比較してずれたら訂正するだけです

難しいと思ったら、点描でかいてみましょう

その内なれてすっすっと書けるようになりますよ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ちょっとやってみますです。(^^)/

お礼日時:2010/11/10 21:33

かけますよ、方眼紙を使って練習してください



なぜ真円を書けないのかというと

それは、記憶があいまいで記憶の中にある実態がアナログだからです

見る角度によって円は、楕円にも見えますしね

この回答への補足

なるほど、ありがとうございます。真円の件は、納得いたしました。

直線の件で、質問なのですが、なぜ、練習しないと直線がかけないのですか?

ちなみに、私は3年以上、方眼用紙のルーズリーフをノート代わりにしております。
が、いまだに直線はかけません。(涙)
曲がります。線が。こう、ぐにゃっと。(メンタル面の問題かな…。動揺すると曲がるし)

補足日時:2010/11/10 15:13
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正確な理由は分からないけど


想像でいいなら・・・ということで読んでみてね。

人間の筋肉は常に脈打っているわ
つまり手は常時震えているのよ。
特に緊張すると顕著になるわね。
その手が鉛筆を持って線を引いても
綺麗にかけるわけがないわね。

ちなみに訓練すればそこそこかけるようになるわ。

こんな感じで推測。
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この回答へのお礼

なるほど、理由の全てではないにしても、一因ではあるかもしれませんね。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/10 22:52

うまい人もいますが、


指の筋肉運動が正確ではなく、位置を特定するのにフィードバックがかかって振動するからでしょう。
その振動を定規やコンパスが押さえてくれます。
ロボットにはお手の物です。
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この回答へのお礼

なるほど、分りやすくてたいへん良い回答だと感じました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/10 22:50

肘を回転軸にして手先を動かしているから、直線は無理。


肩が360°回るんなら、真円も可能でしょうけど。可動範囲が決まっているから無理。

まあ、どちらもトレーニングである程度はきれいに書けるようになりますけどね。
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この回答へのお礼

>肘を回転軸にして手先を動かしているから、直線は無理。
なるほど、トレーニングしているヒトは、どうにかして線が曲がるのを補正しているのかもしれませんね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/10 22:54

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