これ何て呼びますか Part2

温室効果の大きな要因はCO2である。と一般的に言われていますが、(そうでないと言う説もありますが)、
空気の組成を見てみると、CO2の割合は体積比で約0.03%しかありません。
この小さな割合によって地球全体が温暖化する程の温室効果に繋がるものなのでしょうか?
仮にCO2が0.03%から20%に増加している。と言うなら直感的に理解できるのですが。。

全く知識がありませんので、どなたかやさしい解説を頂ければと思います。

A 回答 (5件)

補足・お礼中にある「断熱効果」と言う言葉が非常に気になります。



断熱性のために温暖化が起こっているというのは何というか、語弊がありますね。
二酸化炭素は確かに気体ですから、ほかの気体と同様の断熱性があります。
(熱を伝える性質が低い)
しかし、温暖化は「熱」が伝わらないために起こることではありません。

太陽から地球に降り注いだエネルギーと同じだけ地球は宇宙に向かってエネルギーを放出しています。
そのうち、主として赤外線として放出する「熱放射」という現象があるのですが、
二酸化炭素はこの熱放射を吸収する性質があります。
これを「温室効果」と呼びます。なお、地球の温室効果そのものの主要因は水蒸気です。
しかし、人為的要素による平均気温上昇はCO2排出増加に伴うものであると考えられています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

CO2は熱放射を吸収する性質があるので、これが増加すると熱放射で宇宙に向けて放出されるエネルギーが閉じ込められる。という事なのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/15 09:11

#3回答者様が的確に書かれていますので、別の方向から。


海水は地球上に沢山あり、その海水中には沢山の二酸化炭素が溶けています。
海水温度が上がるとその二酸化炭素は大気中に放出され、海水温度が下がると逆の事が起きます。

卵が先か鶏が先かみたいな話なのですが、何らかの原因で海水温度が上がると大気中の二酸化炭素濃度も上昇するというわけです。
もちろん海の中でも炭酸ガス濃度の違いによる変化は起きますが、それは割愛します。

こうした帰還ループみたいなものが出来るので、気候変動が一定方向を向いてしまうと大きな影響になる可能性が高いわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ビールの泡を思い出しました。冷えている時より温まって来るとたくさん出ます。

二酸化炭素の濃度上昇は解るのですが、二酸化炭素の濃度上昇->温室効果、と言うのが良く解っていません。二酸化炭素の断熱効果が高いって事でしょうか??

お礼日時:2010/11/11 16:17

きっと数値の扱いにあまり慣れていないんですね。



0.03%と聞くと、ごく微量で取るに足らない数値のように思えます。

例えば二酸化硫黄は0.5ppmで臭いを感じることができるそうです。
それをパーセントに直すと0.00005%です。
つまりヒトですら0.00005%の濃度でも、それなりの影響を与えることができます。
そして二酸化炭素濃度の10分の1の0.003%でもかなり危険な状態になります。

数値は“割合”だけでは決められないということです。

では二酸化炭素の影響を大げさに言うなら…
#1様のデータをそのまま使うと、産業革命以前は0.028%だった二酸化炭素濃度が0.038%になったとのこと。
つまり1.36倍に増えたことになります。
日常生活で3割り増しと聞いたらどうでしょうか?
タクシーの深夜料金の2割り増しですら、かなり大きいと思いませんか?

これは単純計算で二酸化炭素による温室効果が3割り増しということです。
(もちろん複雑な要因が重なり合いますから3割り増しではないですけど)

多少は直感的に理解できたでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>産業革命以前は0.028%だった二酸化炭素濃度が0.038%
という数値を知りませんでした。
全地球の大気がこれだけの割合変化すると言うのは大きな事ですね。
直感的にわかりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/11 16:12

「温室効果の大きな要因」は CO2 ではなく H2O です (温室効果全体の少なくとも 80 %, 人によっては 95 % 以上が H2O) が, 最近の「平均気温上昇」の原因として CO2 を挙げる人は多いです.


もっとも, 地球史の立場でいえば CO2 の濃度が 0.03 % だと「少ない」方なんですけどね.
あと, この手の話題で CO2 が出てくる理由の 1つとして「CO2 ならまだ人間がコントロールできるかもしれないが, H2O は全くコントロールのしようがない」ということも挙げられるでしょうか.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
H2Oと言う話は知らなかったです。これは大気中の水蒸気と言う意味に捉えてよろしいでしょうか?
H2Oが主要因だとすると、これが増えた原因は何なのでしょうか?
H2Oがコントロールできないという意味からすると、人間の活動以外の要因の様に思われますが。

お礼日時:2010/11/11 15:58

産業革命以前は0.028%だったものが、0.038%以上になっていると言うのが通説です。



循環を続けている大気全体の中の数字なので、大きいと言えば大きい数字ではあります。

勿論、その温暖化効果は高々1℃になるかならないかと言った所ですが、人間の文明と言うものが極めて脆弱な体質を持っているので、2℃3℃と言ったら大変な事になると騒いがれています。

体温が1℃上がれば、一寸風邪かと病院に行く人がいるし、大した事はないとほっとく人も居ます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>産業革命以前は0.028%だったものが、0.038%以上
という事は知りませんでした。割合的には随分増えているのですね。
この増えた分で地球全体が1℃も上昇する程、CO2は断熱効果が高いという事なのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/11 15:53

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報