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下記の問題についていくつかわからないところがありました。
自分の解答が間違っていたら指摘してください。

Q1.P/Lの売上高:41,000
【考え方】
P/Lの売上高は純売上高を計上し、損益勘定項目の金額は翌会計期間に引き継がないため、前期販売分の戻り高等は控除しない。
ゆえに、45,000△2,600△1,400=41,000

Q2.返品調整引当金が求められませんでした。
【考え方】
売掛金期末残高:31,300=40,000(首試算表)+45,000(当期総売上高)△2,600△1,400△49,300(現金回収高)△400(売掛金の割引高)

当期の返品率:0.08=3,600(売上戻り高)/45,000(当期総売上高)
(資料3)(2)「・・・さらに当期の売上総利益率(売上割戻控除前の売上高に対する売上総利益の比率)を掛けて計算」の「売上割戻控除前の売上高」とは42,400=総売上高△売上戻り高(当期販売分)のことでしょうか。この売上高に「対する売上総利益の比率」と書かれていますがP/Lをみると返品調整引当金繰入を求めたあとに、売上総利益が算出されるため、返品調整引当金を求める際に売上総利益を利用できません。どのように返品調整引当金を求めるのでしょうか。

Q3.売上割戻引当金:313=売掛金期末残高:31,300×0.01
この313はP/L上のどこに影響を及ぼしますか。

質問を3つもあげてしまってすみません。
どなたか、どうぞよろしくお願いします。
【問題】

      期首試算表
--------------------------------------
繰越商品 3,050  |買掛金    30,000
売掛金 40,000  |返品調整引当金 800
          |売上割戻引当金 400


(資料2)
(1)当期総仕入高(掛け)36,000円
(2)仕入戻し高 1,400円
(3)仕入割戻高200円
(4)当期総売上高(掛け)45,000円
(5)売上戻り高(当期販売分)2,600円
(6)売上戻り高(前期販売分)1,000円
(7)売上割戻高(当期販売分)1,400円
(8) 売上割戻高(前期販売分)300円
(9)買掛金の現金支払高 34,000円
(10)買掛金の割引高 1,000円
(11)売掛金の現金回収高 49,300円
(12)売掛金の割引高 400円
(注)(6)の前期販売分の売上戻りにより返品された商品の評価額は700円であり、貯蔵品として処理する。
(資料3)決算整理事項
(1)期末商品棚卸高 5,650円
(2)返品調整引当金は、差額補充法により、売掛金の期末残高に当期の返品率(総売上高に対する売上戻り高3,600円の割合)を掛け、さらに当期の売上総利益率(売上割戻控除前の売上高に対する売上総利益の比率)を掛けて計算する。
(3)売り上げ割戻引当金は、差額補充法により、売掛金の期末残高に当期の売上割戻率1%を掛けて計算する。

【解答】        損益計算書
I 売上高                (     )
II 売上原価
 1.期首商品棚卸高 (     )
2.当期商品仕入高 (     )
    合計    (     )
 3.期末商品棚卸高 (     )     (     )
 修正前売上総利益            (     )
 返品調整引当金繰入           (     )
売上総利益                (     )
  ・
  ・
IV 営業外収益
 仕入割引                (     )
V 営業外費用
 売上割引                (     )

A 回答 (1件)

結構手ごわい問題をやってらっしゃいますね。

どんな問題でも基本は仕訳です。仕訳ができているかで、自分の理解度も分かるはずです。

(1) 仕入     36,000   /   買掛金   36,000
(2) 買掛金     1,400   /   仕入     1,400
(3) 買掛金      200   /   仕入      200
(4) 売掛金    45,000   /   売上    45,000
(5) 売上      2,600   /   売掛金    2,600
(6) 貯蔵品      700   /   売掛金    1,000
   返品調整引当金  300
(7) 売上      1,400   /   売掛金    1,400
(8) 売上割戻引当金  300   /   売掛金     300
(9) 買掛金    34,000   /   現金    34,000
(10) 買掛金     1,000   /   仕入割引   1,000
(11) 現金     49,300   /   売掛金   49,300
(12) 売上割引     400   /   売掛金     400

決算整理(引当金は後で検討します)
(1) 仕入      3,050   /   繰越商品   3,050
   繰越商品    5,650   /   仕入     5,650

まず、ここまで、計算してみると分かる通り、売上は41,000、売上原価は31,800、
売掛金は30,000、買掛金は29,400。売掛金の金額を1,300間違えたのは、前期販売分の
戻りと割戻分でしょうか?summerwellさんはこの部分どのような仕訳をしましたか?
「損益勘定項目の金額は翌会計期間に引き継がないため・・・」とご存じなら残高勘定
項目は翌期に引き継がれることをご存じなはずです。前期販売分の調整は売上に影響なく
ても売掛金には影響あるはずです。

次に、問題の引当金です。順番に見ていきましょう。

返品調整引当金:必要な数字は、売掛金期末残高・当期返品率・当期の売上総利益率(
売上割戻控除前の売上高と売上総利益)ですね。
売掛金期末残高はすでに見てきたように30,000です。当期返品率は3,600/45,000=8%。
売上割戻控除前の売上高は41,000+1,400=42,400です(前期分の割戻は売上に影響を与え
ませんので考慮しません)。売上原価が前述のとおり31,800ですから、売上総利益は
42,400-31,800=10,600。したがって売上総利益率は10,600/42,400=25%。
これらより次期返品調整引当金額は、30,000x8%x25%=600と分かります。一方、当期末の
返品調整引当金残高は800(期首残高)-300(6で使用)=500ですから繰入額は100と分かります。

ご質問の(2)についてですが、実際のP/Lとは別に返品調整引当金計算用のP/Lを作って
考えましょう。ここで用いる売上総利益率は純粋に売上(ただし返品調整引当金計算用
に調整)と売上原価で計算します。

売上割戻引当金:これは問題文通り30,000x1%=300と出すだけです。期末残が、
400(期首残高)-300(8で使用)=100ですから、繰入額は200と分かります。

さて、ご質問(3)ですが、売上割戻引当金ではなく、繰入額がP/Lに影響を及ぼします。
どこにか?、ズバリ売上高そのものにです。繰入額を直接売上高から減額するのです。
したがってこの問題のP/L表示上の売上高は41,000ではなく、40,800(41,000-200)なのです。

以上より解答はこうなります。

【解答】        損益計算書
I 売上高                 (40,800)
II 売上原価
 1.期首商品棚卸高 ( 3,050)
 2.当期商品仕入高 (34,400)
    合計    (37,450)
 3.期末商品棚卸高 ( 5,650)      (31,800)
 修正前売上総利益            ( 9,000)
 返品調整引当金繰入           (  100)
売上総利益                ( 8,900)
  ・
  ・
IV 営業外収益
 仕入割引                ( 1,000)
V 営業外費用
 売上割引                (  400)
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。
こんなに丁寧に教えてくださり本当に感動しました。
助かりました。
ありがとうございます!!
Major123様の仰るとおり、1,300の違いは前期販売分の戻りと割戻分です。

<前期販売分の調整は売上に影響なくても売掛金には影響あるはずです。
なるほど。。説明してくださったので売掛金が資産勘定項目ということがここで関わってくることを認識できました!

Major123様が教えてくださったことをきちんと復習し、もう一度自力で完璧に解けるようにしてみます。
本当にありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2010/12/06 16:40

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