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プロ野球選手の契約更改時に時折目にする「減額制限」
という言葉、文字通り年俸の減額幅に制限を設ける
ものだと思いますが、実際には制限幅よりも減額されている
選手がいますよね?

どういう事なんでしょうか?
あくまで指標で球団に義務はないということでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

選手が制限を超える減額に同意をしたからです。



質問者さんの仰るように制限を超える減額をしてはならないと定められていますが、
但し書きとして選手が同意をした場合は制限を超えた減額が可能となっています。

制限を超える減額に同意されない場合は球団は制限内の減額で譲歩するか
その選手を自由契約にする必要があります。

その一方で制限内の減額であるにもかかわらず選手がこれに同意せず
最終的に話がまとまらなかった場合は
球団はその選手の保有権を放棄(つまりは自由契約)する必要がなく
選手のほうは資格停止選手となりプロ野球選手としての活動ができなくなります。
(現在の取り決めではメジャーリーグなどへの移籍もできなくなります)


つまり、減額制限とは
球団が選手の保留権を有することで選手が他球団と交渉する権利を剥奪している状況、
言い方を変えれば球団がその選手との独占交渉権を有している状況下にあって、
選手は球団側の言値に従うより他に選択肢がないという状況を解消するための取り決めなんです。
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この回答へのお礼

とても良く分かりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/17 21:59

減俸制限は、『選手の同意無しには』という条件があります。



野球協約第92条(参稼報酬の減額制限)
次年度選手契約が締結される場合、選手のその年度の参稼報酬の金額から左記のパーセンテージを超えて減額されることはない。ただし、選手の同意があればこの限りではない。
その年度の参稼報酬の金額とは統一契約書に明記された金額であって、出場選手追加参稼報酬または試合分配金を含まない。
(1)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円を超えている場合、40パーセントまでとする。
(2)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円以下の場合、25パーセントまでとする。
[2005.12.1改正]

よって、選手が同意すれば25%や40%を超える減俸も可能です。
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この回答へのお礼

お陰様で謎が解けました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/17 21:54

契約交渉で提示することは禁じられていませんので


選手の同意があれば減額されます。


プロ野球統一契約書
第92条 (参稼報酬の減額制限)
次年度選手契約が締結される場合、選手のその年度の参稼報酬の金額から以下のパーセンテ
ージを超えて減額されることはない。ただし、選手の同意があればこの限りではない。

(中略)

(1)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円を超えている場合、40パーセントまでとす
る。
(2)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円以下の場合、25パーセントまでとする。
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この回答へのお礼

なるほど、良く分かりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/17 21:54

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