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「繰延内部利益控除」勘定は必要ですか?
簿記2級を独学で勉強しています。
内部利益の控除をする際の仕訳ですが、
テキストによると
(繰延内部利益控除)***(繰延内部利益)***
(総合損益)    ***(繰延内部利益控除)***
とあります。
(総合損益)***(繰延内部利益)***
ではダメなのでしょうか?
「繰延内部利益控除」という勘定項目に何の意味があるのでしょうか?

同様に戻しいれる際の
「繰延内部利益戻入」の勘定項目も、なぜわざわざ使うのか分かりません。
(繰延内部利益)***(総合損益)***
という仕訳で十分な気がするのですが。。。

どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

「繰延内部利益控除」は費用勘定ではありません。

利益をマイナスする点で費用と性質が似ているため、費用的性質を持つと言ったのですが良くなかったですね。

「繰延内部利益」勘定は本支店貸借対照表において、商品に含まれる内部利益を表すために用いられるものです。また本支店貸借対照表に計上される点から考えても利益の算定に直接用いることはできないと推測されます。よって純利益算定の役目を持つ総合損益に直接振り替えることは出来ず、費用的性質をもつ繰延内部利益控除を用いて総合損益から内部利益を控除することになるのだと思います。

また不明な点があれば、遠慮なく言って下さい。
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この回答へのお礼

『総合損益』と『繰延内部利益』は直接やり取りできないということですね?
正直まだよく分かりませんが、とりあえずもう少しこの考えで勉強続けてみます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/27 14:06

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、教科書に書いてある内容を私なりに説明します。


繰延内部利益控除は分かりやすく言うと、費用的性質を持つ勘定です。決算整理後、売上などの収益及び仕入(決算整理後なので売上原価)などの費用は損益振り替えされますよね?でもその際、損益勘定において差額で算定される利益には内部利益が含まれています。その内部利益を控除するために用いられるのが「繰延内部利益控除」です。

総合損益*** 繰延内部利益控除*** という風に仕訳をきるのは損益勘定が損益をとりまとめる勘定だからです。繰延内部利益は損益勘定ではないため、総合損益に振り替える際の仕訳には用いることはできません。また仕訳には一つ一つ意味がある場合もあり、この場合、一つ一つが重要な意味をなしているため、省略も出来ないのだと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
しかし、まだ理解がいまひとつなので、お尋ねいたします。
「繰延内部利益控除」は、貸倒引当金繰入のような費用勘定ということですか?

総合損益*** 繰延内部利益控除*** という風に仕訳をきるのは『総合損益』勘定が損益をとりまとめる勘定だからです。
ということですよね?
これは理解できるのですが、
『繰延内部利益は損益勘定ではないため、総合損益に振り替える際の仕訳には用いることはできません。』
の部分がいまひとつよく分かりません。

もしまだ解説可能でしたら、よろしくお願いいたします。

補足日時:2010/06/25 19:52
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